8860 フジ住宅

3月優待銘柄

保有株式数に応じて、「クオカード」もしくは「JCBギフトカード」が贈られます。

保有株式数優待内容
500株以上クオ・カード1,000円分
1,000株以上JCBギフトカード3,000円分
5,000株以上JCBギフトカード4,000円分
10,000株以上JCBギフトカード5,000円分

◆贈呈時期
定時株主総会終了後の6月下旬の発送となります。

フジ住宅株式会社
2024年3月期
通期 決算説明資料
2024年5月2日

FUJI CORPORATION LIMITED フジ住宅株式会社(証券コード:8860)
目次
1.2024年3月期 通期 決算概要
2.成長戦略と当社の強み
3.ESG・SDGsの取組み
4. 経営理念
5. トピックス
1
P.2
P. 2 2
P. 3 6
P. 4 8
P. 5 4

FUJI CORPORATION LIMITED フジ住宅株式会社(証券コード:8860)
1.2024年3月期 通期 決算概要
2

FUJI CORPORATION LIMITED フジ住宅株式会社(証券コード:8860)
2024年3月期 通期決算ハイライト(2023年4月~2024年3月)
3
➢当期は、売上高1,203億円(前期比5.0%増)、営業利益72億円(前期比15.6%増)となり、売上高及び各
段階利益ともに前期を上回り、各段階利益はいずれも過去最高益となりました。
➢通期業績予想に対しては、第4四半期に集中していた物件の引渡しが順調に進んだこと及び建築請負工事が
想定以上のペースで進捗したこと、また、原価や経費を保守的に見積もっていたこともあり、売上高及び各
段階利益ともに予想を上回りました。
➢売上高は、分譲住宅セグメント及び住宅流通セグメントにおいては、引渡し戸数が減少したことで減収とな
りましたが、土地有効活用セグメントにおいては、賃貸住宅等建築請負、サービス付き高齢者向け住宅の工
事進捗及び個人投資家向け一棟売賃貸アパートの引渡しが非常に好調であったことから、大幅な増収となり、
好調な土地有効活用セグメントにリンクする賃貸及び管理セグメントも予定通り増収となったことで全体で
は前期比5.0%増となりました。
➢各段階利益は、住宅流通セグメントにおいて売上総利益率の低下により減益となりましたが、分譲住宅セグ
メントでは引渡し戸数が減少したものの収益性の改善により増益となり、また、土地有効活用セグメント、
賃貸及び管理セグメントにおいては増収により増益となったことで全体では前期を上回りました。
➢受注契約残高は555億円を超え、こちらも期末の受注残高としては過去最高額となり、順調に積み上がりま
した。
➢2024年3月31日を基準日とする剰余金の配当について特別配当金として3円を増額し、期末配当金を16円
とすることを決議しました。これにより1株当たりの年間配当金が27円から30円となりました。
➢当期末の自己資本比率は30.3%、有利子負債の水準を示すネットD/Eレシオは1.41倍と前期末と概ね同水
準となり健全な財務体質を維持しております。

FUJI CORPORATION LIMITED フジ住宅株式会社(証券コード:8860)
実績対売上高比実績対売上高比実績対売上高比実績対売上高比実績対売上高比
対前年
増減率通期業績予想
売 上 高
110,605
100.0%
121,719
100.0%
118,892
100.0%
114,669
100.0%
120,388
100.0%+5.0%
120,000
100.3%
売上総利益
16,759
15.2%
16,031
13.2%
16,877
14.2%
17,146
15.0%
18,619
15.5%+8.6%
-
-
販売費及び一般管理費
11,595
10.5%
11,866
9.7%
10,813
9.1%
10,859
9.5%
11,354
9.4%+4.6%
-
-
営 業 利 益
5,163
4.7%
4,164
3.4%
6,064
5.1%
6,286
5.5%
7,264
6.0%+15.6%
6,400
113.5%
経 常 利 益
4,611
4.2%
3,558
2.9%
5,627
4.7%
5,744
5.0%
6,643
5.5%+15.7%
6,000
110.7%
当期純利益
3,088
2.8%
2,358
1.9%
3,869
3.3%
3,817
3.3%
4,559
3.8%+19.4%
4,000
114.0%
受注契約残高
51,707
-
54,898
-
51,508
-
53,777
-
55,557
-+3.3%
-
-
対通期業績
予想比
2023年3月期2022年3月期2021年3月期2020年3月期2024年3月期
➢当期を含む直近5期の業績と通期業績予想に対する結果は以下の通りです。
➢過年度との比較において、売上高は、過去最高であった2021年3月期に次ぐ売上高となり、2021年3月
期は兵庫県加古川市の大型分譲用地の素地販売約40億円が含まれていたことを考慮しますと実質的にそれ
を上回り、2023年2月に実施した給与のベースアップを主とした販売費及び一般管理費の増加はあったも
のの、収益性の改善により各段階利益についても過去最高益となり非常に順調に推移しました。
➢受注契約残高はコロナ禍で住宅特需のあった2021年3月期を上回る555億円に達し、期末の受注残高とし
ては過去最高額となりました。
連結損益計算書(2023年4月~2024年3月)
(単位:百万円)
4
※従来、保険代理店事業に係る収入を「営業外収益」にて計上しておりましたが、当期より「売上高」に計上する表示方法の変更を行い、これに伴い、過去4期においても
「売上高」に計上する組替を行っております。

FUJI CORPORATION LIMITED フジ住宅株式会社(証券コード:8860)
売 上 高
営 業 利 益
経 常 利 益
当期純利益
ROE
自己資本比率
7,400
6,700
4,500
-
-
123,000
6,286
5,744
3,817
8.4%
6,800
6,300
4,200
8.7%
7,264
6,643
4,559
9.3%
7,000
6,600
4,400
25%以上
114,669
117,000
120,388
121,800
30.5%
25%以上
30.3%
8.4%
25%以上
110,600
6,000
5,700
3,800
8.4%
2023年3月期
中期経営計画
実績
2023年3月期
中期経営計画
実績
2023年3月期
中期経営計画
連結業績予想
2025年3月期
2024年3月期
2023年3月期
中期経営計画の進捗及び2025年3月期の連結業績予想について
(単位:百万円)
5
1,106
1,146
1,170
1,203
1,218
1,230
23/3
中期計画
23/3
実績
24/3
中期計画
24/3
実績
25/3
中期計画
25/3
業績予想
売上高
60
62
68
72
70
74
23/3
中期計画
23/3
実績
24/3
中期計画
24/3
実績
25/3
中期計画
25/3
業績予想
営 業 利 益
57
57
63
66
66
67
23/3
中期計画
23/3
実績
24/3
中期計画
24/3
実績
25/3
中期計画
25/3
業績予想
経 常 利 益
38
38
42
45
44
45
23/3
中期計画
23/3
実績
24/3
中期計画
24/3
実績
25/3
中期計画
25/3
業績予想
当期純利益
(単位:億円)

FUJI CORPORATION LIMITED フジ住宅株式会社(証券コード:8860)
対前年
増減率
自由設計住宅623戸25,527537戸22,393▲12.3%
分譲マンション214戸9,323239戸10,757+15.4%
分譲宅地販売70戸1,59567戸1,890+18.5%
素地販売268㎡491,766㎡420+755.8%
907戸843戸
268㎡1,766㎡
中古住宅(一戸建)114戸3,04880戸2,091▲31.4%
中古住宅(マンション)963戸22,563936戸22,773+0.9%
その他-16-15▲7.3%
計1,077戸
25,628
1,016戸
24,881
▲2.9%
賃貸住宅等建築請負23件3,33542件4,769+43.0%
サービス付き高齢者向け住宅
6件3,14717件4,400+39.8%
個人投資家向け一棟売賃貸アパート
125棟18,651137棟21,173+13.5%
29件59件
125棟137棟
賃貸料収入-18,867-20,308+7.6%
サービス付き高齢者向け住宅事業収入
-6,165-6,738+9.3%
管理手数料収入
-943-979+3.9%

