保有株式数及び保有期間に応じて、クオカードが贈られます。
保有株式数 | 3年未満 | 3年以上 |
100株以上 | クオカード1,000円相当 | クオカード1,500円相当 |
500株以上 | クオカード1,500円相当 | クオカード2,000円相当 |
1,000株以上 | クオカード2,000円相当 | クオカード2,500円相当 |
2023年5月12日
ジーエルサイエンス株式会社
(スタンダード:7705)
2023年3月期
決算説明資料
売上高 営業利益当期純利益:過去最高額を更新
総括
分析機器事業
半導体事業
自動認識事業
・売上高・営業利益ともに過去最高額を更新
・国内および海外、装置および消耗品別においても増収増益
・増収減益
・電子部品不足への対応で市場品調達が増加し利益を圧迫
・生産能力を最大限拡大し、売上高・営業利益ともに過去最高額を更新
・受注残も過去最高額を更新
2
目次
1.連結決算の概要(2023年3月期)
2. 次期業績見通し(2024年3月期)
3. 参考資料
1.連結決算の概要
2022年3月期
2023年3月期 増減比(%)増減額
売上高33,11938,679
16.8%5,560
営業利益4,8066,034
25.5%1,227
営業利益率14.5%15.6%
ー
1.1pt
経常利益4,9986,468
29.4%1,470
親会社株主に帰属する当期純利益2,7953,499
25.2%703
1株当たり当期純利益(EPS)272.45円341.05円
ー68.60円
決算実績
売上高 営業利益親会社に帰属する当期純利益創業以来過去最高を更新
(単位:百万円)
5
営業利益増減要因
半導体事業の牽引により売上高・営業利益ともに増加
営業利益は前年比25.5%増加の6,034百万円
4,806
6,034
5,560
△3,380
△952
2022年3月期
営業利益
売上高
増加額
売上原価
増加額
その他費用
増加額
2023年3月期
営業利益
(単位:百万円)
6
2022年3月期
2023年3月期 増減比(%)増減額
分析機器事業
売上高
営業利益
15,968
1,555
17,163
1,888
7.5%
21.4%
1,194
332
半導体事業
売上高
営業利益
15,758
3,161
20,003
4,068
26.9%
28.7%
4,245
907
自動認識事業
売上高
営業利益
1,393
80
1,513
67
8.6%
△16.3%
120
△13
合計
売上高
営業利益
33,119
4,806
38,679
6,034
16.8%
25.5%
5,560
1,227
(単位:百万円)
セグメント別決算実績
7
※ 2022年3月期、2023年3月期に係る各数値については、「収益認識に関する会計基準」を適用した後の数値となっております。
売上高 連結決算実績セグメント別
336
248
239
413
315
321
296
459
278
405
353
475
3,004
3,164
3,099
3,463
3,806
3,765
4,043
4,142
4,608
5,219
5,211
4,964
2,861
3,594
3,725
5,064
3,223
3,642
4,139
4,962
3,627
3,712
4,260
5,563
1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q
2021年3月期2022年3月期2023年3月期
分析機器事業
半導体事業
自動認識事業
(単位:百万円)
8
営業利益連結決算実績セグメント別
-8
-11
-75
41
9
20
-16
67
-18
30
11
44
613
662
591
579
845
698
863
752
996
1,069
1,115
887
199
284
269
701
209
362
410
573
285
368
473
762
1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q
2021年3月期2022年3月期2023年3月期
分析機器事業
半導体事業
自動認識事業
(単位:百万円)
9
44.4% 分析機器事業
51.7% 半導体事業
3.9% 自動認識事業
