1年以上継続保有する100株以上保有の株主に対して、株主様ご優待カタログギフト(3,000円相当)が贈られます。
保有株式数 | 保有1年以上 |
100株以上 | 優待カタログギフト3,000円相当 |
◆贈呈時期
WEB カタログへアクセスするIDとパスワードを 11月末頃に郵送
◆継続保有の条件
同一株主番号で、9月30日、3月31日現在の株主名簿に、連続して3回以上、100株以上の保有が記録
2024年4月25日
各 位
上場会社名 株式会社エクセディ
代 表 者 代表取締役社長 吉永 徹也
コード番号 7278 東証プライム市場
問合わせ先 代表取締役専務執行役員
管理本部長 豊 原 浩
TEL (072)822-1152
中長期戦略の策定に関するお知らせ
当社ではこの度、2030 年度を見据えた中長期戦略を策定致しましたので、添付資料の通り
お知らせいたします。
以上
32
2024年4月25日
エクセディの中⻑期戦略
1
株式会社エクセディ代表取締役社⻑吉永 徹也
32
2
まとめ
中⻑期的に目指す姿
2030年度に向けた、事業ポートフォリオの転換&稼ぐ力の改善
「稼ぐ力」の強化による企業理念の実現&企業価値の向上
変革/REVOLUTION2026
事業戦略︓痛みを伴う構造改革の実施&現行ビジネスの収益力
の向上&新事業の創出・育成
財務戦略︓積極的な成⻑投資&株主還元(120円以上/年)
ESG戦略︓外部評価機関からの高評価の維持
IR方針︓専任部署の新設&投資家との対話強化&開示の充実
32
3
1.エクセディのめざす姿 「喜びの創造」2.変革/REVOLUTION20263.現行ビジネス&新事業に係る事業戦略4.財務戦略&ESG戦略及び投資家との対話強化
32
4
1. エクセディのめざす姿 「喜びの創造」
(企業理念&⻑期ビジョン)
企業理念
喜びの創造
お客様、社会、私たち
事業環境認識
⻑期ビジョン
※
脱炭素社会づくりに貢献(社会の喜び)
新たな価値を創造・提供(お客様の喜び)
ときめきと情熱を感じられる魅力的な会社(私たちの喜び)
強固なガバナンスを基盤として安定した経営体制の維持
エクセディの企業理念は、お客様、社会、私たちの「喜びの創造」
⻑期ビジョンは企業理念&企業環境認識を踏まえ、めざしている姿
カーボン
ニュートラル
電動車シフト
不正事案
・自動車業界を取り巻く環境は激変
※⻑期ビジョンは2050年迄に実現をめざす姿
32
5
1. エクセディのめざす姿 「喜びの創造」
(「稼ぐ力」の強化による企業理念の実現)
「稼ぐ力※」を高め、稼いだ資金を成⻑投資や人的資本に投下し、事業拡大・新事業創出に繋げていく事業サイクルを強化
※ROICで収益性を評価・管理
この事業サイクルを通じて、企業理念&企業価値向上を実現
ROIC経営
収益力向上
投資
(人財&設備)
事業拡大/
新事業創出
お客様の喜び
最高品質な製品の提供︓動力伝達製品、環境対応製品
新たな価値の創造・提供
ESG取組み
コンプライアンス
私たちの喜び
雇用(収入&生活の向上)
挑戦&成⻑の機会(人財育成)
多様な従業員が働きやすい職場
ESG取組み
コンプライアンス
企業理念
企業理念
社会の喜び
環境対応︓脱炭素社会、環境負荷の最小化
納税
ESG取組み
コンプライアンス
企業理念
株主の喜び
企業価値の向上︓高ROE、高成⻑
株主還元
ESG取組み
コンプライアンス
32
【PBR・ROE・株主資本コストの関係】
PBR
=ROE×
PER
=ROE×
株主資本コスト
- 利益成⻑率
1
6
1. エクセディのめざす姿 「喜びの創造」
(企業価値の向上に向けた取組み)
企業価値向上
ROE改善
事業戦略
(15-25ページ)
財務戦略
(27-28ページ)
株主資本コスト
低減
ESG戦略
(29-30ページ)
IR方針
(31ページ)
企業価値(≒PBR)向上にはROE&PERの改善が必要。株主資本コストの低減により、PERの引上げを狙う
資本コストや株価を意識し、今般策定した3戦略(事業・財務・ESG)&IR方針の遂行により、企業価値の向上に努めていく
32
7
1. エクセディのめざす姿 「喜びの創造」
(2030年度に向けた事業戦略①)
