保有株数に応じて、全国の庄やグループで利用できる「優待飲食券」が贈られます。
保有株数 | 優待内容 |
100株以上 | 飲食優待券3,000円相当 |
500株以上 | 飲食優待券6,000円相当 |
1,000株以上 | 飲食優待券12,000円相当 |
◆大庄グループ店舗
・割烹
庄や、日本海庄や、やるき茶屋
・カラオケ
歌うんだ村、カラオケファンタジー、カラオケ&ダイニング「Flat」、カジュアルスタイリッシュカラオケ「花-hana-」、カラオケ歌うんだ村(横浜西口)
・カフェ
CAFE&BAKERYMIYABI
・専門店
大庄水産、お魚総本家、とり家ゑび寿、神田の肉バルRUMPCAP、銭函バーベキュー、羊肉酒場悟大、やきとん大喜利、トリクラヒーロー、鹿児島知覧くろやき屋、大衆馬肉酒場三村、やるきホルモン、炭火焼肉大和、海鮮串天ぷら中野家、東京酒BAL塩梅、博多天神もつ鍋お多福、呑兵衛、三四味屋、餃子酒場石田部屋、しゃぶしゃぶドレミ、お好みもんじゃ、讃岐茶屋、蕎麦蔵結、むすびうどん、満天酒場、ホテル&レストランMAMAISON
■贈呈時期
2月末基準日:5月下旬
8月末基準日:11月下旬
■有効期限
12か月
目次
1
1.連結売上高・損益の状況
(1)連結損益計算書(P/L)(2)セグメント別の状況(3)既存店売上高の状況
2.販売費及び一般管理費の内訳
3.連結営業外損益・特別損益の内訳4.連結貸借対照表(B/S)5.連結キャッシュ・フロー6.店舗の状況
(1)新規出店・改装等、及びグループ店舗状況(2)都道府県別分布状況
I. 2024/8月期
決算の概要
2
1.連結売上高・損益の状況
増減額
2024/8月期
実績
2023/8月期
実績
比率差
金額
構成比
金額
構成比
金額
―
5,090
100.0%
50,586
100.0%
45,495
売上高
+1.7%
3,882
61.2%
30,935
59.5%
27,053
売上原価
▲4.7%
▲253
36.9%
18,650
41.6%
18,903
販売費及び一般管理費
+3.0%
1,461
2.0%
1,000
▲1.0%
▲461
営業利益
+0.3%
186
0.8%
406
0.5%
219
営業外収益
▲0.0%
3
0.5%
249
0.5%
245
営業外費用
+3.4%
1,644
2.3%
1,157
▲1.1%
▲486
経常利益
+0.2%
117
0.5%
264
0.3%
147
特別利益
▲1.3%
▲593
0.3%
173
1.7%
767
特別損失
+4.9%
2,355
2.5%
1,248
▲2.4%
▲1,106
税引前当期純利益
▲0.0%
1
0.2%
121
0.3%
120
法人税等
+0.6%
251
▲0.4%
▲207
▲1.0%
▲458
法人税等調整額
+0.0%
0
0.0%
0
―
―
非支配株主に帰属する当期純利益
+4.3%
2,102
2.6%
1,333
▲1.7%
▲769
当期純利益
(243店)
(244店)
[当該期末店舗数(直営店)]
(単位:百万円)
※営業外損益・特別損益については7ページをご参照ください。
3
(1)連結損益計算書(P/L)
1.連結売上高・損益の状況
(2)セグメント別の状況
(内部売上高含む)
増減額
2024/8月期
実績
2023/8月期
実績
営業利益
売上高
営業利益
売上高
営業利益
売上高
919
973
1,448
23,505
528
22,531
飲食事業
423
5,434
715
31,695
291
26,261
卸売・ロジスティクス事業 ※1
21
0
384
1,815
362
1,815
不動産事業
20
43
347
915
326
872
フランチャイズ事業
27
99
0
640
▲27
541
その他
47
▲1,460
▲1,895
▲7,986
▲1,943
▲6,526
調整額 ※2
1,461
5,090
1,000
50,586
▲461
45,495
合計
(単位:百万円)
4
※1:2024/8月期より、旧「卸売事業」と「運送事業」を統合※2:セグメント間の取引消去、各セグメントに配分していない全社費用
➢
飲食事業:既存店売上高前年比110.4%
⇒飲食需要の回復や各種営業施策の取組みにより、売上高+973百万円
➢
卸売・ロジスティクス事業:卸売含む総合物流サービスによる
外部売上増加により、売上高+5,434百万円
1.連結売上高・損益の状況
<前年比実績推移表>
(3)既存店売上高(対前年比)
5
9月
‘24/8月
期
