1.経営成績等の概況 .....................................................................................................................2
(1)当期の経営成績の概況 .........................................................................................................2
(2)財政状態の概況 ..................................................................................................................2
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ..........................................................................................3
(4)今後の見通し .....................................................................................................................3
(5)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当 .....................................................................4
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方..........................................................................................4
3.連結財務諸表及び主な注記 .........................................................................................................5
(1)連結貸借対照表 ..................................................................................................................5
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 .................................................................................7
連結損益計算書.....................................................................................................................7
連結包括利益計算書...............................................................................................................8
(3)連結株主資本等変動計算書 ...................................................................................................9
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 .............................................................................................11
(5)連結財務諸表に関する注記事項 .............................................................................................13
(継続企業の前提に関する注記) .............................................................................................13
(セグメント情報) ...............................................................................................................14
(1株当たり情報) ...............................................................................................................16
(重要な後発事象) ...............................................................................................................17
4.その他 ....................................................................................................................................18
(1)役員の異動 ........................................................................................................................18
(2)その他 ..............................................................................................................................18
○添付資料の目次
- 1 -
中央魚類(株)(8030) 2024年3月期 決算短信
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
当連結会計年度における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症による行動制限の解除にともない国内におけ
る個人消費やインバウンド需要が拡大し、主要企業の好調な企業業績等を背景に日経平均株価は約34年ぶりに一時
高値を更新するなど経済・社会活動は緩やかな回復基調となりました。また、日銀によるゼロ金利政策の解除もあ
り長年続いたデフレから脱却し、インフレ局面へと転換期を迎えました。
一方で、長期化するロシアによるウクライナへの軍事侵攻とそれに伴う資源価格の上昇、中東地域における地政
学的リスクの高まりや、日米金利差による大幅な為替相場の変動、人件費や物流費の高騰、少子高齢化や労働力不
足の進行など、依然として先行き不透明な状態が続いております。
水産物卸売業界においては、量販や外食、インバウンド需要の回復基調が見られました。その一方で、物価高に
よる消費者の生活防衛意識の高まりにより、販売環境は厳しくなっております。また、漁期や漁場の変化による水
揚数量の減少の影響もあり、卸売市場における水産物取扱数量は、前年対比減少しました。
このような状況のもと、水産物卸売事業ではマグロや貝類の相場下落はありましたが、水産物全般において特に
業務筋向けの販売が好調だったことにより大幅な利益増加となりました。冷蔵倉庫事業では保管料・荷役料の値上
げや業務の効率化に努めましたが、冷蔵倉庫の修繕費増加により利益は減少しました。
この結果、当社グループ売上高は137,588百万円(前年同期比0.1%増)となり、営業利益は2,465百万円(前年同
期比22.4%増)、経常利益は2,576百万円(前年同期比21.1%増)となりました。以上により、親会社株主に帰属す
る当期純利益は2,134百万円(前年同期比53.8%増)となりました。
セグメント別の業績概況は次のとおりであります。
水産物卸売事業は、大衆魚の水揚が不安定だったこともあり、セグメント売上高は128,584百万円(前年同期比
0.3%減)となりましたが、エビ・カニ等の商材を中心に、業務筋向けの販売が好調だったことによりセグメント利
益は1,322百万円(前年同期比49.6%増)となりました。
冷蔵倉庫事業は、保管料・荷役料収入の増加により売上高は7,627百万円(前年同期比3.7%増)となりました。
電力料等費用の削減に努めましたが、冷蔵倉庫の修繕費の増加により、セグメント利益は543百万円(前年同期比
1.2%減)となりました。
不動産賃貸事業は、売上高627百万円(前年同期比0.4%減)となり、修繕費等の削減により、セグメント利益は
562百万円(前年同期比3.8%増)となりました。
荷役事業は、市場外における配送業務の受注増加により、売上高は748百万円(前年同期比27.3%増)、セグメン
ト利益は35百万円(前年同期比12.7%増)となりました。
(2)当期の財政状態の概況
(資産)
当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ5,121百万円増加の78,415百万円となりました。これは
主に現金及び預金の減少1,253百万円、売掛金の増加1,910百万円、商品及び製品の増加1,103百万円、有形固定資産
の減少1,268百万円、投資その他の資産の増加3,954百万円によるものです。
(負債)
負債合計は、前連結会計年度末に比べ243百万円増加の47,415百万円となりました。これは主に支払手形及び買掛
金の増加2,267百万円、短期借入金の減少950百万円、長期借入金の減少2,641百万円、繰延税金負債の増加1,210百
万円によるものです。
(純資産)
純資産合計は、前連結会計年度末に比べ4,878百万円増加の30,999百万円となりました。これは主に親会社株主に
帰属する当期純利益2,134百万円の計上、非支配株主持分27百万円の増加、剰余金の配当279百万円、その他有価証
券評価差額金の増加2,929百万円によるものです。その結果、自己資本比率は37.4%(前連結会計年度末33.4%)と
なりました。
- 2 -
中央魚類(株)(8030) 2024年3月期 決算短信
第73期
2020年3月期
第74期
2021年3月期
第75期
2022年3月期
第76期
2023年3月期
第77期
2024年3月期
自己資本比率(%)31.933.634.133.437.4
時価ベースの自己資本比率(%)15.017.116.616.316.1
キャッシュ・フロー対有利子負
債比率(年)
4.44.5-8.46.8
インタレスト・カバレッジ・レ
シオ(倍)
29.628.9-17.020.4
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、営業活動において増加したものの、
投資活動及び財務活動において減少し、7,096百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は、3,593百万円(前年同期3,342百万円の獲得)となりました。これは主に、税金
等調整前当期純利益2,849百万円、減価償却費2,272百万円、売上債権の増加額1,910百万円、棚卸資産の増加額
1,109百万円、仕入債務の増加額2,267百万円、法人税等の支払額831百万円等によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、637百万円(前年同期666百万円の使用)となりました。これは主に、有形固定
資産の取得による支出470百万円、無形固定資産の取得による支出939百万円、投資有価証券の売却による収入712百
万円等によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、4,209百万円(前年同期1,858百万円の使用)となりました。これは主に、短期
借入金の純減少額950百万円、長期借入金の返済による支出2,621百万円、連結の範囲の変更を伴わない子会社株式
の取得による支出70百万円等によるものです。
キャッシュ・フロー関連指標の推移