※MT︓手動変速装置関連事業、AT︓自動変速装置関連事業、TS︓産業機械用駆動装置事業
事業戦略のKPI(2030年度目標)
2030年度に向けた事業戦略については、
事業ポートフォリオの転換&目標値の設定を決意
売上高
3,300
億円
営業利益
300
億円
<営業利益率 9%>
ROE
8
%
新製品売上高比率
30
%
現行ビジネスにおける稼ぐ力を改善し、新事業創出に人財&資金を集中投入
事業ポートフォリオの転換
MT※ ︓新興国の補修部品市場の開拓、
製品ラインの拡充等による収益性の
更なる向上
AT&TS※︓生産体制の最適化を含めた
効率経営の追求
2輪 ︓インドをはじめ、新興国市場における
需要拡大を取り込む
現行ビジネスの収益力の確保&向上
協業等により不足資源を外部から獲得し電動化戦略を加速
プロジェクトへの経営資源の優先投入、早期実現
さらなる新事業の創出
新事業の創出・育成
32
0
1,0002,0003,0004,000
2022
2023
2024
2025
2026
2027
2028
2029
2030
AT
MT
その他
新事業
88
(154)
160
300
(200)0200400
1. エクセディのめざす姿 「喜びの創造」
(2030年度に向けた事業戦略②)
8
ICE(内燃機関)減少によりAT事業の縮小は不可避だが、2030年度に向けて事業ポートフォリオを転換し、稼ぐ力を改善させていく
Road Map to FY2030
新事業
売上高3,083
売上高3,300
AT事業
MT事業
営業利益
(年度)
売上高(億円)
営業利益(億円)
32
9
1.エクセディのめざす姿 「喜びの創造」2.変革/REVOLUTION20263.現行ビジネス&新事業に係る事業戦略4.財務戦略&ESG戦略及び投資家との対話強化
32
10
2. 変革/REVOLUTION2026
(2030年度を見据えた新中期経営計画)
スローガン
今般、2030年度を見据え、2026年度までの新中期経営計画を策定
新中期経営計画のスローガンは「変革/REVOLUTION 2026」
内外環境の急変を踏まえ、時間軸・取組み方法・ビジネスモデル等を迅速かつ根本的に“変革”するとの覚悟の表明
「変革/REVOLUTION 2026」
根本から
変えて新しくすること
32
2. 変革/REVOLUTION2026
(新中期経営計画の位置付け)
183
88
-154
190
300
5.9%
2.1%
-4.5%
6.0%
8.0%
-10%-5%0%5%10%15%20%25%30%
-500
0
500
1,0001,5002,0002,5003,0003,5004,000
新事業製品売上高
既存製品売上高
営業利益
ROE
11
2024-2026年度は急激な環境変化に対応する「変革期」
変革に向けた構造改革の一環としてAT事業の減損(322億円)を実施し、適切なリソース配分により収益体質の変革を図る
痛みを伴う構造改革、減価償却負担の軽減により収益性は改善
(億円)
2021
2022
2023
2026
2030
変革
①痛みを伴う構造改革②生産体制最適化③新事業創出
2,611
2,856
3,083
2,900
3,300
(年度)
売上高
32
12
2. 変革/REVOLUTION2026
(AT事業の減損に係る補足説明)
183
88
165
116
138
150
183
88
(154)
160
180
190
-200-100
0
100200
2021
2022
2023
2024
2025
2026
営業利益(減損考慮前)
営業利益(減損考慮後)
本減損により、2024-2026年度における
減価償却費の削減効果は約43億円/年
減損の兆候判定(2期連続赤字)では兆候ありとはならなかったが、BEV化が進む中、日本&中国のトルクコンバータ事業が急激に縮小す
る
ことが明らかな為、減損テストに基づきAT事業のトルクコンバータ用の事業用資産に係る減損損失319億円を計上
本減損は痛みを伴う構造改革の一環
本件により、AT事業の減価償却負担を軽減し、収益力を「変革」
主な減損内容減損の財務的影響
対象企業
地域
金額
対象事業
エクセディ
日本
177億円
AT
(トルクコンバータ)