8月
7月
6月
5月
4月
3月
2月
1月
12月
11月
10月
9月
‘23/8月
期
‘22/8月
期
105.0
110.4
104.5
101.2
106.7
105.5
104.8
106.8
111.1
114.3
122.9
115.6
111.9
124.2
141.2
148.0
売上高
104.7
104.0
102.7
99.8
103.8
102.5
100.9
102.0
104.8
107.3
111.1
104.0
101.3
108.7
125.2
135.0
客数
100.3
106.2
101.8
101.4
102.8
102.9
103.9
104.7
106.0
106.6
110.6
111.2
110.5
114.3
112.8
109.6
客単価
<カテゴリー別前年比実績>
<カテゴリー別売上構成比>
夜フリー
宴会
昼
72.3%
2.3%
25.4%
2022/8月期累計
73.4%
4.2%
22.4%
2023/8月期累計
71.0%
7.1%
21.8%
2024/8月期累計
▲2.4%
+2.9%
▲0.5%
比率差異
➢
‘21/7月〜9月、’22/1月〜3月「緊急事態宣言」及び「まん延防止等重点措置」等により、臨時休業及び一部時短営業を実施
2024/8月期
累計
夜フリー
宴会
昼
110.4%
106.9%
186.2%
107.8%
売上高
104.0%
103.5%
182.7%
100.0%
客数
106.2%
103.3%
101.9%
107.8%
客単価
2.販売費及び一般管理費の内訳
増減額
2024/8月期
実績
2023/8月期
実績
比率差
金額
対売上比率
金額
対売上比率
金額
▲1.9%
151
20.0%
10,098
21.9%
9,946
人件費
▲1.1%
▲190
5.7%
2,871
6.7%
3,062
地代家賃
▲0.8%
▲265
2.3%
1,178
3.2%
1,444
水道光熱費
▲0.3%
▲50
1.7%
835
1.9%
886
減価償却費
▲0.1%
30
1.4%
712
1.5%
681
消耗備品費
▲0.1%
▲36
0.5%
259
0.6%
295
衛生費
0.0%
30
0.4%
184
0.3%
153
販促・広宣費
▲0.4%
76
5.0%
2,509
5.3%
2,433
その他
▲4.7%
▲253
36.9%
18,650
41.6%
18,903
販売費及び一般管理費
3.0%
1,461
2.0%
1,000
▲1.0%
▲461
営業利益
(単位:百万円)
6
➢
売上高増に伴い人件費、及び消耗備品費など変動要素のある科目中心に増加一方、店舗数の減少等により地代家賃他、固定費科目を中心に減少
➢
水道光熱費は、主に電気料、次いでガス料が減少
➾
販管費及び一般管理費は▲253百万円減少
3.連結営業外損益・特別損益の内訳
(単位:百万円)
7
備考
増減額
2024/8月期
2023/8月期
1,461
1,000
▲461
営業利益
11銘柄売却
223
235
12
投資有価証券売却益
▲10
63
73
受取保険金・受取損害賠償金
13
21
7
受取利息
▲1
4
5
受取配当金
▲2
2
5
貸倒引当金戻入額
▲22
―
22
受取負担金
▲15
78
92
その他
186
406
219
営業外収益
14
98
83
支払利息
融資手数料
8
41
32
支払手数料
▲19
108
128
その他
3
249
245
営業外費用
1,644
1,157
▲486
経常利益
立退きによる補償金
35
178
142
受取補償金
不動産売却等
82
86
4
固定資産売却益
117
264
147
特別利益
▲48
87
136
固定資産除却損
うち16百万円は3月不動産売却分
▲472
46
518
減損損失
▲75
28
104
店舗関係整理損
2
10
7
固定資産売却損
▲0
0
0
店舗閉鎖損失引当金繰入額
▲593
173
767
特別損失
2,355
1,248
▲1,106
税引前当期純利益
増減額
2024/8月期
2023/8月期
▲580
23,121
23,702
負債合計
223
2,542
2,319
買掛金
84
1,608
1,524
未払金
▲565
13,351
13,917
借入金(⻑短)
▲110
315
425
社債
▲93
317
411
リース債務
▲9
798
807
資産除去債務(⻑短)
1
234
232
賞与引当金
6
1,638
1,632
退職給付に係る負債
