300株以上保有する株主に対して、オリジナルQUOカード500円相当分が贈られます。
| 保有株式数 | 優待内容 |
| 300株以上 | クオカード500円相当 |
◆贈呈時期
株主優待の発送は2月を予定しております。
2025年9月18日
各 位
会社名 株式会社ボルテージ
代表者名 代表取締役社長 津谷 祐司
(コード番号:3639 東証スタンダード)
問合せ先 広報IR室 桑本 忠憲
TEL:03-5475-8141
URL:https://www.voltage.co.jp/ir/
資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応について
当社は本日開催の取締役会において、資本コスト・収益力・市場評価の現状を分析し、改善
に向けた目標と取組方針を決議いたしましたので、以下の通り株主・投資家の皆さまにお知ら
せいたします。
1.成長戦略の前提と資本コストの位置づけ
当社は現在、「アプリ中心の事業」から「電子コミック・コンシューマーゲームを加えた三
本柱」への事業ポートフォリオ転換を進めております。今後は、大型商品の開発・販促やM&A
を定常的に行うことを想定しており、その際には融資の他、市場からの資金調達が必要となり
ます。
市場から資金を調達する以上、投資家が期待する資本コスト(7〜8%を想定)を踏まえ、持
続的にリターンを確保できる体制づくりが不可欠です。現状のROIC・ROEは十分ではありま
せんが、資本コストを強く意識し、今後予定される大型投資に向けて、企業体制を整え、株主
価値の向上に努めてまいります。
2.目標、及び改善に向けた方針
当面、まずはROIC・ROE5%、PBR1倍以上の達成を目指しつつ、中長期的にはさらなる資
本効率の向上を視野に入れます。
改善に向けた方針としましては、最優先課題である新事業ポートフォリオの推進による業績回
復への取り組みを主軸といたします。
3.現状評価・分析
(2025 年6月末の財務数値を基準に算出 )
(注)1.ROICは、((税引後営業利益)÷(自己資本+有利子負債))により算出
(注)2.株価は2024年8月末、2025年8月末を基準に算出
営業利益が黒字化したことで、ROEに加えROICもプラスに転じましたが、まだ低い水準に留
まっております。PBRについても、2025年8月末時点で0.88倍と一年前より改善が見られるも
のの、1.0倍未満であり、投資者から十分な評価を得られていない状況です。
依然として収益性不足が市場評価の制約要因であると認識しています。
4.改善に向けた具体的な取組みと進捗
(1)成長戦略
・成長戦略の実行
ファンダム戦略:アプリ事業におけるファンダム充実、アプリ進化、採算性の向上
ヒットIP戦略 :新分野(電子コミック・コンシューマ)の拡大と強力IPの創出
*IP=Intellectual Property(知的財産)。当社オリジナルのタイトル1つ1つを指す。
【進捗】
ファンダム戦略:アプリ事業における採算性向上により、2025年6月期は黒字転換を
達成しました。今後しばらくは、黒字基調の維持より売上拡大を優先しつつ、新分野
への投資、アプリの再成長を図ってまいります。
ヒットIP戦略:新事業ポートフォリオへの移行の一環として、特にコンシューマ分野
でのヒットIP創出が進展し、2025年6月期の売上比率は10.2%に達し、前期比1.3ポ
イント上昇しました。新分野が着実に成長ドライバーへと育ちつつあります。
(2)財務戦略
・適正な自己資本を維持しつつ資本効率を向上
・低収益性事業の見直しや縮減による、投資サイクルの改善
・役員報酬における業績連動報酬、株式報酬の採用による経営幹部の株価への意識向上
【進捗】
自己資本率は78.3%と前期より1.8ポイント上昇し、適正な水準を維持しています。
投資サイクルの観点から、投下資本を適切に管理し、収益性の高いプロジェクトへ集中
投資することで資本効率の向上に努めております。
2025年1月には取締役・執行役員を対象に第11回ストックオプションを発行しました。
指標 2025年6月期 2024年6月期
ROIC
(投下資本利益率)
0.44% -2.9%
ROE
(自己資本利益率)
0.61% 0.24%
PBR
(株価純資産倍率)
0.88倍 0.72倍
(3)人的資本への投資
・各種インセンティブ、研修の充実、資格取得の支援
・リスキリングによる新たな知識スキルの獲得と成長分野への人材活用
【進捗】
新分野(電子コミック・コンシューマ)への人的リソースの再配分を加速させ、リスキ
リングを推進しております。
(4)株主還元の推進
・配当による積極的な株主への利益還元
・魅力的な株主優待制度の継続
【進捗】
配当性向20%以上を目標に掲げていますが、当期純利益が僅少であるため今期は無配と
いたしましたが、業績回復とともに安定配当を再開できるよう努めてまいります。
株主優待につきましては、ユーザー株主にも喜んでいただけるよう新コンテンツのデザ
インを用いた金券による還元を実施しております。
(5)IR、PR活動の強化
・決算説明会の継続実施
・決算説明資料やIRサイトでの情報更新
・個人投資家への積極的な情報開示と対話促進
・IRお問い合わせ窓口の設置
・投資家の利便性を高めたIRサイトの継続的な見直し
・ESG、サステナビリティに関する取り組みの積極開示
【進捗】
決算説明会の実施及び質疑応答を含めた情報を迅速に開示することに努めております。
昨年の当社25周年活動におきましては、個人投資家に当社の理念をお伝えできる機会と
とらえ、これを意識した特設ホームページを期間限定で開設いたしました。
当社はスタンダード市場に属する時価総額数十億円規模の中小型株であり、個人投資家
の比率が高いと想定されます。今後も、個人投資家の皆さまに成長を見据えた魅力的な
投資対象として認知・評価いただけるよう、PR活動を積極的に強化してまいります。
以 上
| 次権利日 | 優待利回り | 貸借区分 | 前日終値 |
| 12月26日 (56日) | 0.67% (GL18.3) | 貸借銘柄 | 264円 |
| 優待関係適時開示情報 |
| 資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応について(25/09/18) |
優待基礎データ
利回り
| 利回り区分 | 利回り(300株) |
|---|---|
| 配当利回り | 0% |
| 優待利回り | 0% |
| 総合利回り | 0% |
※優待利回りについて、比較のために公称価格に対して独自に係数をかけています。例えば、カタログギフトは0.6倍、食品は0.5倍、自社商品は0.4倍などとなっておりますので優待利回りについてはご参考までにご覧くださいませ
株数毎の必要金額
| 株数 | 概算必要金額 |
|---|---|
| 300株 | 約8万円 |
一般信用関係データ
クロスコスト計算
前回権利日の一般信用在庫(過去30日間)
カブドットコム証券における過去1週間の抽選倍率
| 日付 | 抽選対象在庫 | 申込株数 | 抽選倍率 |
|---|---|---|---|
| 過去2週間に抽選はありませんでした | |||
制度信用関係データ
理論逆日歩
直近の逆日歩履歴
| 日時 | 逆日歩 | 日数 | 貸株超過 | 規制 |
|---|---|---|---|---|
| 11月06日 | 0円 | -日 | - | 注意喚起 |
| 11月05日 | 0円 | -日 | - | 注意喚起 |
| 11月04日 | 0円 | -日 | - | 注意喚起 |
| 10月31日 | 0円 | -日 | - | 注意喚起 |
| 10月30日 | 0円 | -日 | - | 注意喚起 |
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