エクセディ
ダイナックス上海
中国
142億円
同上
AT車向けトルクコンバータ生産拠点(
下線︓減損拠点)
(億円)
(年度)
32
12.1%
12.0%
13.2%
12.8%
13.1%
13.3%
5.0%
-0.6%
3.7%
4.2%
4.1%
5.9%
6.2%
7.1%
4.4%
6.1%
6.3%
-5.0%0.0%5.0%10.0%15.0%
(50)
0
50
100150
2021
2022
2023
2024
2025
2026
MT
AT
その他
MT
AT
その他
0
500
1,0001,5002,0002,5003,0003,500
2021
2022
2023
2024
2025
2026
13
2. 変革/REVOLUTION2026
(新中期経営計画における業績目標)
事業セグメント別 売上高・営業利益(減損考慮後)
AT事業については売上減少するものの、収益性は改善
MT事業については売上増加と共に収益性の向上を図る
売上高
営業利益&営業利益率
(億円)
(億円)
2,611
2,856
3,083
3,000
3,000
2,900
(年度)
(年度)
-350
32
14
1.エクセディのめざす姿 「喜びの創造」2.変革/REVOLUTION20263.現行ビジネス&新事業に係る事業戦略4.財務戦略&ESG戦略及び投資家との対話強化
32
3. 現行ビジネス&新事業に係る事業戦略
(事業内容&主要製品)
25%
63%
5%
5%
2%
MT
AT
TS
2輪
その他
セグメント別
売上高構成比
(2024年度計画)
15
事業内容
自動車用部品(MT&AT)が売上高の約9割
脱炭素社会づくりに貢献すべく、電動化製品の開発にも注力
自動車用
部品
BEV用ワイドレンジ
ドライブシステム
ドローン推進システム
2輪/3輪BEV用
駆動ユニット
電動アシストパレットトラック
スマートロボット
次世代製品・
電動化対応製品
湿式多板クラッチ 湿式遠心クラッチ
2輪
TS
パワーシフトトランスミッション
AT
MT
クラッチカバー
クラッチディスク
トルクコンバータ
32
95
52%
69
38%
19
10%
MT
AT
その他
740
25%
1,887
63%
373
12%
16
3. 現行ビジネス&新事業に係る事業戦略
(MT事業︓事業内容)
※OEM:委託者のブランドで製品を生産すること、Original Equipment Manufacturingの略語
主要製品とクラッチの役割
売上高・営業利益構成比(億円)
クラッチの世界トップメーカーとして、⻑年培ってきた品質&技術力に強み
2022年度︓OEM向け4.2百万台(世界シェア21.9%
※
)
※当社調査
世界25ヶ国に生産&販売拠点を保有、多様な顧客ニーズに迅速に対応
OEM/顧客は59社(日系19社&非日系40社)
アフター/顧客は5,500社
•
クラッチは、エンジンとトランスミッション(
変速機)の間にある「動力伝達装置」
•
確実な動力の遮断︓変速の際、エンジン動力を確実に遮断
•
スムーズな結合︓ 円滑な変速で運転を快適化
•
防音、防振︓ エンジン音・振動を吸収、運転を快適化
•
駆動系のヒューズ︓ 異常な動力から車輌を保護
売上高構成比
営業利益構成比
※2024年度
計画
全社費用
-23
32
トラックやバス等の商用車、趣味性の強いスポーツタイプ乗用車はクラッチを搭載•
自動ギアチェンジ用部品が付いているAT車と比較して、構造がシンプルなMT車は安価
•
トラックは林道等の未舗装路を走ることが多く、「未舗装路×斜面」ではエンジン性能を最大限に引き出せるMT車固有の効率的な動力伝達機能が有効
17
3. 現行ビジネス&新事業に係る事業戦略
(MT事業︓クラッチ搭載車の特徴)
クラッチ搭載の主な車種
MT車は定期的なメンテナンスが容易であること、安価であること、動力伝達が効率的であることから、商用車(トラック・バス)を中心に根強い需要
32
32%
34%
14%
16%
0%
20%40%60%80%
100%
2023
2030
インド
インド
中国
中国⻄欧北米
⻄欧北米
ICE
0
1,0002,0003,0004,000
EV
87%
11%