▲118
2,313
2,432
その他
916
10,402
9,485
純資産合計
1,076
10,377
9,301
株主資本
―
100
100
資本金
▲1,214
7,657
8,871
資本剰余金
2,290
2,870
579
利益剰余金
▲0
▲250
▲250
自己株式
▲160
24
184
その他包括利益累計額
―
―
―
非支配株主持分
336
33,524
33,188
負債・純資産合計
4.連結貸借対照表(B/S)
(単位:百万円)
増減額
2024/8月期
2023/8月期
1,660
14,615
12,954
流動資産
842
9,007
8,165
現預金
807
3,889
3,082
売掛金
13
1,097
1,084
棚卸資産
▲2
620
623
その他
▲1,322
18,903
20,225
固定資産
▲866
10,941
11,808
有形固定資産
▲10
1,983
1,994
無形固定資産
▲220
4,950
5,171
敷金・保証金
▲502
381
883
投資有価証券
277
645
367
その他
▲1
5
7
繰延資産
336
33,524
33,188
資産合計
増減額
2024/8月期
2023/8月期
▲675
13,666
14,342
有利子負債
842
9,007
8,165
現預金
▲1,517
4,659
6,177
NET有利子負債
2.4%
31.0%
28.6%
自己資本比率
▲2.4%
40.8%
43.2%
有利子負債依存度
8
増減額
2024/8月期
2023/8月期
752
1,536
784
1.営業活動CF
2,355
1,248
▲1,106
税引前当期純利益
▲66
1,060
1,127
減価償却費
▲472
46
518
減損損失
▲223
▲235
▲12
投資有価証券売却益
188
▲807
▲995
売上債権の増減額
▲552
223
775
仕入債務の増減額
▲397
―
397
新型コロナウイルス感染症協力金の受取額
▲81
▲0
80
その他営業CF
742
370
▲372
2.投資活動CF
368
▲822
▲1,190
有形固定資産の取得による支出
657
664
7
有形固定資産の売却による収入
24
▲31
▲56
無形固定資産取得による支出
▲252
▲307
▲55
投資有価証券売却による支出
444
768
324
投資有価証券売却による収入
▲761
154
915
敷金・保証金の差入・回収純増減額
261
▲56
▲318
その他投資CF
1,494
1,906
412
※ フリーキャッシュ・フロー
▲496
▲1,041
▲544
3.財務活動CF
▲264
▲565
▲300
⻑短借入金の純増減額
20
▲110
▲130
社債の償還支出
▲249
▲250
▲0
配当金の支払額
▲1
▲115
▲113
その他財務CF
▲100
8,129
8,229
4.現金及び現金同等物の期首残額
972
872
▲100
5.現金及び現金同等物の増減額
872
9,001
8,129
6.現金及び現金同等物の期末残額
5.連結キャッシュ・フロー
(単位:百万円)
9
6.店舗の状況
2024/8月期
7
新規出店
21
店舗改装
8
閉店
10
グループ
計
VC
FC
増減
‘24/8月末
店舗数
閉店
業態転換
による改装
改装
新規出店
‘23/8月末
店舗数
‘22/8月末
店舗数
VCより
譲受
VCへ
移行
減少
増加
120
23
33
▲2
64
▲3
1
1
66
91
庄や
37
9
+10
28
9
1
1
18
16
満天酒場
26
7
▲4
19
▲2
▲2
23
29
大庄水産
20
2
3
▲2
15
▲1
▲1
17
24
日本海庄や
15
3
▲1
12
▲1
▲1
13
15
とり家ゑび寿
12
12
12
12
築地日本海
11
+1
11
1
10
8
築地寿司岩
7
1
6
6
9
呑兵衛
7
2
5
▲1
1
5
5
悟大
6
1
▲1
5
▲1
1
6
7
定食のまる大
5
▲1
5
▲1
6
7
RUMP CAP
5
5
5
5
お多福
5
+1
5
1
4
4
MIYABI
5
+1
5
1
4
3
お魚総本家
5
+2
5
2
3
3
三村
3
3
3
3
大喜利
41
2
1
▲5
38
▲4
▲9
6
1
2
43
49
その他業態
330
50
37
▲1
243
▲1
▲8
▲18
18
3
1
7
244
290
合計
(1)新規出店・改装店、及びグループ店舗状況