(注)自己資本比率 :自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率 :株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率 :有利子負債/キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ :キャッシュ・フロー/利払い
(注1)各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により計算しております。
(注2)株式時価総額は、自己株式を除く発行済株式数をベースに計算しております。
(注3)キャッシュ・フローは、営業キャッシュ・フローを利用しております。
(注4)有利子負債は連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象と
しております。
(注5)営業キャッシュ・フローがマイナスの期につきましては、キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年)
およびインタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)を記載しておりません。
(4)今後の見通し
コロナ禍からの脱却が進み、インバウンド消費の拡大など新たな環境によるサービス分野での回復が期待できる
一方、日米金利差に基づく為替の変動、エネルギー、食料品の値上げなど景気の先行きは依然不透明な状況が続く
と思われます。こうした状況のもと、2025年3月期の連結業績予想につきましては、売上高1,367億円、営業利益25
億円、経常利益28億円、親会社株主に帰属する当期純利益20億円としております。
水産物卸売事業は、当社グループ各社が持つ各機能を最大限に活かし、サプライチェーンの拡充に努め、更なる
水産物の集荷販売や商品開発に注力して参ります。
冷蔵倉庫事業は、トラック予約システムの導入等による入出庫、荷役作業の効率化や省エネ型冷凍機への交換を
行い経費の削減に努め、首都圏で約218,000トンとなる冷凍・冷蔵保管スペースをより効率的に活用して参ります。
不動産賃貸事業は、賃貸物件のリノベーションにより価値を高め、賃貸収入の増加を進めて参ります。
荷役事業は、ロジスティック事業の拡充による売上増加、デジタル化による荷役・配送作業の効率化をすすめ、
合理的な人員配置と経費の削減に取り組んで参ります。
- 3 -
中央魚類(株)(8030) 2024年3月期 決算短信
(5)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当
当社は、中央卸売市場における水産物卸売業者として、公共的使命のもと安定的経営基盤を確保し、業績に対応
した配当を行うことを前提としつつも、営業基盤の強化や財務体質の健全性あるいは今後の事業展開への備えなど
を総合的に勘案し、安定した配当の継続に努めることを基本方針としております。
内部留保資金は、健全な企業体質の維持と将来予想される市場環境の変化に対応可能な営業力の強化に役立てた
いと考えております。
なお、当連結会計年度の期末配当金につきましては、2024年3月期の業績を勘案し株主の皆様の日頃のご支援に
お応えするため、2024年3月期の期末配当につきましては、当初予想の普通配当70円に10円を加えた1株当たり80
円とさせていただきたく存じます。
また、次期の予想配当金につきましては上記の基本方針と2025年3月31日以降を基準日とする株主優待制度の廃
止を勘案いたしまして1株当たり90円を予定しております。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループの主要な利害関係者は、国内の株主、債権者、取引先等であり、国際的な事業展開や海外からの資
金調達の必要性が乏しいため、会計基準につきましては日本基準を採用しております。
なお、国際会計基準の適用につきましては、国内外の諸情勢を考慮の上、適切に対応していく方針であります。
- 4 -
中央魚類(株)(8030) 2024年3月期 決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度
(2023年3月31日)
当連結会計年度
(2024年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金8,3607,106
売掛金12,69914,610
商品及び製品8,8149,917
原材料及び貯蔵品4855
その他285420
貸倒引当金△394△307
流動資産合計
29,81531,803
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物38,56038,871
減価償却累計額△17,456△18,905
建物及び構築物(純額)
21,10319,966
機械装置及び運搬具
6,5496,638
減価償却累計額△4,852△5,209
機械装置及び運搬具(純額)
1,6971,428
土地
6,2966,308
リース資産1,6561,715
減価償却累計額△878△809
リース資産(純額)
777905
その他
1,1241,195
減価償却累計額△889△958
その他(純額)
235236
建設仮勘定
2-
有形固定資産合計
30,11328,845
無形固定資産
借地権2,4492,516
その他8101,189
無形固定資産合計
3,2593,706
投資その他の資産
投資有価証券8,68312,525
長期貸付金4251
差入保証金302298
繰延税金資産438463
退職給付に係る資産560655
その他199175
貸倒引当金△122△111
投資その他の資産合計
10,10414,059
固定資産合計
43,47846,611
資産合計
73,29378,415
3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
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中央魚類(株)(8030) 2024年3月期 決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度
(2023年3月31日)
当連結会計年度
(2024年3月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金10,79013,057
短期借入金7,0506,100