0
2,0004,0006,000
出所)S&Pグローバル,2023
MT
18
3. 現行ビジネス&新事業に係る事業戦略
(MT事業︓市場環境
中大型車両は駆動性能やインフラ整備等からEV化に時間を要し、今後もMT需要が見込める見通し
6t以下車両もインド等の新興国ではMT需要が残る予測
出所)S&Pグローバル,2023
(年)
(年)
(年)
中大型車両/動力別生産台数(世界︓千台)&地域別比率6t以下車両生産台数(インド︓千台)
EV
AT
CVT
Hybrid
※ICE︓内燃機関車、EV︓電気自動車、CVT︓無段変速機、Hybrid︓2つ以上の動力源(内燃機関&電動機)を持つ自動車出所︓S&Pグローバル,2023
32
会社名
所在国 売上高
1 エクセディグローバルパーツ 米国
73
2 エクセディシンガポール シンガポール 673エクセディオーストラリア
豪州
55
4 エクセディラテンアメリカ
パナマ
45
5 エクセディクラッチヨーロッパ 英国
42
6エクセディミドルイースト
UAE
39
7 エクセディ広州
中国
15
①商用車において補修部品の定期交換需要有り
日本では、小型・中型商用車は3〜5年※、大型商用車は5-8年※で交換※ 但し、発進・停止が多い路線バス・近距離輸送の配送トラックでは1〜2年で
交換、⻑距離輸送トラックでは10年・100万キロ走行も無交換の場合もあり
②当社はOEMシェアが高い為、交換時における指名率も高い③顧客の即納ニーズが強い
当社は受発注システム(EXEDY Express Delivery)の構築により、即納に対応できる為、代理店が余分な在庫を持つ必要がなく、競合先との差別化と顧客の囲い込みに繋がっている
19
3. 現行ビジネス&新事業に係る事業戦略
(MT事業︓市場環境<アフター>)
※AMT︓自動化マニュアルトランスミッション、FCEV︓燃料電池自動車出所︓S&Pグローバル,2023
アフター市場はEVシフト後も車両保有台数に比例した補修部品需要有り
当社はグローバル販売網&即納体制で顧客ニーズに対応中
2023年度売上高上位7販社(億円)アフターの特性
6t超車両保有台数(世界︓百万台)
ICE (MT,AMT)
EV
(年)
30405060708090
ICE (MT,AMT)
EV
FCEV
当社/海外ネットワーク
■世界11ヶ国・14社の販社が200ヶ国弱をカバー
32
20
3. 現行ビジネス&新事業に係る事業戦略
(MT事業︓アフター市場における協業)
MT(OEM)
国内のアフター有力ブランドに当社グループが持つ広範な販路を提供
製品ラインナップを拡充し、Win-Winの関係を目指す
非機能部品や汎用品(クーラント等)を拡充し、顧客の利便性を向上
有力アフターブランドとの協業
エクセディ
グループ
・クラッチでの絶大な信頼・グローバルで強力な販路
国内有力ブランド
(サスペンション、駆動系など)
・クラッチ以外の品揃え
・Made in Japanの品質
32
95
52%
69
38%
19
10%
MT
AT
その他
740
25%
1,887
63%
373
12%
21
3. 現行ビジネス&新事業に係る事業戦略
(AT事業︓事業内容)
トルクコンバータの世界トップメーカーとして、培ってきた品質&技術力に強み
2022年度︓OEM向け8.2百万台(世界シェア24.9%
※当社調査
)
ICE減少に伴い、生産数量が減少していく為、お客様と協議の上、グローバルベースで生産能力を再編予定(日本&中国中心に減損322億円を実施済)
<役割>
エンジンとトランスミッションの間にあり、オイルの流れを利用して前者の
動力を後者に伝達する装置
<エクセディの強み>
流体に係る解析技術&制御技術に強みを持ち、製造&販売拠点をグローバル展開していることから、国内の全自動車メーカー、海外の
主要な自動車メーカーが当社製品を採用
トルクコンバータ
主要製品とトルクコンバータの役割
売上高・営業利益構成比(億円)
※2024年度
計画
売上高構成比
営業利益構成比
全社費用
-23
32
22
3. 現行ビジネス&新事業に係る事業戦略
(AT事業︓HEV需要の取り込み)
日本・中国をはじめ、世界各国のHEV需要に対応すべく、HEVダンパーを拡販中