471
366
290
244
243
115
70
95
94
87
【586】
【436】
【385】
【338】
【330】
0
100200300400500600700
'20/8期末 '21/8期末 '22/8期末 '23/8期末 '24/8期末
グループ店舗数推移
直営店
FC・VC
6.店舗の状況
地域数
店舗数
29
/47
県
330
店舗
グループ
合計
0店舗
1〜10店舗
31〜100店舗
11〜30店舗
101〜店舗
(2024年8月末)
東北・北海道地方
9
店舗
4県/7県
中部地方
32
店舗
8県/9県
近畿地方
2
店舗
1県/7県
中国・四国地方
9
店舗
5県/9県
九州・沖縄地方
13
店舗
4県/8県
関東地方
265
店舗
7県/7県
兵庫
0
岐阜
3
宮崎
0
鹿児島
0
福岡
3
大分
0
熊本
3
佐賀
1
⻑崎
6
沖縄
0
徳島
0
高知
1
香川
0
愛媛
0
広島
1
島根
3
岡山
1
鳥取
0
山口
3
和歌山
0
滋賀
0
大阪
2
京都
0
三重
0
奈良
0
福井
0
北海道
1
福島
2
宮城
0
山形
2
岩手
4
秋田
0
⻘森
0
千葉
37
群馬
7
埼玉
32
東京
141
神奈川
39
栃木
6
茨城
3
新潟
1
静岡
11
愛知
6
⻑野
5
山梨
2
富山
2
石川
2
11
(2)都道府県別分布状況
II. 2025/8月期の
経営戦略及び具体的施策
12
13
II.2025/8月期の経営戦略及び具体的施策
➢
足許状況
*経済活動の正常化が進んでいる中で景気は緩やかに回復しつつあるものの、地政学的な緊張や不安定な
為替市場等により物価や各種コストが上昇しており、消費者や企業の負担増により先行きは引き続き不透明な状況が続いている
➢
基本方針
*先行き不透明な事象が多い現代において、人々に必要なのは、
「居心地の良い場所」、「気の置けない仲間とのコミュニケーション」、「親切への感動」
➾
誠実な商いを通じて人々の幸せに奉仕したい
*利潤第一ではなく、お客様一人ひとりの健康・心の安寧に貢献していく
➾
安全・安心の食材を使用し、確かな調理技術でお客様に提供する
健康的な旬の食材の食べ方など、店舗・卸売を通じて伝えていきたい
*『人類の健康と心の豊かさに奉仕する』という企業理念のもと、
「利他の心」を持って誠実な店舗運営に努め、日本の食文化と居酒屋文化の発展に貢献していく
14
II.2025/8月期の経営戦略及び具体的施策
1.事業ポートフォリオ戦略
*卸売・ロジスティクス事業の拡大強化*不動産事業及びフランチャイズ事業等の取組み強化
2. 店舗業態戦略
*強化業態の新規出店・業態変更推進*各業態のブランディング強化*業態ポートフォリオの充実化
➾
「ハレの日」「大衆」「インバウンド」
3. 収益安定化・補強
*仕入の工夫、グランドメニュー改定等による原価管理の徹底
➾
但し「食の安全・安心」は担保
➾
厳選食材を使用した各メニューの充実による集客力強化
*惣菜や鮮魚のフィーレ加工などによる仕込み負担軽減
4. DX推進
*攻め
➾
集客、店舗オペレーション効率化
*守り
➾
間接部門等の省人化・自動化推進
5. 従業員モチベーション向上
*VC施策推進*インセンティブ他、独自制度の継続*戦略的な配置転換 *健康経営の推進
2025/8月期基本戦略(サマリー)
*コロナ禍以降、前期まで取り組んできた各種施策を継続し、着実な事業発展と
収益力の強化及び安定化を図っていく
15
II.2025/8月期の経営戦略及び具体的施策
➢
各業態のブランディング強化、業態ポートフォリオ充実化
①前期リニューアル好事例
*「庄や」本八幡南口店、「三村」熊本下通り店、「定食のまる大」国分寺南口店 等
②足許実績(9月、10月)
*「名代もつ鍋お多福」博多グリーンホテルアネックス内店、「お好みもんじゃ」立川店、「満天酒場」浦和店 等
③今後の予定
*「お好みもんじゃ」蒲田⻄口店、「三四味屋」笹塚店、「大喜利」東中野店、「満天酒場」自由が丘店*メインブランドである「庄や」、定食のまる大や寿司業態などの食事主体業態の強化
➾
ブランディング強化の一環として、一定数のリニューアルを計画
「庄や」川崎408店:11月に全面リニューアルオープン
*
季節の食材を使った旬メニューの改定を隔月から毎月に変更
10月:旬の木の子天布羅、さば味噌煮、秋茄子生姜焼き 等
➾
旬メニューをより楽しんでもらう為、料理に合う日本酒2種を厳選
*水産卸売子会社「米川水産」が全国から仕入れる、日替わりの天然鮮魚を提供*宴会集客の強化を図り、回復基調である年末年始の宴会需要を取り込む