-25,976-28,027
+7.9%
103件1,239119件1,500
+21.1%
-195-174
▲10.7%
1,984戸1,859戸
268㎡1,766㎡
132件178件
125棟137棟
+5.0%
120,388114,669
合計
+20.7%
賃貸及び管理
建設関連
その他
▲2.8%
35,46136,495

2023年3月期2024年3月期
分譲住宅
住宅流通
土地有効活用

25,13330,342
(単位:百万円)
連結売上高(2023年4月~2024年3月)
6
※従来、保険代理店事業に係る収入を「営業外収益」にて計上しておりましたが、当期より「売上高」へ計上する表示方法の変更を行い、
前期も「売上高」へ組み替え、「その他」セグメントにて表示しております。

FUJI CORPORATION LIMITED フジ住宅株式会社(証券コード:8860)
対前年増減率構成比対前年増減率
分譲住宅
36,49535,461
▲2.8%
1,2371,856
20.1%+50.1%
住宅流通
25,62824,881
▲2.9%
1,370909
9.9%▲33.6%
土地有効活用
25,13330,342
+20.7%
2,2172,952
32.0%+33.2%
賃貸及び管理
25,97628,027
+7.9%
3,1113,400
36.8%+9.3%
建設関連
1,2391,500
+21.1%
▲ 14▲ 19
▲0.2%-
その他
195174
▲10.7%
150129
1.4%▲14.2%
合計
114,669120,388
+5.0%
8,0729,228
100.0%+14.3%
▲ 135▲ 108
▲ 1,649▲ 1,854
6,2867,264
20.7%
29.5%
営業利益
セグメント間取引消去
全社費用
100.0%
0.1%
1.2%
23.3%
25.2%
(単位:百万円)
セグメント別売上高セグメント別利益
2024年3月期2024年3月期
構成比
2023年3月期2023年3月期
セグメント別業績の状況(2023年4月~2024年3月)
7
※セグメント別売上高は内部取引控除後、セグメント別利益は内部取引及び全社費用控除前となっております。
※全社費用は、主に各セグメントに帰属しない一般管理費となります。
➢前期と当期のセグメント別売上高及びセグメント別利益の比較は以下の通りです。
➢前期比で分譲住宅は売上高は微減ながら大幅な増益、住宅流通は売上高は微減でしたが大幅な減益となり、
土地有効活用は大幅な増収増益、賃貸及び管理は例年並みの増収増益となり、全体としては売上高、営業
利益ともに前期を上回る結果となりました。
➢セグメント別業績の詳しい状況については、次頁以降をご参照下さい。

FUJI CORPORATION LIMITED フジ住宅株式会社(証券コード:8860)
対前年
増減率
自由設計住宅623戸
25,527
537戸
22,393
▲12.3%
分譲マンション214戸
9,323
239戸
10,757
+15.4%
分譲宅地販売70戸
1,595
67戸
1,890
+18.5%
素地販売268㎡
49
1,766㎡
420
+755.8%
907戸
268㎡
36,495
843戸
1,766㎡
35,461
▲2.8%
1,2371,856
+50.1%
2023年3月期2024年3月期
売  上  高
セグメント利益
セグメント別業績の状況【分譲住宅】
2024年3月期引渡し 分譲マンションプロジェクト(外観イメージ図)
2023年4月~2024年3月業績TOPIX
8
(単位:百万円)
2024年3月期引渡し 大型戸建分譲プロジェクト
※販売区画数は販売開始当時の総計画区画数となります。※一部イメージを含みます。
*売上高は内部取引控除前、セグメント利益は内部取引及び全社費用控除前となっております。
ブランニード八尾桜ケ丘1丁目13F 48邸
2024年3月29日に完成引渡
シャルマンフジ堺駅前フロンティアテラス15F 57邸
2024年3月29日に完成引渡
シャルマンフジ和歌山市駅レジタージュ14F 82邸
2023年12月15日に完成引渡
アフュージア石橋阪大前
(大阪府池田市37戸)
アスモタウン東岸和田
(大阪府岸和田市 144戸)
ブランニード尼崎立花15F 78邸
2023年10月31日に完成引渡
➢分譲住宅セグメントでは、売上高は前期に比べ僅かに減収と
なりましたが、セグメント利益は前期に比べ大幅な増益とな
りました。
➢売上高は、自由設計住宅は引渡し戸数減に伴い減収となった
ものの、当期竣工の分譲マンション4棟(前期は3棟)の引渡
し及び分譲地の一部を素地販売したことにより、全体では僅
かな減収に留まりました。
➢セグメント利益は、売り急がず丁寧な販売に注力し適正価格
で販売できたことにより1戸当たりの売上総利益率が改善した
ことや、広告宣伝費の削減を主要因として、前期比50.1%の
大幅な増益となりました。

FUJI CORPORATION LIMITED フジ住宅株式会社(証券コード:8860)
対前年
増減率
中古住宅(一戸建)114戸
3,048
80戸
2,091
▲31.4%
中古住宅(マンション)963戸
22,563
936戸
22,773
+0.9%
その他-
16
-
15
▲7.3%
1,077戸
25,628
1,016戸
24,881
▲2.9%
1,370909
▲33.6%
売  上  高
セグメント利益
2023年3月期2024年3月期
セグメント別業績の状況【住宅流通】
買取再販年間販売戸数ランキング 2023 全国第7位
住宅流通事業は主に大阪府下及び阪神間で事業活動を行っており、
限られた地域内での営業活動ですが全国トップクラスの買取再販
取扱量を誇っております。
出典:リフォーム産業新聞買取再販年間販売戸数ランキング2023(2023年7月31日発行)
おうち館本店では、常時1,000件以上の物件情報を展示してい
る総合住宅展示場で、エリア・新築・中古住宅などお客様のご
希望の物件を気軽に検索ができる施設です。
(本店・堺店)
2023年4月~2024年3月業績TOPIX
(単位:百万円)
9
フジホームバンクでは中古マンション買取再販及び賃貸入居者付きの
区分所有の中古マンションを収益不動産として取得し入居者様が退去
後、リノベーションを施し再販売する競争優位性の高いアセット事業
を展開し、2024年3月末時点で848戸を保有しております。P.32に
アセット事業の詳しい説明を記載しております。
(中古アセット事業の推移)
2020年3月期
2021年3月期
2022年3月期
2023年3月期
2024年3月期
保有戸数
1,052
946
891
845
848
取得価格(百万円)
14,130
12,985
13,043
13,867
15,025
年間賃料収入(百万円)
1,146
1,050
1,000
993
996
*売上高は内部取引控除前、セグメント利益は内部取引及び全社費用控除前となっております。
➢中古住宅は、特に一戸建で前期に比べ引渡し戸数が減少したこと
で減収となり、セグメント利益も前期を下回りました。
➢売上高は、マンションは前期比ほぼ同水準ですが、一戸建の引渡
し戸数減少に伴い、全体では僅かに減収となりました。
➢セグメント利益は、買取再販事業に比べ収益性が高い中古アセッ
ト事業の引渡し戸数が減少したこと等により、売上高減に比して
大幅な減益となりました。
➢次年度以降は、より一層、収益性、競争優位性が高い中古アセッ
ト事業の仕入れ及び販売活動に注力していく方針としております。
※おうち館 和泉店は2024年4月にリニューアルし、
フジ住宅 和泉店 としてオープンしました。