主要製品とHEV用ダンパーの役割
HEV需要の増加に向けた取組み
<役割>
エンジンとトランスミッションの間にあり、エンジンの回転変動を減衰し、エンジントルクを伝達する装置。低剛性ダンパー採用によりエンジンの回転変動を高効率に減衰させることで、騒音&振動を抑制
<エクセディの強み>
摩擦&振動に係る解析技術や設計技術に強みを持っており、多種多様なHEV用ダンパーニーズ(要求仕様)の知見あり。
MT生産ラインをベースにHEV生産に対応できる為、世界各国の
HEV需要への対応も可能
HEV用ダンパー
1
足元、欧州市場中心にBEVシフトが軟化、HEV需要が増加傾向HEV市場の拡大
2
2023年6月、HEV用ダンパーの生産ラインを本社工場に新設増産体制の構築
3
本製品受注は2022年度の413千台から2026年度には1,320千台まで伸びる見込み受注見通し
32
23
3. 現行ビジネス&新事業に係る事業戦略
(新事業︓強み×外部知見の活用)
現行ビジネスで培った「エクセディの強み」、及び「外部知見」の活用により、新事業の創出・育成を加速
エクセディの強み
※ 「自動車事故は人命に直結する為、不良品は絶対に許されない」、それが車載品質
最高品質な
ものづくり
車載品質
※
× 大量生産の同時実現
技術開発力
コア技術
摩擦振動流体
基盤技術
材料技術解析技術信頼性/評価技術
顧客
ネットワーク
OEM(自動車等)︓59社アフター︓5,500社
現行ビジネス
新事業
製品名
提供価値
応用技術
クラッチ
回転動力の断接
摩擦エネルギーを適切に伝達し、摩擦時の熱損失や損傷を軽減
摩擦特性の制御技術や材料技術等
ダンパー
回転変動の抑制
回転変動時に発生する振動や騒音を減衰
捩り特性の設計技術、解析技術等
トルクコンバータ
トルクの増幅 トルクを円滑かつ効率的に増幅
流体解析技術や流体挙動の制御技術
製品名
外部知見
提供価値/応用技術
2輪/3輪BEV用駆動ユニット
STARYA社保有のモータ技術
回転動力の断接&トルクの増幅
走破性&乗り心地の充足、小型&軽量な低コスト製品の実現
ドローン用推力システム
Baibars社保有のドローン関連技術
流体に係る設計・評価技術&品質保証体系
絶対に事故を起こさない車載品質製品の提供
BEV用ワイドレンジドライブシステム
-
トルクの増幅
モータサイズ不変で大型電動車の発進時の駆動性能&車速を改善
32
2030年度 2040年度 2050年度
全研究開発費における新製品開発の研究開発費比率
2019年度:
29%
70% 80% 90%
新製品の売上高比率
2022年度:
0%
30% 86% 94%
新たな価値を創造し提供する(お客様の喜び)
人や物の移動を快適にする製品に加え、動力を効率的に伝達する新たな製品を創造する新事業領域に積極的に参入し他の追随を許さないオンリーワンを目指す
目標
考え方・進むべき道
連結
⻑期ビジョン
KPI
対象
基点
24
3. 現行ビジネス&新事業に係る事業戦略
(新事業︓開発中の製品群)
経営資源の優先配分&協業先の技術活用を通じ、電動化製品を開発中
当社の強み(最高品質なものづくり&顧客ネットワーク)の活用により、
グローバルに展開・拡販していく
⻑期ビジョン&KPI開発中の電動化製品
32
インド政府目標
(2030年度)
80
%
実績
(2022年度)
4.6
%
(73万台)
0
100200300400
2021
2022
2023
2024
2025
2026
2027
2028
2029
2030
25
3. 現行ビジネス&新事業に係る事業戦略
(新事業︓2輪/3輪BEV用駆動ユニット)
0
100200300400
2021
2022
2023
2024
2025
2026
2027
2028
2029
2030
インド市場の規模&当社新製品
電動化が進むインド市場において、当社の優位性(変速付きユニット)が発揮できる高出力モデルを狙う(まずは3輪から市場参入)
2輪車EV
3輪車高出力モデル市場規模
2輪車高出力モデル市場規模
2030年度
市場規模
146
万台
目標シェア
10
%
2030年度
市場規模
295
万台
目標シェア
10
%
価値の源泉