1. 営業施策・店舗戦略
店舗出店戦略
メニュー・宴会戦略
16
II.2025/8月期の経営戦略及び具体的施策
①デジタルマーケティング施策
*「LINE」施策
➾
各種配信により囲い込みを図る 〜宴会コース告知、クーポン等の配信
*「Google」
➾
定期投稿・自動投稿の強化、メニュー情報の発信
*大庄公式Youtubeチャンネル「庄Tube」コンテンツ拡充
➾
各業態のプロモーション動画の他、レシピ動画、店舗のニュース動画等
の配信強化
➾
「調理甲子園」動画公開
〜調理技術の向上と継承を目的に、5年ぶり開催
*WEBグルメ媒体の拡充
➾
ホットペッパー、食べログ等
②インバウンド対策/団体客
*外国語メニューブック、Googleの英語・多言語ページの随時更新と拡充
➾
業態別・店舗別での集客による囲い込みを図る
*インバウンド団体集客の取組み
➾
ホームページに「インバウンド・団体利用」に対する問い合わせページを設置
③『庄や』を中心とした、ブランディング強化
*「デジタルマーケティング」の取組みにより、メニュー戦略による差別化や店舗別の
情報など、当社のブランド・こだわり等を発信していき集客に繋げる
1.営業施策・店舗戦略
デジタルマーケティング等の販促活動による集客力の強化
17
➢
飲食店等のあらゆるニーズにワンストップでお応えする「総合支援プラットフォーム」
として、引続き機能強化・業容拡大を図っていく
*物流センター『DS・L・ヘッドクォーター羽田』を拠点とし、物流子会社ディ・エス物流
等を実運送業者とする「第一種貨物利用運送事業」を強化
*「卸売・ロジスティクス事業」の展開
➾
前期よりセグメント分類を見直し、旧「卸売事業」と「運送事業」を統合
外販・倉庫・運送を一体化した「総合物流サービス」の展開を推進していく
*旬の食材や野菜など価値の高いものをご要望に応えながら提案販売していく
➾
同業の飲食店経営を行う方々を支えることで、外食産業の活況化を図りたい
売上高
セグメント利益
2019/8期実績 11,803
百万円
163
百万円
2024/8期実績 24,213
百万円
715
百万円
増減額 12,410
百万円
552
百万円
2025/8期計画 25,026
百万円
825
百万円
※2019/8期実績は、旧「卸売事業」「運送事業」の合算
売上高は外部顧客への売上高
➾
2018年の羽田のセンター稼働以降、外部への卸売強化に取り組み、新規取引先獲得への注力等により外販を中心に業容を大きく拡大してきた
➾
今期は、引き続き業容拡大及び収益力の強化を図る
2.卸売・ロジスティクス事業の強化
II.2025/8月期の経営戦略及び具体的施策
11,803
20,189
24,213
25,026
163
291
715
825
01,0002,0003,000
0
10,00020,00030,000
'19/8期
'23/8期 '24/8期 '25/8期
「卸売・ロジスティクス事業」業績推移
売上高
セグメント利益
計画
*「努力が報われる会社である」という基本方針に基づき、独立支援制度であるVC事業の拡大を推進*研修や調理技術検定に重点を置き、能力のある人材を適正に評価
➾
接遇検定、寿司職人育成研修など研修の充実化
*各種インセンティブ制度
➾
社⻑賞(売上過去対比評価)、幹部の歩合給、
インセンティブ制度(年間利益評価)、調理責任者育成手当 等
*適材適所の人員配置により、生産性の高い体制構築を図る
➾
引き続き、強化事業等への人員配置の強化と管理部門・本社部門の省人化・コンパクト化を推進
*健康経営の推進
➾
従業員の心身の健康を経営上の重要課題と認識して各種取組みを推進
➾
アブセンティーイズム・プレゼンティーイズムの解消、ワークエンゲージメントの向上目的
*健康管理のサポート
➾
健康管理システム導入による生活習慣病の予防、メンタルヘルスの維持向上体制の強化
*就業と病気治療・育児・介護の両立支援
➾
ライフイベントに応じた柔軟な働き方、保険や福利厚生制度の拡充
3.従業員確保/モチベーション向上取組み
18
II.2025/8月期の経営戦略及び具体的施策
VC(ボランタリーチェーン)事業の推進
人員の再配置
健康経営の推進
従業員の正当評価、各種インセンティブ
*自社物件のリーシング強化、新規出店への取組み強化*自社物件の方針見直しにより、遠隔地やノンコアの物件を整理
➾
2024/8期に不動産6物件を売却 ・・・売却損益計+58百万円
今期、足許で1物件売却予定 ・・・売却益約70百万円計上見込