FUJI CORPORATION LIMITED フジ住宅株式会社(証券コード:8860)
対前年
増減率
賃貸住宅等建築請負23件
3,335
42件
4,769
+43.0%
サービス付き高齢者
向け住宅
6件
3,147
17件
4,400
+39.8%
個人投資家向け
一棟売賃貸アパート
125棟
18,651
137棟
21,173
+13.5%
小計(外部売上高)
29件
125棟
25,133
59件
137棟
30,342
+20.7%
セグメント間の内部
売上高又は振替高
-
1,442
-
1,564
+8.5%
29件
125棟
26,576
59件
137棟
31,907
+20.1%
2,2172,952
+33.2%
2023年3月期2024年3月期
売  上  高
セグメント利益
➢土地有効活用セグメントでは、売上高及びセグメント利益と
もに前期を大きく上回りました。
➢売上高は、賃貸住宅等建築請負及びサービス付き高齢者向け
住宅において、受注済みの工事が順調に進み、新規受注も好
調に推移、第4四半期に引渡しが集中しておりました個人投
資家向け一棟売賃貸アパートについても概ね予定通り引渡し
が進んだ結果、前期比20.1%増と大幅な増収となりました。
➢セグメント利益は、上記の通り、売上高の大幅な増加及び
1棟当たりの売上総利益率の改善に伴い、前期比33.2%の大
幅な増益となりました。
セグメント別業績の状況【土地有効活用】
「日本一」愛される土地有効活用事業部を目指して
フジパレスシリーズ建築事例
2023年4月~2024年3月業績TOPIX
(単位:百万円)
フジパレス階段室タイプ
都市型コンパクトデザイナーズ賃貸住宅
フジパレスシニア
高齢社会の新しい土地活用のカタチ
サービス付き高齢者向け住宅
フジパレス戸建賃貸
活用をあきらめかけていた大切な資産、
新たな可能性を広げる郊外地活用の救世主
フジパレス・スリーハーブズ
高稼働・高収益を実現する全戸メゾネ
ット型賃貸住宅
フジパレス・ロフトタイプ
シングル層の新しいニーズを開拓する
ロフトタイプ
サ高住運営棟数全国No.1
10
個人投資家向け一棟売賃貸アパートでは、総合不動産業として培っ
た豊富な情報を活かし、希少性・換金性の高い物件を厳選して仕入
れております。加えて、当社グループ会社による高い管理力と集客
力により2024年3月末時点で稼働率97.0%の高稼働を維持しており
ます。商品開発力、心ある管理と高い集客力に加え、オーナー様に
寄り添った契約内容をご評価頂き、お陰様で販売時は平均5倍以上の
抽選倍率となっております。
*売上高は内部取引控除前、セグメント利益は内部取引及び全社費用控除前となっております。

FUJI CORPORATION LIMITED フジ住宅株式会社(証券コード:8860)
対前年
増減率
賃貸料収入
18,867
20,308
+7.6%
サービス付き高齢者
向け住宅事業収入
6,165
6,738
+9.3%
管理手数料収入
943
979
+3.9%
25,976
28,027
+7.9%
3,111
3,400
+9.3%
2023年3月期
2024年3月期
セグメント利益
売  上  高
4,852戸
5,598戸
6,227戸
7,014戸
7,448戸
8,258戸
153棟
176棟
195棟
217棟
229棟
251棟
0
1,000
2,000
3,000
4,000
5,000
6,000
7,000
8,000
9,000
2019/32020/32021/32022/32023/32024/3
23,671
25,675
28,098
30,551
32,348
35,187
97.0%
97.7%
97.5%
97.3%
97.0%97.0%
65.0%
70.0%
75.0%
80.0%
85.0%
90.0%
95.0%
500
10,500
20,500
30,500
2019/32020/32021/32022/32023/32024/3
賃貸管理戸数稼働率
セグメント別業績の状況【賃貸及び管理】
賃貸管理戸数
賃貸管理物件分布図
サービス付き高齢者向け住宅の
運営棟数及び管理戸数の推移
2023年4月~2024年3月業績TOPIX
(単位:百万円)
サ ー ビ ス 付 き
高 齢 者 向 け 住 宅
運営棟数ランキング
11
(戸数)
*2024年3月末時点の運営棟数と管理戸数
*高齢者住宅新聞 2023年サマー特大号より集計
順位事業者名運営棟数
1フジ・アメニティサービス237
2学研グループ175
3SOMPOケア147
4ヴァティー121
5NPO法人ラ・シャリテ98
6ウェルオフ85
7やまねメディカル74
8
パナソニック エイジフリー
61
9創生会グループ56
10やさしい手49
*賃貸管理戸数は自社保有物件を含めた総管理戸数
*稼働率は一括借上による管理物件
➢土地有効活用事業における賃貸物件の引渡しに伴い管理物件
の取扱い件数が増加したこと、自社保有のサービス付き高齢
者向け住宅の稼働が進んだことで、期初想定通り、売上高及
びセグメント利益ともに前期を上回りました。
*売上高は内部取引控除前、セグメント利益は内部取引及び全社費用控除前となっております。
*2023年6月末時点の運営棟数
当社の賃貸管理戸数のうち、約88%は一括借上シス
テムによるものです(2024年3月末時点)。借上物件
の稼働率推移は以下の通り、安定的に97%台をキー
プしております。

FUJI CORPORATION LIMITED フジ住宅株式会社(証券コード:8860)
対前年
増減率
建設関連
1,2391,500
+21.1%
セグメント間の内部
売上高又は振替高
1,059805
▲24.0%
2,2992,305
+0.3%
▲ 14▲ 19
-
2023年3月期2024年3月期
売  上  高
セグメント利益
セグメント別業績の状況【建設関連】
(グループ内施工事例)
2020年1月に鉄骨造や鉄筋コンクリート造の建築工事で実績のある雄健建設
グループをパートナーとして迎えました。以来、当社初となるRC造大型サー
ビス付き高齢者向け住宅の新築工事や旧社宅のサービス付き高齢者向け住宅
への改築工事の施工を実施、現在は、当社グループが販売する新築分譲マン
ションの施工や自社社屋の大型修繕工事に携わるなど、協業範囲が順調に広
がっております。
2023年4月~2024年3月業績TOPIX
(単位:百万円)
12
*売上高は内部取引控除前、セグメント利益は内部取引及び全社費用控除前となっております。
(完成予想図)
ブランニード河内永和2024年5月17日竣工予定RC造13階建38邸
当社グループ本社ビル大型修繕工事(塔屋看板入替工事)
(点灯時)
(工事前)
(工事後)
➢建設関連セグメントは、前期比で増収となりましたが、セグメ
ント利益については減益となりました。
➢売上高は、ブランニード河内永和(分譲マンション)の工事が
順調に進みましたが、前期には西宮市獅子ヶ口町のサービス付
き高齢者向け住宅のリノベーション工事を含め、グループ間の
建築工事請負契約が多くあり、内部売上高は、前期比で下回り
ました。一方で外部売上高(建設関連)は受注済みの工事が順
調に進み、新規受注も好調に推移しましたので、全体では前期
を僅かに上回りました。
➢セグメント利益は、売上高は増加したものの、建築原価の高騰
を売上高で吸収しきれず売上総利益率が低下したことで前期を
下回りました。

FUJI CORPORATION LIMITED フジ住宅株式会社(証券コード:8860)
自由設計住宅
324戸
13,928
303戸
12,887
▲7.5%
分譲マンション
195戸
8,576
275戸
11,381
+32.7%
分譲宅地販売
16戸
443
12戸
227
▲48.7%
素地販売
1,765㎡
420
148㎡
8
▲98.0%
535戸/1,765㎡
23,368
590戸/148㎡
24,504
+4.9%
中古住宅(一戸建)
10戸
276
7戸
161
▲41.6%
中古住宅(マンション)
131戸
3,105
106戸
2,681
▲13.7%
141戸
3,382
113戸
2,842
▲15.9%
賃貸住宅等建築請負
62件
5,920
71件
7,417
+25.3%
サービス付き高齢者向け住宅
32件
6,710
26件
5,426
▲19.1%
個人投資家向け一棟売賃貸アパート
91棟
13,930
95棟
14,761
+6.0%
94件/91棟
26,561
97件/95棟
27,604
+3.9%
16件
465
18件
604
+30.0%
53,77755,557
+3.3%
合   計
2023年3月期末2024年3月期末
対前年
増減率
分譲住宅
住宅流通
土地有効活用
建設関連
セグメント別受注契約残高(2024年3月末)
(単位:百万円)
13
➢当期末の受注契約残高は、前期比3.3%増となり、期末残高としては過去最高額となりました。
➢受注契約残高の主な増加要因は、分譲住宅セグメントと土地有効活用セグメントです。
➢分譲住宅セグメントでは、現在、販売中の分譲マンションが非常に好調に推移していることから前期比32.7%増となり
自由設計住宅等の減少を補いました。土地有効活用セグメントでは、サービス付き高齢者向け住宅は減少したものの賃貸
住宅等建築請負で前期比25.3%増、個人投資家向け一棟売賃貸アパートで前期比6.0%増となり、全体では好調を維持し
ております。
➢住宅流通セグメントでは、厳選した仕入れの結果、棚卸資産が減少したことで受注契約数、残高ともに減少しております。
➢建設関連は、グループ間以外の建築請負の受注契約が進み、前期比30.0%増となりました。