1年内返済予定の長期借入金2,1332,153
未払金519374
未払法人税等374436
賞与引当金288308
役員賞与引当金317
修繕引当金5320
事業整理損失引当金-93
その他2,7182,866
流動負債合計
23,96025,419
固定負債
長期借入金18,84816,207
長期未払金211224
繰延税金負債1,4272,637
役員退職慰労引当金89
退職給付に係る負債1,4551,488
その他1,2601,427
固定負債合計
23,21221,996
負債合計
47,17247,415
純資産の部
株主資本
資本金2,9952,995
資本剰余金-18
利益剰余金18,57020,425
自己株式△700△700
株主資本合計
20,86522,738
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金3,5686,497
退職給付に係る調整累計額4189
その他の包括利益累計額合計
3,6096,587
非支配株主持分
1,6461,673
純資産合計
26,12130,999
負債純資産合計
73,29378,415
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中央魚類(株)(8030) 2024年3月期 決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度
(自 2022年4月1日
至 2023年3月31日)
当連結会計年度
(自 2023年4月1日
至 2024年3月31日)
売上高137,482137,588
売上原価124,318124,215
売上総利益
13,16313,372
販売費及び一般管理費
11,14910,907
営業利益
2,0142,465
営業外収益
受取利息611
受取配当金298278
持分法による投資利益7-
その他110154
営業外収益合計
423444
営業外費用
支払利息196175
持分法による投資損失-27
その他114130
営業外費用合計
310333
経常利益
2,1272,576
特別利益
固定資産売却益93-
ゴルフ会員権売却益-1
投資有価証券売却益27392
補助金収入15020
特別利益合計
272414
特別損失
投資有価証券評価損-19
関係会社整理損68-
事業整理損失引当金繰入額-93
固定資産圧縮損3020
固定資産除却損-7
特別損失合計98141
税金等調整前当期純利益
2,3012,849
法人税、住民税及び事業税
760726
法人税等調整額23△132
法人税等合計
783593
当期純利益
1,5172,255
非支配株主に帰属する当期純利益
129121
親会社株主に帰属する当期純利益
1,3872,134
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
(連結損益計算書)
- 7 -
中央魚類(株)(8030) 2024年3月期 決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度
(自 2022年4月1日
至 2023年3月31日)
当連結会計年度
(自 2023年4月1日
至 2024年3月31日)
当期純利益1,5172,255
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金5272,929
退職給付に係る調整額△6648
その他の包括利益合計
4612,978
包括利益
1,9785,233
(内訳)
親会社株主に係る包括利益1,8495,112
非支配株主に係る包括利益129121
(連結包括利益計算書)
- 8 -
中央魚類(株)(8030) 2024年3月期 決算短信
(単位:百万円)
株主資本
資本金資本剰余金利益剰余金自己株式株主資本合計
当期首残高2,9951,34817,636△69521,285
当期変動額
剰余金の配当△279△279
親会社株主に帰属する当期純
利益
1,3871,387
自己株式の取得△0△0
非支配株主との取引に係る親
会社の持分変動
△1,348△174△4△1,527
株主資本以外の項目の当期変
動額(純額)
当期変動額合計-△1,348933△4△419
当期末残高2,995-18,570△70020,865
その他の包括利益累計額
非支配株主持分純資産合計
その他有価証券評価
差額金
退職給付に係る調整
累計額
その他の包括利益累
計額合計
当期首残高3,0401073,1484,59729,031
当期変動額
剰余金の配当△279
親会社株主に帰属する当期純
利益
1,387
自己株式の取得△0
非支配株主との取引に係る親
会社の持分変動
△3,058△4,586
株主資本以外の項目の当期変
動額(純額)
527△66461106568
当期変動額合計527△66461△2,951△2,910
当期末残高3,568413,6091,64626,121
(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
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中央魚類(株)(8030) 2024年3月期 決算短信
(単位:百万円)
株主資本
資本金資本剰余金利益剰余金自己株式株主資本合計
当期首残高2,995-18,570△70020,865
当期変動額
剰余金の配当△279△279
親会社株主に帰属する当期純
利益
2,1342,134
自己株式の取得△0△0
非支配株主との取引に係る親
会社の持分変動
1818
株主資本以外の項目の当期変
動額(純額)
当期変動額合計-181,855△01,873
当期末残高2,9951820,425△70022,738
その他の包括利益累計額
非支配株主持分純資産合計
その他有価証券評価
差額金
退職給付に係る調整
累計額
その他の包括利益累
計額合計
当期首残高3,568413,6091,64626,121
当期変動額
剰余金の配当△279
親会社株主に帰属する当期純
利益
2,134
自己株式の取得△0
非支配株主との取引に係る親
会社の持分変動
18
株主資本以外の項目の当期変
動額(純額)
2,929482,978273,005
当期変動額合計2,929482,978274,878
当期末残高6,497896,5871,67330,999