*VC(ボランタリーチェーン)制度の拡大・進化を図る
➾
「大庄ブランド」の維持・向上と、成⻑を見据えた制度設計・運用の確立
➾
大庄内の「パートナー事業管理部/サポート部」による事務代行業務の効率化、
営業指導等コンサル機能拡充により付加価値の向上を図る
*VC店舗数
➾
2024/8月末:50店舗
*ミヤビ事業:当社「カフェ&ベーカリーミヤビ」での商品提供、
外部委託販売・催事販売など事業の拡大・収益力強化を図る
4. その他各セグメント事業の強化
19
II.2025/8月期の経営戦略及び具体的施策
不動産事業
フランチャイズ事業
その他事業
➢
テーマは「生産性の向上」 〜全社ベースでのDX化推進を継続➾
システム化、デジタル化にこだわらず、抜本的な業務効率化を目指し、スピード感をもって取り組む
*環境整備
➾
「DX推進委員会」による取組み推進、研修・教育による意識改革、インフラ整備
*営業部門
➾
モバイルオーダー・タブレットオーダー、シフト管理、ネット予約管理、動画研修、店舗システムのリプレイス
*管理部門
➾
RPA、電子契約、ワークフローシステム、電子化・ペーパーレス化、
人事システムの見直し、アウトソーシングの活用
*物流部門
➾
EDI化、RPA
*原価率の管理
➾
理論原価との乖離を把握、店舗別の改善指導により是正を図る
*水光熱費等
➾
店舗の水光熱費や、店舗修繕コスト等の削減を図る
*地代家賃
➾
店舗・不動産の賃料減額交渉及び保証金一部返還交渉の継続
➢
引き続きDX推進による業務効率化・省人化を図る
ことにより、継続的に固定費等の削減を図る
5.業務効率化・経費削減等への取組み
20
II.2025/8月期の経営戦略及び具体的施策
DXによる業務効率化推進継続
その他経費削減等の取組み
21
II.2025/8月期の経営戦略及び具体的施策
*当期期末配当:(1株当たり)8円 ※中間配当6円、年間計14円(前期比+8円)
➾
黑字転換した通期業績を踏まえ、利益剰余金よりコロナ前2019/8月期と同額の配当実施
*次期配当予想:(同)中間6円/期末8円、年間計14円(前期比同額)
➾
前期同額の配当予想、今後も安定した配当の継続と適正な利益還元に努める
7.剰余金の配当
①自己資本の状況
*2024/8月期末時点(連結ベース)104億円(自己資本比率31.0%)
➾
前期末対比+9億円(自己資本比率+2.4%)自己資本の積み増しにより財務の健全性の向上を図っていく
②資金面
*2024/3月にシンジケートローンおよびコミットライン契約を締結(総額43億円)*2021/12月に実施した日本政策投資銀行の制度融資(総額30億円)を
期日一括返済予定(2024/12月)
➾
年度資金として一定額の資金調達は行っていくが、今期以降有利子負債の圧縮を図っていく
③保証金の適正化
*2024/8月期末時点(連結ベース)保証金・敷金49億円
➾
前期末対比▲2億円(コロナ前2019/8月期末対比▲38億円)
➾
一部返還交渉を引き続き継続していく
6.財務・資金面について
*創業以来、「人類の健康と心の豊かさに奉仕する」という企業理念を実現するために、「安全・安心・鮮度・旬・健康」
というサステナビリティの考え方を取り入れた事業展開を行ってきた➾
基本方針に準じた従来の取組みに加え今後必要となる施策を選定、適宜目標・指標等を設定し推進していく
関連するSDGs
取組み内容
マテリアリティ
当社グループ独自の厳しい安全基準(=大庄基準)を設定し、2つの自社研究所において、農産物の残留農薬・食品添加物管理、衛生管理等の徹底を図る。各研究所で行った検証・検査結果を当社ホームページにて公表。
①食の安全・安心の確保
食材の購入から店舗での調理、廃棄までのサイクル全体でフードロス低減を目指し、サプライヤーや生産者と連携しながら取組みを推進する。また、メニュー開発・食材仕入管理の観点からもフードロス低減に取り組む。
②フードロスの低減
農産物に関しては国内生産者との密接な関係を築きトレーサビリティを確保し、水産物に関しては近海鮮魚を積極的に仕入れるなど、地産地消の考えに沿った食材調達を行う。
③持続可能な食材の
調達
限りある資源を効率的に活用するとともに、廃棄物抑制・リサイクルの観点から持続可能な循環型社会の実現への貢献に取り組む。【取組み】ダンボールのリサイクル、発泡スチロールの再利用、プラスチックカトラリー削減、廃油のリサイクル
④資源循環型社会実現
への貢献
気候変動への対応は重要課題として認識しており、CO2を含む温室効果ガスの排出量をグループ全体で把握し、目標を立てて削減を図っていく。