FUJI CORPORATION LIMITED フジ住宅株式会社(証券コード:8860)
6,324
8,997
5,990
▲6,333
▲6,616
▲8,203
▲518
▲1,717
5,672
▲8
2,380
▲2,212
営業キャッシュ・フロー
投資キャッシュ・フロー
財務キャッシュ・フロー
フリーキャッシュ・フロー
2022年3月期
(2021年4月~2022年3月)
2023年3月期
(2022年4月~2023年3月)
2024年3月期
(2023年4月~2024年3月)
連結キャッシュ・フローの推移
➢営業活動によるキャッシュ・フローは、税引前当期純利益が66億円と過去最高益となったことを主因に、59億円のプラスと
なっております。
➢投資活動によるキャッシュ・フローは、中古アセット事業による中古マンション及びサービス付き高齢者向け住宅の物件仕入
れを主因として82億円のマイナスとなりました。なお、期中の減価償却及び中古アセット事業において中古マンションを棚卸
不動産に29億円振替したこと等を勘案すれば、実質的な有形固定資産の増加は39億円となり、棚卸不動産の増加に関しまし
ても、実質的には55億円の増加となりました。(P.16、P.17ご参照)
➢財務活動によるキャッシュ・フローは、棚卸資産の増加、有形固定資産の取得に係る資金調達を行ったことにより56億円のプ
ラスになり、フリーキャッシュ・フローのマイナスを埋めました。この結果、現金及び現金同等物の期末残高は前期末比34億
円増の237億円となり、前期同様に200億円を超える水準を保っております。
(単位:百万円)
14
*1 フリーキャッシュ・フロー(営業キャッシュ・フロー + 投資キャッシュ・フロー)
*1
*2現金及び現金同等物の期末残高は、現金及び預金から預入期間が3ヶ月を超え
る定期預金を除いております。
2022年3月期2023年3月期2024年3月期
営業活動によるキャッシュ・フロー6,3248,9975,990
税引前当期純利益5,8275,7456,654
減価償却費1,1061,1731,250
棚卸資産の増減額(▲は増加)644,864▲ 2,600
法人税等の支払額▲ 2,076▲ 1,820▲ 1,625
その他1,403▲ 9652,311
投資活動によるキャッシュ・フロー▲ 6,333▲ 6,616▲ 8,203
有形固定資産の取得による支出▲ 7,745▲ 6,426▲ 8,009
有形固定資産の売却による収入1,2895147
その他122▲ 240▲ 242
財務活動によるキャッシュ・フロー▲ 518▲ 1,7175,672
短期借入金の純増減額▲ 1,322▲ 260▲ 260
長期借入金の純増減額2,918▲ 1097,445
社債の純増減額▲ 850160▲ 138
配当金の支払額▲ 977▲ 985▲ 992
その他▲ 287▲ 522▲ 380
現金及び現金同等物の期末残高19,62920,29223,752

FUJI CORPORATION LIMITED フジ住宅株式会社(証券コード:8860)
固定資産
50,025
32.6%
固定資産
51,057
33.0%
固定資産
55,047
32.7%
流動資産
103,486
67.4%
流動資産
103,550
67.0%
流動資産
113,165
67.3%
純資産額
44,349
28.9%
純資産額
47,083
30.5%
純資産額
51,004
30.3%
固定負債
60,939
39.7%
固定負債
67,581
43.7%
固定負債
72,461
43.1%
流動負債
48,223
31.4%
流動負債
39,942
25.8%
流動負債
44,745
26.6%
総資産額
153,512
総資産額
154,608
総資産額
168,212
0
20,000
40,000
60,000
80,000
100,000
120,000
140,000
160,000
180,000
2022年3月末2023年3月末2024年3月末
有利子負債
(長短借入
及び社債)
88,934
57.9%
有利子負債
(長短借入
及び社債)
88,739
57.4%
有利子負債
(長短借入
及び社債)
95,798
57.0%
棚卸不動産
80,957
52.7%
棚卸不動産
79,904
51.7%
棚卸不動産
85,488
50.8%
現預金
19,644
12.8%
現預金
20,308
13.1%
現預金
23,767
14.1%
➢2022年3月末~2023年3月末では、棚卸不動産、有利子負債に大きな増減はなく概ね同水準で推移しました。
➢2023年3月末~2024年3月末(当期末)は、棚卸不動産55億円、固定資産39億円、現預金34億円の増加により総資
産が136億円増加、負債・純資産の部では、流動負債において進行中の販売物件の工事未払代金等が25億円、棚卸
不動産、固定資産の増加に伴って有利子負債が70億円、純資産が39億円増加しました。また、純資産額が初めて
500億円を超えました。棚卸不動産の内訳を次頁、有形固定資産のこれまでの推移をP.17に掲載しておりますので
ご参照下さい。
連結貸借対照表の推移
(単位:百万円)
*棚卸不動産は、販売用不動産、仕掛販売用不動産、開発用不動産の合計値とし、未成工事支出金は含めておりません。
15
(%は総資産に占める割合)

FUJI CORPORATION LIMITED フジ住宅株式会社(証券コード:8860)
棚卸不動産の推移
(単位:百万円)
3,066戸
229棟
79,904
3,413戸
177棟
80,957
仕入等
販売等
仕入等
販売等
* 棚卸不動産は、販売用不動産、仕掛販売用不動産、開発用不動産の合計値とし、未成工事支出金は含めておりません。
* 仕入等による増加には、各期間中における新規用地取得の他、造成解体工事費、建築改装工事費等を含みます。
* 販売等による減少には、物件の引渡しに加え、各期間中における土地区画販売、戸数変更調整及び棚卸評価減等を含みます。
* 分譲戸建住宅は、当初計画戸数で表示しており、複数区画での契約による売上及び受注契約数との差異が生じております。
* 土地有効活用事業における賃貸住宅等建築請負は工事進行基準を採用しているため除外しております。
16
3,011戸
258棟
85,488

前々期(2022年3月末)~前期(2023年3月末)は、棚卸不動産全体で10億円減少となりました。受注が好調な土地有効活用が35億円、中古住
宅が10億円増加したものの、価格の高騰が顕著な分譲戸建住宅、分譲マンションは仕入れを厳選したことにより56億円減少しました。

前期(2023年3月末)~当期(2024年3月末)は、棚卸不動産全体で55億円の増加となりました。中古住宅は在庫回転率を重視し仕入れを厳選
し32億円減少したものの、仕入情報の増加もあり、継続して受注が好調な土地有効活用は46億円増加、分譲戸建住宅は20戸超のまとまった分譲
地を複数仕入れることができ11億円増加、分譲マンションは戸数は減少しているものの竣工間近の物件が多く仕掛販売用不動産が増加し31億円
増加となりました。また、土地有効活用の在庫棟数258棟のうち58棟(約65億円)は一定期間の保有を目的としており、販売用としては200棟で
約1.5年分の受注相当数(内95棟は受注済み)、分譲戸建住宅及び分譲マンションの在庫戸数は2,493戸(内590戸は受注済み)で約3年強分の受
注相当数と、ともに適正な水準と考えております。
構成比構成比構成比
1,627戸-485戸718戸1,394戸-765戸611戸1,548戸-
34,155
42.2%
20,18023,33830,997
38.8%
22,04420,91732,124
37.6%
1,140戸-76戸217戸999戸-185戸239戸945戸-
19,586
24.2%
5,9188,41817,086
21.4%
12,4199,28420,220
23.7%
646戸-1,104戸1,077戸673戸-861戸1,016戸518戸-
12,760
15.8%
22,96621,87913,847
17.3%
18,39021,68710,550
12.3%
177棟-181棟129棟229棟-170棟141棟258棟-
14,454
17.8%
20,33416,81517,973
22.5%
22,76518,14622,593
26.4%
3,413戸
177棟
-
1,665戸
181棟
2,012戸
129棟
3,066戸
229棟
-
1,811戸
170棟
1,866戸
141棟
3,011戸
258棟
-
80,957
100.0%
69,39970,45279,904
100.0%
75,62070,03685,488
100.0%
棚卸不動産
合計
分譲戸建住宅
分譲マンション
土地有効活用
(建築請負を除く)
中古住宅
2024年3月末2022年3月末2022年4月~2023年3月2023年3月末2023年4月~2024年3月
件数/(下段)簿価件数/(下段)簿価件数/(下段)簿価
仕入等による増加販売等による減少仕入等による増加販売等による減少