当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
- 10 -
中央魚類(株)(8030) 2024年3月期 決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度
(自 2022年4月1日
至 2023年3月31日)
当連結会計年度
(自 2023年4月1日
至 2024年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益2,3012,849
減価償却費2,2142,272
のれん償却額28-
持分法による投資損益(△は益)△727
固定資産圧縮損3020
関係会社整理損22-
固定資産除却損-7
貸倒引当金の増減額(△は減少)63△97
賞与引当金の増減額(△は減少)2919
事業整理損失引当金の増減額(△は減少)-93
役員賞与引当金の増減額(△は減少)△0△23
役員退職慰労引当金の増減額(△は減少)△41
退職給付に係る負債の増減額(△は減少)△433
退職給付に係る資産の増減額(△は増加)28△95
受取利息及び受取配当金△305△290
支払利息196175
投資有価証券売却損益(△は益)△27△392
投資有価証券評価損益(△は益)-19
ゴルフ会員権売却損益(△は益)-△1
有形固定資産売却損益(△は益)△93-
補助金収入△150△20
売上債権の増減額(△は増加)△743△1,910
前渡金の増減額(△は増加)24△2
棚卸資産の増減額(△は増加)△641△1,109
仕入債務の増減額(△は減少)6932,267
長期未払金の増減額(△は減少)613
未収消費税等の増減額(△は増加)161△25
未払消費税等の増減額(△は減少)11855
その他312423
小計
4,2524,311
利息及び配当金の受取額
299288
持分法適用会社からの配当金の受取額-1
利息の支払額△196△176
法人税等の支払額△1,012△831
営業活動によるキャッシュ・フロー
3,3423,593
(4)連結キャッシュ・フロー計算書
- 11 -
中央魚類(株)(8030) 2024年3月期 決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度
(自 2022年4月1日
至 2023年3月31日)
当連結会計年度
(自 2023年4月1日
至 2024年3月31日)
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出△722△470
有形固定資産の売却による収入205-
無形固定資産の取得による支出△263△939
投資有価証券の取得による支出△122△13
投資有価証券の売却による収入38712
ゴルフ会員権の売却による収入-23
差入保証金の差入による支出△2△19
差入保証金の回収による収入515
長期預り保証金の返還による支出△83△23
預り保証金の受入による収入5167
貸付けによる支出△79△23
貸付金の回収による収入15514
補助金の受取による収入15020
投資活動によるキャッシュ・フロー
△666△637
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少)2,650△950
長期借入れによる収入3,000-
長期借入金の返済による支出△2,355△2,621
ファイナンス・リース債務の返済による支出△285△283
配当金の支払額△279△279
自己株式の取得による支出△0△0
非支配株主への配当金の支払額△5△5
連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得に
よる支出
△4,581△70
財務活動によるキャッシュ・フロー
△1,858△4,209
現金及び現金同等物の増減額(△は減少)
817△1,253
現金及び現金同等物の期首残高
7,5328,350
現金及び現金同等物の期末残高
8,3507,096
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中央魚類(株)(8030) 2024年3月期 決算短信
(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
1.報告セグメントの概要
当社の報告セグメントは、当社及び当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取
締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであり
ます。
当社は、商品・サービス別に、連結子会社においても、商品・サービス別に報告を受け、包括的な戦略を立案
し、事業活動を展開しております。
したがって、当社は、各社別のセグメントから構成されており、「水産物卸売事業」、「冷蔵倉庫事業」、
「不動産賃貸事業」及び「荷役事業」の4つを報告セグメントとしております。
「水産物卸売事業」は水産物及びその加工製品の販売を行っております。「冷蔵倉庫事業」は水産物等の冷蔵
保管を行っております。「不動産賃貸事業」は所有不動産、土地の賃貸を行っております。「荷役事業」は水産
物等の運搬作業を行っております。
2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。
セグメント間の内部収益および振替高は市場実勢価額に基づいております。
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(単位:百万円)
報告セグメント
調整額
(注)1
連結
財務諸表
計上額(注)2
水産物
卸売事業
冷蔵
倉庫事業
不動産
賃貸事業
荷役事業計
売 上 高
外部顧客への売上高128,9097,354629588137,482-137,482
セグメント間の内部売上高
又は振替高
3370318251943△943-
計128,9127,724948840138,425△943137,482
セグメント利益883550542312,00762,014
セグメント資産32,78024,3356,89748064,4948,79973,293
その他の項目
減価償却費4091,645137212,214-2,214
のれん償却額28---28-28
有形固定資産及び無形固定資
産の増加額
961619381171,980-1,980
(単位:百万円)
報告セグメント