⑤気候変動への適応と
その緩和
創業より積極的に行ってきた人的資本への
投資を継続し、環境や働き方の変化など
に対応すべく、人材の育成と社内環境の整備を推進する。
⑥人材の育成および
社内環境整備
22
8.サステナビリティに関する取組み
II.2025/8月期の経営戦略及び具体的施策
23
II.2025/8月期の経営戦略及び具体的施策
9.資本コスト・株価を意識した経営の実現に向けた対応
*市場評価 PBR:2.22倍(2024/8月末)
➾
資本収益性の課題とされる「1倍割れ」には該当しない
*まずは「財務の健全化」を優先
・有利子負債の圧縮
➾
3年以内に50億円程度の圧縮
・自己資本の絶対額の積み増し
➾
150億円規模を展望
背景として、
・新型コロナによる業績悪化の影響で自己資本が大きく毀損、
2019/8月末224億円
➾
2023/8月末94億円(▲130億円)
業種特性を踏まえ、変事抵抗力を高める必要有
・新リース会計基準適用(2027年度義務化)により、
大幅な資産・負債の増加による自己資本比率低下が見込まれる
➾
今後、影響度合を精査していく
*資本効率の分析についてはROEを指標とし、安定的な収益の
確保により、資本コストを吸収していく
➾
8%以上確保を目安とする
〈参考〉ROE:2024/8月期実績
:13.4%
2025/8月期通期計画ベース :10.0%
(1)株価指標について
(2)資本コストについて
*「売上高営業利益率」
➾
収益性指標として、5.0%達成を
目標とする
*「ROA」
➾
効率性分析の指標として注視していく
分子には償却前利益(EBITDA)等も対象に加えていく
(3)当社における重要経営指標
*株価対策として安定的な株主還元(配当・株主優待)を継続
【主要計数推移】
(2024/8月末株価終値 ÷ 2024/8月期 1株当たり純資産)
(2025/8月期計画当期純利益 ÷ 2025/8月期計画自己資本)
(単位:百万円)
2025/8期
計画
2024/8期
2023/8期
2022/8期
2021/8期
2020/8期
2019/8期
51,520
50,586
45,495
35,799
28,836
44,827
61,032
売上高
1,424
1,000
▲461
▲5,390
▲5,949
▲3,311
734
営業利益
1,324
1,157
▲486
▲410
▲5,818
▲3,253
805
経常利益
1,074
1,333
▲769
▲770
▲4,864
▲6,308
150
当期純利益
31,139
33,524
33,188
33,738
35,129
40,799
42,805
総資産
10,501
13,667
14,342
14,773
15,761
15,326
9,847
有利子負債
11,182
10,402
9,485
10,065
11,140
16,130
22,461
自己資本
2.8%
2.0%
▲1.0%
▲15.1%
▲16.8%
▲7.4%
1.2%
35.9%
31.0%
28.6%
29.8%
31.7%
39.5%
52.5%
自己資本比率
3.3%
4.0%
-
-
-
-
0.4%
ROA
10.0%
13.4%
-
-
-
-
0.7%
ROE
0.01.02.03.04.05.0
0
200400600800
1,0001,2001,4001,6001,8002,000
2019.8
2020.8
2021.8
2022.8
2023.8
2024.8
株価・
1
株当たり純資産・PBR
株価
1
株当たり純資産
PBR
(倍)
(円)
III. 通期連結業績予想について
24
25
III.通期連結業績予想について
*計画策定の前提 :事業の柱である飲食、卸売・ロジスティクス事業を中心に、
前期までに積み上げた収益力を強化し、今後の収益安定化に繋げていく
*売上高
:通期で前期比101.8%の増加を想定、改装・閉店等予定店舗を織込み
*営業利益 :飲食事業、卸売・ロジスティクス事業を中心に利益増
➾
前期比+424百万円
*営業外損益等 :通期で営業外損益▲100百万円、特別損益▲130百万円を想定
前年比増減
2024/8月期
実績
2025/8月期
通期計画
2025/8月期
下期計画
2025/8月期
上期計画
934
50,586
51,520
25,740
25,780
売上高
424
1,000
1,424
739
685
営業利益
167
1,157
1,324
679
645
経常利益