FUJI CORPORATION LIMITED フジ住宅株式会社(証券コード:8860)
➢有形固定資産の過去5年間の推移を記載しております。自社保有のサービス付き高齢者向け住宅(自社保有
サ高住)及び賃貸入居者付きの区分所有の中古マンション(中古アセット)を積極的に取得し、安定収益の
基盤構築に向け、ストック事業への取組みを強化しております。
9,123
11,448
15,444
16,148
18,837
12,403
11,747
12,563
13,152
14,540
13,048
14,210
13,879
13,629
13,447
2,874
2,601
2,274
2,216
2,183
145
218
195
352
357
37,594
40,225
44,357
45,499
49,367
2020/32021/32022/32023/32024/3
その他
自社保有賃貸不動産
自社保有ビル(事務所等)
中古アセット
自社保有サ高住
有形固定資産の推移
(単位:百万円)
17
当 期
(38.2%)
(29.5%)
(27.2%)
(4.4%)
(0.7%)
(24.3%)
(33.0%)
(34.7%)
(7.7%)
(0.3%)
(35.3%)
(6.5%)
(0.5%)
(28.5%)
(29.2%)
(34.8%)
(31.3%)
(5.1%)
(0.5%)
(28.3%)
※有形固定資産は、建物及び構築物、機械装置及び運搬具、工具、器具及び備品、土地の合計値であり、リース資産、建設仮勘定を含めておりません。
自社保有ビル(事務所等)
大阪支社ビル(2019年3月取得)
(28.9%)
(4.9%)
(35.4%)
(30.0%)
(0.8%)

FUJI CORPORATION LIMITED フジ住宅株式会社(証券コード:8860)
27.6%
25.7%
25.6%
24.6%
28.1%
28.9%
30.5%
30.3%
13.1%
12.5%
11.9%
8.0%
5.8%
9.0%
8.4%
9.3%
自己資本比率
ROE
690
868
946
1,058
881
889
887
957
317
348
377
398
414
443
470
510
1.79
2.19
2.19
2.29
1.64
1.56
1.45
1.41
1.40
1.60
1.80
2.00
2.20
2.40
2.60
2.80
0
200
400
600
800
100 0
2017/32018/32019/32020/32021/32022/32023/32024/3
有利子負債(は現金及び現金同等物の期末残高に相当する額)
自己資本
ネットD/Eレシオ(倍)※
(196)
(201)
(145)
(120)
(122)
経営指標(自己資本比率・ROE・ネットD/Eレシオ)
(単位:億円)
18
※ネットD/Eレシオ〈(有利子負債-現金及び現金同等物の期末残高)÷自己資本〉
(237)
(202)
(104)
地価高騰による用地仕入の厳選
販売価格の柔軟な対応による在庫水準の見直し
(在庫回転率の向上)
大型現場(戸建・マンション)の積極的仕入による在庫確保
自社保有物件(サービス付き高齢者向け住宅)の積極的な取得
当 期

FUJI CORPORATION LIMITED フジ住宅株式会社(証券コード:8860)
資本コストや株価に関する当社の考え方
19
①現状
・2024年3月期のROEは、9.3%と資本
コスト(※1)を上回っておりますが、
PERが6.11倍と低く、PBR(※2)は
0.56倍と1.0倍を割っております。
・ネットD/Eレシオは、低下傾向にある
ものの、低減余地があります。
・配当金は、2018年3月期以降は利益に
関わらず不変のため、配当性向はバラ
つきが生じているものの、総還元性向
には留意しております。
②課題
・BPS(※3)増加率を上回る、EPS(※4)
増加率を継続実現できるかどうか。
・投資家に向けて広く当社の堅実で安定
したビジネスモデルの理解を深められ
るかどうか。
・財務健全性の維持と向上及び成長投
資、配当政策の最適なバランスを確保
できるかどうか。
③取組
2020/3期2021/3期2022/3期2023/3期2024/3期
ROE8.0%5.8%9.0%8.4%9.3%
PER5.88倍11.23倍5.73倍6.37倍6.11倍
PBR0.47倍0.66倍0.51倍0.53倍0.56倍
自己資本比率24.6%28.1%28.9%30.5%30.3%
ネットD/Eレシオ2.29倍1.64倍1.56倍1.45倍1.41倍
配当性向30.9%40.9%25.1%25.3%23.7%
総還元性向30.9%40.9%25.1%29.2%23.7%
資本コストや株価に関する当社の考え方
当社は、事業を安定して継続し、経営理念にある通り、全てのステークホルダーに永続的に報いることを経営の目的としております。
市況の変化に影響されやすく、財務レバレッジを効かせた事業運営が不可欠な不動産業にとっては、財務戦略は極めて重要であります。
したがいまして、当社では、資本コストや株価を今まで以上に意識し、資産効率改善による財務の健全性向上と、成長分野への投資
による収益性向上の両立を図り、同時に期待値の向上に向け、IR活動を今まで以上に充実させて参ります。
※1 資本コストは、株主資本コスト(リスクフリーレート+β値×市場 リスクプレミアム)
※2 PBR(株価純資産倍率)(計算には自己株を含む)
※3 BPS(1株当たりの純資産)
※4 EPS(1株当たりの純利益)
※5 CCC(棚卸資産回転期間+売上債権回転期間-仕入債務回転期間)
(ご参考:直近5年の決算期末時点)
・資本効率の高い土地有効活用事業と賃貸及び管理
事業への投資を強化し、収益基盤の安定化と確実
な成長を目指します。
・特に、運営棟数全国トップのサービス付き高齢者
向け住宅は、当社の優位性が発揮できる事業であ
り、今後も進む高齢化社会のニーズにもマッチし
ていることから、注力事業と位置付けます。
・配当政策は、安定配当路線は継承しつつ、総還元
性向に留意します。
・IR活動を活性化し、他社にはない当社独自のビジ
ネスモデルの理解促進を行います。
・CCC(※5)を改善し、ネットD/Eレシオを更に低下
させ、財務健全性を向上させます。
安定配当についての考え方をより明確に示すべく、
2023年10月17日開催の取締役会において「累進的配
当政策の導入」を決議し、プレスリリース致しました。

FUJI CORPORATION LIMITED フジ住宅株式会社(証券コード:8860)
66.00107.68106.65126.69124.75
27.0027.0027.0030.0027.00
うち1株当たり中間配当金(円)
14.0014.0014.0014.0014.00
うち1株当たり期末配当金(円)
13.0013.0013.0016.0013.00
(うち、特別配当)
40.9%25.1%25.3%23.7%21.6%
2025年 3月期予想
(連結)
 配当性向(%)
2022年 3月期
(連結)
2023年 3月期
(連結)
2021年 3月期
(連結)
2024年 3月期
(連結)
 1株当たり当期純利益(円)
 1株当たり配当金(円)
(3.00)
配当金と株主優待
基準日時点での保有株数
 500株以上 1,000株未満クオ・カード 1,000円分
 1,000株以上 5,000株未満JCBギフトカード 3,000円分
 5,000株以上 10,000株未満JCBギフトカード 4,000円分
 10,000株以上JCBギフトカード 5,000円分
株主優待の内容
毎年3月31日時点の当社株主名簿に記載または記録された500株以上保有の株主様を対象とします。
配当金
株主優待
20
※2024年3月期の配当性向につきましては、期末配当金を16円(予定)、2025年3月期の配当性向につきましては、年間配当金を27円(予定)として算出しております。