MT・ATのような変速ギアは無く、2つ一組のプーリー(滑車)と それを結ぶ金属製ベルトで変速を実施
Continuously
Variable
Transmission
(無段変速機)
CVT駆動ユニット利用により発進時の駆動トルクを改善
出所)JETRO, 2023
(年度)
出所)当社調査
(万台)
(年度)
出所)当社調査
CVTの内部
32
26
1.エクセディのめざす姿 「喜びの創造」2.変革/REVOLUTION20263.現行ビジネス&新事業に係る事業戦略4.財務戦略&ESG戦略及び投資家との対話強化
32
27
4. 財務戦略&ESG戦略及び投資家との対話強化
(財務戦略︓キャピタルアロケーション)
2024年度-2026年度のキャピタルアロケーション
今中計の自己資本(2,185億円、同比率68%)は現状水準を維持することとし、必要に応じて借入も使い、成⻑投資&株主還元を積極的に実行
格付A+(JCR)維持を図る
Cash Flow(3年間累計)
営業CF
750億円
IN
成⻑投資
300億円
更新投資
150億円
OUT
株主還元
300億円
成⻑投資① 戦略投資
新事業の創出に向けて戦略&機動的に資金投下(M&A等)
②R&D
新製品開発に人財&資金を集中投入<新製品割合>2026年度63%、2030年度70%
株主還元① 安定&継続的な株主配当
1株当たり配当金は年間120円以上
② 追加株主還元
企業価値&資本効率向上に向け、機動的な自己株式取得などを検討
32
2020年度
2021年度
2022年度
2023年度
2024年度
2025年度
2026年度
1株当たり
配当金
(配当性向)
自己
株式取得
28億円
(発行済対比2.7%)
---
経営環境の変化に対応し、機動的に実施
期末
中間
28
4. 財務戦略&ESG戦略及び投資家との対話強化
(財務戦略︓中期的な株主還元方針)
株主優待制度配当政策
「変革/REVOLUTION2026」の3年間は1株当たり配当金を年間120円以上とする計画
株主優待制度は継続
優待内容︓株主様ご優待Webカタログギフト(3,000円相当)対象株主︓1年以上継続して100株以上保有
変革/REVOLUTION 2026(3年間)
90円
(33.8%)
90円
(92.0%)
120円予定
中間︓30円期末︓30円
中間︓40円期末︓50円
年間120円
以上
年間120円
以上
年間120円
以上
中間︓45円期末︓45円
中間︓60円期末︓60円
60円
(57.0%)
32
0
50,000
100,000150,000200,000250,000
排出割合目標
削減実績
2030
2040
▲46%
(t-CO2)
2022年度実績
▲19.6%
(2019年度比)
カーボンニュートラル達成
2022
2050
▲67%
TCFDへの賛同表明
4. 財務戦略&ESG戦略及び投資家との対話強化
(ESG戦略︓環境&社会)
2050年度カーボンニュートラルへのロードマップ
環境領域ではカーボンニュートラル達成に向けた活動、社会領域では人的資本の強化&人権尊重の取組みに注力
人的資本の強化に係る取組み
人権尊重の取組み
1.人財育成
1) スタートアップ(協業先)への派遣による実践学習の開始2) 自律的なキャリア形成支援の継続
・上司向け「キャリア面談研修」、社内公募制度の拡充
3) 電動化対応研修、新規ビジネス創出研修、DX研修の継続
2.ダイバーシティ&インクルージョン推進(働きやすい職場づくり)
1) 従業員の待遇見直し
① 平均賃金の引上げ② 従業員持株会/奨励金率を30%に引上げ(経営参画意識の醸成)
2) 多様な従業員が安心して働ける制度の更なる拡充
3) 女性活躍推進
・女性従業員向け研修の継続、女性管理職候補者の外部採用
1.人権デュー・デリジェンス
外国人技能実習&移⺠労働を強制労働リスクを重点課題として特定し、実態調査&是正措置を実施
2.教育・定着活動
本社&国内外の関係会社38社を対象に、人権取組みに関する研修実施
(年度)
29
32
30
4. 財務戦略&ESG戦略及び投資家との対話強化
(ESG戦略︓ガバナンス)
KPI
目標
(FY2030)
実績
(FY2023)
前年度比