▲259
1,333
1,074
499
575
当期純利益
(単位:百万円)
◆通期計画(上期/下期)前年比増減
26
III.通期連結業績予想について
(単位:百万円)
*飲食事業
:既存店売上高前年比102.7%で想定。店舗改装・ブランディング等の店舗戦略、
原価率及び経費のコントロール等により増益図る
*卸売・ロジスティクス事業 :売上高の拡大と並行して、食材の厳選等仕入の強化及び収益力の強化を図る*不動産事業
:前期の不動産一部売却と足許の空室減を織込み。リーシング強化を継続
*フランチャイズ事業 :9月に2店舗VC移行、VC店舗の拡大を推進*その他
:その他事業(ミヤビ事業等)の収益改善を図る
前期比
2025/8月期 計画
2024/8月期 実績
営業利益
売上高
営業利益
売上高
営業利益
売上高
250
378
1,698
23,883
1,448
23,505
飲食事業
110
1,341
825
33,036
715
31,695
卸売・ロジスティクス事業 ※1
30
▲7
414
1,808
384
1,815
不動産事業
12
31
359
946
347
915
フランチャイズ事業
14
41
14
681
0
640
その他
7
▲850
▲1,888
▲8,836
▲1,895
▲7,986
調整額 ※2
424
934
1,424
51,520
1,000
50,586
合計
◆セグメント別計画
(内部売上高含む)
※1:2024/8月期より、旧「卸売事業」と「運送事業」を統合※2:セグメント間の取引消去、各セグメントに配分していない全社費用
【将来見通しに関する注意事項】
本資料に記載されている、当期ならびに将来の業績見通し等に
関する記述内容につきましては、当社が現在入手している情報
および合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。
従いまして、実際の業績等は、様々な要因により大きく変動する
可能性があることをご承知おきください。実際の業績に影響を
与える要因としては、当社グループを取り巻く経済・社会情勢や
市場環境、会計基準や法律・諸制度の変更などがあります。さら
に、自然災害などの予測不可能なリスク要因も含まれております。
また、当資料は、当社グループをより深く理解いただくため
に、株主、投資家の皆様への情報提供を目的としたものであり、必ず
しも投資をお勧めするものではないことをご認識いただくようお願い申し上げます。
IRお問い合せ先
担当部: 株式会社大庄 IT・経営企画部
電話 : 03-5764-2229
FAX : 03-5764-2237
次権利日 | 優待利回り | 貸借区分 | 前日終値 |
2月26日 (88日) | 2.02% (GL41.5) | 貸借銘柄 | 1047円 |
優待関係適時開示情報 |
2024年8月決算期 決算説明資料(24/10/28) |
優待基礎データ
利回り
利回り区分 | 利回り(100株) |
---|---|
配当利回り | 0% |
優待利回り | 0% |
総合利回り | 0% |
※優待利回りについて、比較のために公称価格に対して独自に係数をかけています。例えば、カタログギフトは0.6倍、食品は0.5倍、自社商品は0.4倍などとなっておりますので優待利回りについてはご参考までにご覧くださいませ
株数毎の必要金額
株数 | 概算必要金額 |
---|---|
100株 | 約10万円 |
500株 | 約52万円 |
1000株 | 約105万円 |
一般信用関係データ
クロスコスト計算
前回権利日の一般信用在庫(過去30日間)
カブドットコム証券における過去1週間の抽選倍率
日付 | 抽選対象在庫 | 申込株数 | 抽選倍率 |
---|---|---|---|
過去2週間に抽選はありませんでした |
制度信用関係データ
理論逆日歩
直近の逆日歩履歴
日時 | 逆日歩 | 日数 | 貸株超過 | 規制 |
---|---|---|---|---|
12月02日 | 0円 | -日 | - | |
11月29日 | 0円 | -日 | - | |
11月22日 | 0円 | -日 | - | |
11月21日 | 0円 | -日 | - | |
11月20日 | 0円 | -日 | - |
当該ページの情報については、情報の正確性のチェックはしておりませんため、誤った情報が表示されている可能性があります。このことについてご留意頂き、投資判断においてはご自身で再度情報の正確性をご確認いただきますようお願いいたします。