FUJI CORPORATION LIMITED フジ住宅株式会社(証券コード:8860)
剰余金の配当(増配)について
21
6
7
9
10
13131313
1414141414141414
6
11
11
10
13131313
1313131313131313
3
12
18
2020
26262626
27272727272727
30
0
10
20
30
40
50
60
70
2010年3月期
実績
2011年3月期
実績
2012年3月期
実績
2013年3月期
実績
2014年3月期
実績
2015年3月期
実績
2016年3月期
実績
2017年3月期
実績
2018年3月期
実績
2019年3月期
実績
2020年3月期
実績
2021年3月期
実績
2022年3月期
実績
2023年3月期
実績
2024年3月期
直近予想
2024年3月期
修正予想
<配当金の推移>
特別配当期末配当中間配当
2024年3月期
決定額
特別配当
期末配当
中間配当
➢当社は、中長期的な視点に立って事業収益の拡大と財務体質の強化を図りながら、株主の皆様へ安定的に配当を継続す
ることを基本方針としております。その方針を明確にするため、2023年10月17日開催の取締役会にて「累進的配当政
策」の導入を決議し、今後も減配は行わず、大幅に利益が増加した場合は特別配当により還元を行うことも視野に入れ、
安定した配当の実現と持続的な企業価値の向上に努めることをお知らせさせて頂きました。
➢2024年5月2日開催の取締役会において、2024年3月31日を基準日とした当期末配当を決議いたしました。当期の当期
純利益は、賃上げ促進税制による税額控除などもあり、期初予想の4,000百万円を14%上回る4,559百万円となりまし
たので、期初予想に対する増益率相当の3円を特別配当とし、期末配当金を16円(うち特別配当金3円)といたしまし
た。これにより、1株当たりの中間配当金14円と合わせた年間配当は30円となり、2023年5月2日に公表いたしました
配当予想27円から3円増配となりました。なお、本件については、2024年6月19日開催予定の当社第51回定時株主総
会に付議いたします。
(単位:円)

FUJI CORPORATION LIMITED フジ住宅株式会社(証券コード:8860)
2.成長戦略と当社の強み
22

FUJI CORPORATION LIMITED フジ住宅株式会社(証券コード:8860)
18億円
34億円
29億円
9億円
億円
354億円
280億円
319億円
248億円
23億円
20%
37%
33%
10%
0%
29%
23%
26%
20%
2%
バランス経営~ 相互補完と相乗効果 ~
〈売上高・セグメント利益構成比〉
(2024年3月期)
官公庁等からの鉄骨造、鉄筋コン
クリート造の建築工事、土木工事、
電気設備工事等の受託業務。土地
有効活用事業の需要への対応を目
指す。
富裕層向けの収益物件・賃貸住宅の建築請負、一棟売賃貸
アパート、サービス付き高齢者向け住宅の販売事業。
土地有効活用とリンクした賃貸ア
パート、サービス付き高齢者向け
住宅の賃貸管理及び分譲マンショ
ンの管理組合からの運営受託業務。
「街づくり」「自由設計」を特長と
する50~200戸規模の新築戸建分譲
住宅及び分譲マンション販売事業。
各事業が独自のノウハウを持ち、他の事業部門を相互に補完するバランス経営。
23
中古住宅を買取後、リノベーション
を施し販売する中古住宅再販事業。
内側:セグメント利益構成比
外側:売上高構成比
※ セグメント利益は間接部門経費を除いた連結調整前の各部門毎の営業利益の数値です。
※ 上記は報告セグメントをグラフにしたものです。
0%

FUJI CORPORATION LIMITED フジ住宅株式会社(証券コード:8860)
セグメント別売上高・利益の直近10年間の推移
24
305
313
336
384
409
289
402
453
364
354
2015/32016/32017/32018/32019/32020/32021/32022/32023/32024/3
売上高
24
30
24
34
37
13
3
14
12
18
2015/32016/32017/32018/32019/32020/32021/32022/32023/32024/3
セグメント利益
254
295
328
293
330
381
327
239
256
248
2015/32016/32017/32018/32019/32020/32021/32022/32023/32024/3
売上高
129
177
189
204
238
232
260
267
265
319
2015/32016/32017/32018/32019/32020/32021/32022/32023/32024/3
売上高
6
10
13
4
5
7
5
12
13
9
2015/32016/32017/32018/32019/32020/32021/32022/32023/32024/3
セグメント利益
12
15
22
25
23
21
23 23
22
29
2015/32016/32017/32018/32019/32020/32021/32022/32023/32024/3
セグメント利益
106
119
138
156
178
200
217
238
259
280
2015/32016/32017/32018/32019/32020/32021/32022/32023/32024/3
売上高
9
8
11
15
17
24
25
27
31
34
2015/32016/32017/32018/32019/32020/32021/32022/32023/32024/3
セグメント利益
(単位:億円)
年度別連結合計
795
907
993
1,038
1,157
1,106
1,217
1,188
1,146
1,203
2015/32016/32017/32018/32019/32020/32021/32022/32023/32024/3
年度別連結売上高実績
※1建設関連は、2021年3月期より報告セグメントになっておりますが、2021年3月期以降の年度別連結合計に含めております。
※22020年3月期より保険代理店事業に係る収入を年度別連結合計に含めております。
※3
※3セグメント利益は間接部門経費を除いた連結調整前の各部門毎の営業利益の数値です。
※4年度別連結合計は決算ベースでの表記となっており、各セグメントの合計値とは異なります。
43
54
59
64
66
51
41
60
62
72
2015/32016/32017/32018/32019/32020/32021/32022/32023/32024/3
年度別営業利益実績

FUJI CORPORATION LIMITED フジ住宅株式会社(証券コード:8860)
156
178
200
217
238
259
280
283
15
17
24
25
27
31
34
38
0
10
20
30
40
50
60
70
80
0
1997.31998.31999.32000.32001.32002.32003.32004.32005.32006.32007.32008.32009.32010.32011.32012.32013.32014.32015.32016.32017.32018.32019.32020.32021.32022.32023.32024.32025.3
■賃貸及び管理売上高
■賃貸及び管理セグメント利益
リノベーションを施したサ高住取扱開始
<ストック事業の賃貸料収入推移>
(単位:億円)
中古住宅アセット事業開始
サ高住自社保有事業開始
サ高住入居開始
個人投資家向け一棟売
賃貸アパート事業開始
25
計画
引き続きストック事業の拡大を進め
景気動向に左右されない経営の安定化を図る
当社のストック事業の賃貸料収入は、個人投資家向け一棟売賃貸アパート及びサービス付き
高齢者向け住宅(以下「サ高住」)のサブリース事業を皮切りに、中古住宅アセット事業、
サ高住自社保有事業と多角化を進め堅調に推移して参りました。
中長期的な事業の安定成長を目指したストック事業への取組み
鉄骨造のサ高住取扱開始
※ 2025年3月期は、2022年5月策定の中期経営計画の数値を記載しておりますので低い数値となっておりますが、実際は300億円に近い数値になる見通しです。

FUJI CORPORATION LIMITED フジ住宅株式会社(証券コード:8860)
≪分譲住宅事業部門(新築)≫
2024年3月期の分譲住宅事業部門(新築)では、受注契約の31.2%が、既に当社でご購入頂いた
お客様や当社に関係する方からのご紹介によるものです。
当社の強み①:お客様に顔を向けた責任を負える住まいづくり
26
~ お客様の期待と信頼にお応えする ~
※2 中古住宅は、仲介業者を介さず当社が直接販売したお客様のみを対象としております。
「フジ住宅」という社名は「日本一愛される会社」をめざし、富士山にあやかり付けた社名です。
「家」は一生に一度か二度の買い物ですので、最後までお客様に満足頂ける商売をしなければならないと考えております。
そして全てのお客様に「フジ住宅は最後まできちんとやってくれる、フジ住宅で家を買って良かった」と喜んで頂けるよう、
安全で安心できる心のこもった商品とサービスの提供、お客様の期待と信頼にお応えすることを何よりも大切に考え、創業以
来お客様に顔を向けた責任を負える住まいづくりを続けて参りました。その結果、分譲住宅事業等における既存のお客様、協
力業者様からのお客様の紹介、土地有効活用事業においては既存のオーナー様からのリピート契約が相当数にのぼり、2024
年オリコン顧客満足度 調査においても<近畿><大阪府>で1位を獲得する等、お客様から高い評価を頂いております。
2024年3月期
(新築)
ご紹介による成約数282件
受注契約数905件
割合31.2%
≪土地有効活用事業部門(一棟売賃貸アパート・建築請負)≫
2024年3月期の土地有効活用事業部門では、一度ご購入頂いたオーナー様が更に2棟目・3棟目を契約
されるリピート契約が全体の39.2%を占めております。
※3 受注契約数は、金融機関からの融資承認日を算定基準として集計しております。
≪ご紹介による成約率・リピート契約率の高さ≫
≪住宅流通事業部門(中古)≫
2024年3月期の住宅流通事業部門(中古)では、仲介業者を介さず直接販売した物件の受注契約の
30.9%が既に当社でご購入頂いたお客様や当社に関係する方からのご紹介によるものです。
2024年3月期
(中古)
ご紹介による成約数38件
受注契約数123件
割合30.9%
2024年3月期
(一棟売賃貸アパート・建築請負)
リピート契約74件
受注契約数189件
割合39.2%
※1 分譲住宅(新築)のご紹介による成約数は、複数区画を同時購入頂いた場合、区画数に応じて加算集計しております。(素地販売は除く。)
※1
※2
※3
®