調整額
(注)1
連結
財務諸表
計上額(注)2
水産物
卸売事業
冷蔵
倉庫事業
不動産
賃貸事業
荷役事業計
売 上 高
外部顧客への売上高128,5847,627627748137,588-137,588
セグメント間の内部売上高
又は振替高
3431314108857△857-
計128,5878,059942857138,445△857137,588
セグメント利益1,322543562352,46312,465
セグメント資産36,47022,4516,52249765,94212,47378,415
その他の項目
減価償却費4481,660140222,272-2,272
有形固定資産及び無形固定資
産の増加額
1,05345569181,597-1,597
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
(注)1.セグメント利益の調整額6百万円は、セグメント間取引消去の金額であります。
セグメント資産の調整額8,799百万円には、報告セグメントに帰属しない全社資産13,366百万円及びセグメ
ント間取引消去△4,567百万円が含まれております。全社資産の主なものは、提出会社の現金及び預金、長
期投資資金(投資有価証券)等であります。
2.セグメント利益は連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
(注)1.セグメント利益の調整額1百万円は、セグメント間取引消去の金額であります。
セグメント資産の調整額12,473百万円には、報告セグメントに帰属しない全社資産16,764百万円及びセグ
メント間取引消去△4,291百万円が含まれております。全社資産の主なものは、提出会社の現金及び預金、
長期投資資金(投資有価証券)等であります。
2.セグメント利益は連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
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【関連情報】
前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
1.製品及びサービスごとの情報
セグメント情報に同様の情報開示しているため記載を省略しております。
2.地域ごとの情報
(1)売上高
本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しておりま
す。
(2)有形固定資産
本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるた
め、記載を省略しております。
3.主要な顧客ごとの情報
連結財務諸表の売上高の10%以上を占める顧客が存在しないため記載を省略しております。
当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
1.製品及びサービスごとの情報
セグメント情報に同様の情報開示しているため記載を省略しております。
2.地域ごとの情報
(1)売上高
本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しておりま
す。
(2)有形固定資産
本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるた
め、記載を省略しております。
3.主要な顧客ごとの情報
連結財務諸表の売上高の10%以上を占める顧客が存在しないため記載を省略しております。
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
該当事項はありません。
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(単位:百万円)
水産物
卸売事業
冷蔵
倉庫事業
不動産
賃貸事業
荷役事業調整額合計
当期償却額28----28
当期末残高------
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
該当事項はありません。
【報告セグメントごとの負ののれんの発生益に関する情報】
前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
該当事項はありません。
前連結会計年度
(自 2022年4月1日
至 2023年3月31日)
当連結会計年度
(自 2023年4月1日
至 2024年3月31日)
1株当たり純資産額6,127.13円7,341.69円
1株当たり当期純利益347.40円534.42円
潜在株式調整後1株当たり当期純利益
については、潜在株式がないため記載
しておりません。
潜在株式調整後1株当たり当期純利益
については、潜在株式がないため記載
しておりません。
前連結会計年度
(自 2022年4月1日
至 2023年3月31日)
当連結会計年度
(自 2023年4月1日
至 2024年3月31日)
親会社株主に帰属する当期純利益
(百万円)
1,3872,134
普通株主に帰属しない金額(百万円)--
普通株式に係る親会社株主に帰属する当期
純利益(百万円)
1,3872,134
普通株式の期中平均株式数(株)3,994,5923,994,509
(1株当たり情報)
(注)1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
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(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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4.その他
(1)役員の異動
①取締役の異動(2024年6月27日付予定)
・新任取締役候補
取締役 中澤 強志(現 当社執行役員)
社外取締役 久光 弘祐(現 株式会社極洋 東京支社長)
・退任予定取締役
島脇 義知(現 当社取締役執行役員 船橋魚市株式会社代表取締役社長に就任予定)
山口 敬三(現 当社社外取締役)
②監査役
・新任補欠監査役候補
補欠監査役 安西 敏郎(元 三菱商事株式会社)
(2)その他
該当事項はありません。
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