独立社外取締役
1/3以上
42%(5名)
+6Pt(+1名)
女性・外国人取締役
2名
2名
+1名
重大法令違反件数
0
0
±0
タウンホールMTG開催
52回/年
(2シリーズ)
52回/年
(2シリーズ)
±0
■
自動車業界における各種不正事案の発生を鑑み、2024年度において以下を実施予定
①コンプライアンス潜在リスクを洗い出す為のリスク評価、②各部署の業務内容に応じた研修メニューの拡充
コーポレートガバナンスの充実に係る進捗状況
ESG投資の代表的な株価指数に選定され、高い外部評価を獲得中
外部評価の向上活動を通じ、今後もESG戦略を展開予定
コンプライアンス体制の強化
•
⻑期ビジョンに「強固なガバナンスを基盤として安定した経営を維持する」を掲げ、取締役会の公正性&透明性の向上に取組み中
GPIFによるESG投資
CDP気候変動
FTSE Blossom Japan
Index
FTSE Blossom Japan
Sector Relative Index
S&P/JPX
カーボン・エフィシェント指数
採用
採用
採用
B
ESG外部評価
32
専任部署
の新設
経営陣の
関与の強化
対話の実施状況の開示
31
4. 財務戦略&ESG戦略及び投資家との対話強化
(IR方針)
•
株主・投資家との対話の強化&開示の充実を図るべく、2024年4月、ESG・IR推進部を新設
•
社⻑参加の決算説明会(対面)の再開
•
2023年度本決算説明時、財務担当役員&営業担当役員も参加し、中⻑期戦略について説明
•
株主・投資家意見の経営陣との共有、検討結果の開示
•
上記意見の社内フィードバックルールや検討結果の開示方法、事業戦略等の進捗状況の発信方法を検討
2024年4月、ESG・IR推進部を新設
IR方針の実践により、事業戦略・ESG戦略・財務戦略の進捗状況を発信
32
32
内容に関するお問い合わせ先
管理本部 ESG・IR推進部 072-822-1152
本資料に記載されている将来に関する記述は、作成時点において入手可能な情報に基づくものであり、今後の事業環境の変化により、実際の業績は異なる可能性があります。
次権利日 | 優待利回り | 貸借区分 | 前日終値 |
9月26日 (153日) | 0.61% (GL-0.1) | 貸借銘柄 | 3055円 |
優待関係適時開示情報 |
中長期戦略の策定に関するお知らせ(24/04/25) |
優待基礎データ
利回り
利回り区分 | 利回り(100株) |
---|---|
配当利回り | 0% |
優待利回り | 0.61% |
総合利回り | 0.61% |
※優待利回りについて、市場価格が不明なものは比較のために公称価格に対して独自に係数をかけています。例えば、カタログギフトは0.6倍、食品は0.5倍、自社商品は0.4倍などとなっておりますので優待利回りについてはご参考までにご覧くださいませ
株数毎の必要金額
株数 | 概算必要金額 |
---|---|
100株 | 約31万円 |
一般信用関係データ
クロスコスト計算
直近の一般信用在庫履歴(過去24時間)
前回権利日の一般信用在庫(過去30日間)
カブドットコム証券における過去1週間の抽選倍率
日付 | 抽選対象在庫 | 申込株数 | 抽選倍率 |
---|---|---|---|
24年4月25日 | 414300株 | 0株 | 0倍 |
24年4月24日 | 414300株 | 0株 | 0倍 |
24年4月23日 | 414300株 | 0株 | 0倍 |
24年4月22日 | 414300株 | 0株 | 0倍 |
カブドットコム証券における過去1週間のプレミアム料推移
制度信用関係データ
理論逆日歩
直近の逆日歩履歴
日時 | 逆日歩 | 日数 | 貸株超過 | 規制 |
---|---|---|---|---|
4月25日 | 0円 | -日 | - | |
4月24日 | 0円 | -日 | - | |
4月23日 | 0円 | -日 | - | |
4月22日 | 0円 | -日 | - | |
4月19日 | 0円 | -日 | - |
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