FUJI CORPORATION LIMITED フジ住宅株式会社(証券コード:8860)
当社の強み②:バランス経営による安定的な事業構造
27
~ 営業エリアは広げず、事業の多角化による安定経営を目指した体制づくり ~
≪バランス経営による安定的な事業構造≫
当社の営業エリアは、主に大阪府全域、兵庫県・和歌山県の一部と限られておりますが、事業部それぞれが全国レ
ベルまたは、営業エリア内でトップシェアを誇っております。分譲住宅事業部では大阪府住宅着工棟数地域ビルダー
ランキングで17年連続1位、住宅流通事業部では中古住宅買取再販戸数全国7位、土地有効活用事業部ではサービス
付き高齢者向け住宅運営棟数237棟でダントツの全国1位となっております。これらは、「売りっぱなし・建てっぱ
なしにしない」ために守ってきた地域密着型経営の中で永年の創意工夫によって培われました。
≪バランス経営の強み≫
・幅広いお客様のニーズに対応するビジネスが可能
分譲住宅事業はファミリー層向け、住宅流通事業は新築よりも手軽に
住居を取得したい方や投資家向け、土地有効活用事業は資産家や投資家
向けと幅広いお客様を対象としたビジネスが可能です。
・多種多様な商品対応によるビジネスチャンスの拡大
用地の広さや利便性、地域性によって分譲戸建・マンション・賃貸ア
パートなど様々な商品に対応しているため、用地仕入の間口が広がり、
それに伴いビジネスチャンスも拡大しております。
・景気や相場の変化への耐性の高さ
不動産業には景気の好不調や土地価格などの相場の変化はつきもので
すが、当社は1つの特定された事業ではなく各事業部門が補完し合える
関係になっておりますので変化に柔軟に対応できます。
≪バランスが取れた事業別売上構成比率≫
29%
23%
26%
20%
2%
分譲住宅
住宅流通
土地有効活用
賃貸及び管理
建設関連
出典:リフォーム産業新聞買取再販年間販売戸数ランキング2023(2023年7月31日発行)、出典:高齢者住宅新聞2023年サマー特大号より
出典:大阪府住宅着工棟数地域ビルダーランキングNo.1の認定は、大阪市を除くエリアの合算値となります。(大阪市は実績対象外) (株式会社 住宅産業研究所調べ‘23No.1ホームビルダー大全集より)
※大阪府住宅着工棟数地域ビルダーランキングNo.1の認定制度が終了したため、認定実績のある2005年度~2021年度について記載
2024年3月期の売上構成比です。

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(お客様が実感された効果を一部ご紹介)
当社の強み③:炭の家/ピュアエア(1)
28
排気ガス等の空気環境汚染に加え、花粉、細菌、ウイルスが大きな問題になっております。これまで培った
技術を集結し、徹底的に「空気」と「質」にこだわって生まれたのが当社の「炭の家/ピュアエア」です。
特許取得システム「炭の家」の使用権を当社グループ営業地域内で取得しており、他社との差別化や付加価値
を見出す商品として安心できる住まいを提供しております。
~ 健康に暮らすため、室内の空気環境に徹底的にこだわるべき ~
(炭の家/ピュアエアの概要)
「カーボンエアクリーンシステム」により屋外の空気をファンで強制的に
取り入れ、「微小粒子用フィルター」で微小な有害物質をブロックします。
さらに「炭」を床下に敷き詰め、そこに空気を通すという二重の対策を行う
ことでクリーンな空気を各部屋に供給しております。
※「炭の家」に1年以上お住まいのお客様にお聞きした内容を基に作成しております。
https://www.fuji-ie.com/kodawari/
(参考)詳しいご説明は以下からご確認いただけます。

FUJI CORPORATION LIMITED フジ住宅株式会社(証券コード:8860)
一部の当社分譲地では、「炭の家」宿泊体験を
実施しております。この「炭の家」宿泊体験は
2019年から実施しており、これまでに多くの方に
体験していただいております。
戸建住宅を購入検討中で炭の効果にご興味をお
持ちの方に、当社戸建住宅「炭の家」のモデルハ
ウスに無料でご宿泊いただき、一日をお過ごしい
ただくことで、炭の効果や最新住宅設備を体感し
ていただいております。
当社の強み③:炭の家/ピュアエア(2)
29
~ お客様による「炭の家」宿泊体験を実施しております ~

FUJI CORPORATION LIMITED フジ住宅株式会社(証券コード:8860)
30
当社の強み④:高い住宅性能の住まいを提供
生涯にわたり、高い満足感に包まれて
暮らしていただける高品質な住まいを提
供することが当社の使命であると考えて
おります。
その1つとして、自由設計住宅の全邸
で住宅性能評価書を取得しており、住宅
性能表示制度の6つの各項目をトップレ
ベルでクリアできる体制を整備しており
ます。さらに、地震による揺れを低減さ
せる制震システム「TRCダンパー」を導
入し、壁の損壊や家具の転倒を防止する
効果を高めております。
~ 建ててからの信頼こそ、住まいづくりの使命 ~
【住宅性能表示の等級項目】
5~6等級 ※2
最高等級
※1上記記載内容につきましては、2024年3月31日時点のものとなります。
※2当社では、断熱等性能等級はZEH基準である5等級を全邸クリアしており、6等級をクリアするレベルの品質及び施工技術を有しております。
最高等級
最高等級最高等級最高等級
※最高等級は7等級です。

FUJI CORPORATION LIMITED フジ住宅株式会社(証券コード:8860)
31
当社の強み⑤:地域密着だからできる住まいづくり
当社には、「売りっぱなし・建てっぱなしにしない」という創業の精神があります。お客様の顔が見える範
囲で密度の濃い事業を継続していき、アフターフォローの体制を万全にする、そのためあえて全国展開はしな
いという考え方です。創業の精神に沿って、何十年とお付き合いをさせて頂くお客様に、安心して住み続けて
頂けるよう地域密着で高品質な住まいづくりをモットーとしております。
~ 売りっぱなし・建てっぱなしにしない ~
NEW
NEW
当社における「アフターフォロー」は、創業者である現会長今井の創業の原点の1つです。他社ではあま
り例がないアフターフォローの専任部門を設け、お客様より頂いた第一報から解決に至るまで全て当社社員
にて対応しております。引渡し後の定期アフターサービスも当社社員にて対応しており、お客様にご安心頂
けるように万全の体制で取り組み、お客様の住まいを見守り続けております。
定期アフターサービスは、お引渡しよ
り、3ヵ月目、1年目、2年目、5年目、
10年目にアフターフォロー専任部門
の当社社員にて実施しております。
(定期アフターサービスの様子)
「フジ住宅が出来た理由」より現会長今井のコメントを抜粋

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32
当社の強み⑥:賃貸管理と連携した中古アセット事業
~ 賃料収入と再販による売却益の2つの安定した収益基盤の確立 ~
NEW
NEW
オーナーチェンジ物件を取得
・ファミリータイプを中心に取得
・豊富な情報量から物件を厳選
・専門チームによる素早い査定
収益物件として保有
・既存入居者から賃料獲得
・平均戸当たり賃料約10万円
・当社グループ会社による入居
者管理
リノベーション再生工事
・退去後に再生工事を実施
・最新の間取りや設備を導入
・専任担当による徹底した品質
管理を実現
(Before)
(After)
築35年のマンションをフルリノベーション。
間取り変更
大阪府
488戸
保有件数の状況
兵庫県
283戸
京都府
59戸
奈良県
18戸
※2024年3月末時点で保有している物件となります。
投資用物件として販売
・早期の利益獲得が可能
・再生工事が不要
・投資需要の高まりに対応
中古マンションとして再販
・リノベーションマンションと
して付加価値をつけて販売
・引渡し後も安心のアフター
フォロー対応
収益物件として長期保有
・賃貸需要が高いエリア且つ、
好立地、築浅物件を選定し
賃貸物件として長期保有
・賃貸管理のノウハウを活用し
入居者を募集
入居者
退去後
再賃貸
居付き
販売
58%
33%
7%
2%
大阪府
兵庫県
京都府
奈良県
平均専有面積64.03㎡
平均築年数約30年
保有物件の構成割合
中古アセット事業とは、賃貸入居者付きの区分所有の中古マンション(オーナーチェンジ物件)を取得し、入居者が退去する
までの賃料で収益を上げ、退去後にリノベーションを施し再販を行う賃貸管理と連携したビジネスモデルです。当社は、空家の
中古住宅にリノベーションを施し再販する買取再販ビジネスで全国トップクラスに位置しておりますが、本ビジネスモデルでも
大阪府下及び阪神間で物件保有件数が848戸と、関西では同業最大手にも引けをとらないトップクラスの件数を保有しておりま
す。また、下図の通りオーナーチェンジ物件を収益物件として再賃貸、投資用物件として居付き販売を行う等、出口戦略も多様
化しており、当社グループの賃貸管理部門を活用することで物件の属性に応じた柔軟な運用が可能となっております。

FUJI CORPORATION LIMITED フジ住宅株式会社(証券コード:8860)
33
当社の強み⑦:販売委託は一切なし。全て当社社員で対応。
~ 売上規模を追いかけるのではなく、お客様の幸せを追求する姿勢 ~
NEW
年間約1,000戸の新築分譲住宅を販売しておりますが、全ての販売現場で当社社員が営業活動を行っており
ます。不動産業界では、自社の商品を外部に販売委託するケースは数多くありますが、当社では一切行ってお
りません。当社では、土地仕入から販売、プラン設計、建築現場管理、アフターフォローまで一貫して当社社
員で行います。ひたすら販売のみを行い、業績拡大を目指すこともありません。
あくまでもお客様のお顔が見える範囲で密度の濃い責任ある営業活動を行い、顧客満足日本一を目指し、お
客様の幸せを追求することが当社の営業活動の根底にあります。営業担当部署では、社員個々人の営業成績グ
ラフはありませんが、お客様の声やリポートグラフ等がございます。当社では、お客様から頂くお喜びの声を
非常に大切にしており、創業の精神「売りっぱなし・建てっぱなしにしない」をモットーに営業活動に邁進し
ております。
営業担当部署でリポートグラフ等にして掲示する
ことで、お客様に喜んで頂く意識が高まります。
その結果、客観的に把握することが難しいお客様の「満足度」に
おいて、第三者の公平な視点で高評価を頂くことに繋がりました。
お客様から頂いた声を反映したリポ―ト
2024年 オリコン顧客満足度 調査
建売住宅 ビルダー 近畿 第1位
2024年 オリコン顧客満足度 調査
建売住宅 ビルダー 近畿 大阪府 第1位
®
®

FUJI CORPORATION LIMITED フジ住宅株式会社(証券コード:8860)
34
当社の強み⑧:日本一愛される管理会社を目指して~高稼働率の秘訣~
~ 過去5年連続で97%以上の高稼働率を維持している賃貸管理 ~
NEW
2024年3月末現在において、全体管理住戸は35,187戸(管理施
設数は2,436棟)です。うち一括借上による管理住戸は31,275戸
(管理施設数は2,293棟)、稼働率は97.0%であり、過去5年間で
97%以上の高稼働率を維持しております。これは、ご購入頂いた
オーナー様に長期にわたり安心した賃貸経営を行って頂くために物
件立地を厳選していることの他、①仲介会社様との強力な連携によ
る集客力、②物件管理レベルの高さ、③分業制による迅速かつ柔軟
な管理体制によるものと自負しております。
引き続き、日本一愛される管理会社を目指して、入居者様に安心
して長く住んで頂くための努力を継続して参ります。
①仲介会社様との強力な連携による集客力
・各仲介会社様に当社専属社員を配置し、密
接なコミュニケーションを計りながら下記
の集客促進施策を一体となり共同で実施。
・仲介会社様と専用サイトを通じて空室状
況、図面等を常時共有し、24時間365日、
内見対応が可能で、当社を介さずに行う等
の成約スピードを上げる施策を採用。
・全管理物件で週2回の共用部分の清掃を実
施。物件毎の清掃の仕上がりが異ならない
よう協力会社様と月1回の清掃確認と勉強
会を実施し、高い清掃レベルを全物件で
標準化。
・入居者様のお困りごとやトラブル対応は、
24時間365日対応可能な当社専属チームを
設置し、入居者様目線の運用を実施。
・設備専属、集客専属など各専属社員を配置
し、分業制にすることで一般的な1人での
フルオペレーションに比べ迅速で質の高い
対応を実現。
・バックオフィスとして契約関連から巡回対
応なども細かくチーム編成することでス
ピーディかつイレギュラーにも柔軟に対応
できる体制を整備。
②物件管理レベルの高さ③分業制による迅速かつ柔軟な管理体制
総合不動産業として培った豊富な用地情報力を活かし、年間約2万件の用地情報の中から
駅近物件の賃料下

次権利日優待利回り貸借区分前日終値
3月27日
(328日)
0.39%
(GL-7.4)
貸借銘柄767円
優待関係適時開示情報
2024年3月期 通期決算説明資料(24/05/02)

優待基礎データ

3月

【1000株】JCBギフトカード 3000円相当
市場価値:2910円

利回り

利回り区分利回り(1000株)
配当利回り0%
優待利回り0.39%
総合利回り0.39%

※優待利回りについて、市場価格が不明なものは比較のために公称価格に対して独自に係数をかけています。例えば、カタログギフトは0.6倍、食品は0.5倍、自社商品は0.4倍などとなっておりますので優待利回りについてはご参考までにご覧くださいませ

株数毎の必要金額

株数概算必要金額
500株約38万円
1000株約77万円
5000株約384万円
10000株約767万円

一般信用関係データ

クロスコスト計算




計算株数 :
計算金額 :
計算日数 :

買建手数料:
買建金利 :
売建手数料:
貸株料金 :
プレミアム:
管理費等 :

手数料合計:

直近の一般信用在庫履歴(過去24時間)

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日興カブ楽天SBIGMO松井マネ

前回権利日の一般信用在庫(過去30日間)

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日興カブ楽天SBIGMO松井マネ

カブドットコム証券における過去1週間の抽選倍率

日付抽選対象在庫申込株数抽選倍率
24年5月02日3600株0株0倍
24年5月01日3600株0株0倍
24年4月30日3600株0株0倍
24年4月26日3600株0株0倍

カブドットコム証券における過去1週間のプレミアム料推移

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制度信用関係データ

理論逆日歩

逆日歩最大額:6400円(1000株/1日/4倍)
逆日歩最大額:12800円(1000株/1日/8倍)

直近の逆日歩履歴

日時逆日歩日数貸株超過規制
5月01日0円-日-
4月30日0円-日-
4月26日0円-日-
4月25日0円-日-
4月24日0円-日-

当該ページの情報については、情報の正確性のチェックはしておりませんため、誤った情報が表示されている可能性があります。このことについてご留意頂き、投資判断においてはご自身で再度情報の正確性をご確認いただきますようお願いいたします。


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