セグメント概要
2023年3月期 売上高
38,679百万円
10
2022年3月期
2023年3月期 増減比(%)増減額
売上高15,96817,163
7.5%1,194
営業利益1,5551,888
21.4%332
営業利益率9.7%11.0%
ー
1.3pt
LC充填カラムGCキャピラリーカラム固相抽出カラム
試料前処理装置
水質測定装置
ガスクロマトグラフ
製品ラインアップ
◇2023年3月期 実績に対して
・ 装置及び消耗品ともに増収
・ 化学、大学官公庁、製薬、食品、環境など
すべての分野で好調
・ 半導体や部材供給不足の影響を最小限に抑制
◇2023年3月期 トピックス
好調の要因
・ 消耗品:試料調製関連のまとめ買い
ガスクロマトグラフ関連製品、無機関連製品
・ 装置 :システム製品など
・ 地域 :国内及びアジア
・ 分野 :次世代エネルギー及びカーボンニュートラル
分析機器事業実績
(単位:百万円)
11
2022年3月期2023年3月期増減比(%)増減額構成比
日本
12,51913,2245.6%
70477.1%
北米
38543412.9%
492.5%
アジア
2,2362,57215.0%
33615.0%
その他
82693112.6%
1045.4%
合計
15,96817,1637.5%
1,194100.0%
消耗品
化学、製薬、食品、環境
など、ほぼすべての分野
で好調
装置
次世代エネルギー・カー
ボンニュートラル分野で
特注装置、ガスクロマト
グラフ関連製品、及び他
社装置が好調
北米
Eコマースの導入や中米へ
のアプローチにより好調
中国
ゼロコロナ政策の影響を
受けたが好調
インド
市場の成長に伴い業績好
調
ASEAN
コロナ収束に伴い好調
欧州
地政学的影響を受けたが
通年では前年並み
中南米
LCカラム販売が好調
中近東
LCカラム販売が好調
日本北米アジアその他
分析機器事業地域別売上高
(単位:百万円)
12
半導体事業実績
◇2023年3月期 計画に対して
・2022年10月31日発表
修正売上高20,000百万円に対して達成率100.0%
修正営業利益4,290百万円に対して達成率94.8%
・ 売上高、営業利益は過去最高を更新
◇2023年3月期 トピックス
・ 株式分割の実施(普通株式1株につき5株の割合)
・ アイシンテック完全子会社化(2022年7月)
・ 健康経営の推進により健康保険組合連合会東京連合会
から「健康優良企業」の認定を取得
・ 山形市ふるさと納税寄付の継続(寄付金額1,000万円)
健銀第2431号
2022年3月期2023年3月期 増減比(%)増減額
売上高15,75820,003
26.9%4,245
営業利益3,1614,068
28.7%907
営業利益率20.1%20.3%
ー
0.2pt
(単位:百万円)
13
2022年3月期2023年3月期増減比(%)増減額構成比
日本
7,4409,89533.0%
2,455
49.5%
北米
7807921.5%
124.0%
アジア
7,5219,30623.7%
1,78446.5%
その他
158△46.2%
△70.0%
合計
15,75820,00326.9%
4,245100.0%
半導体事業地域別売上高
(単位:百万円)
半導体事業受注残の状況
2022年3月期
2023年3月期 増減比(%)増減額
受注残高5,9877,169
19.7%1,181
◇2023年3月期 トピックス
・ 過去最高の受注残を更新
(単位:百万円)
14
2022年3月期2023年3月期 増減比(%)増減額
売上高1,3931,513
8.6%120
営業利益8067
△16.3%△13
営業利益率5.8%4.5%
ー
△1.3pt
自動認識事業実績
(単位:百万円)
◇2023年3月期 実績に対して
・増収減益
電子部品不足への対応で市場品調達が増加し利益を圧迫
◇2023年3月期 トピックス
・機械式駐車場/パレット傾きセンサ
試作開発の契約受託と量産試作が決定
・建設仮設資材リース品/防護ネットのRFID管理
当社参画スキームにて業選完了。RFIDハードを担当
・Keiden/カギ番人Smart
共同開発完了し販売開始各種メディアにも掲載
製品ラインアップ
立駐機傾きセンサ
カギ番人Smart
防護ネット管理
15
2.次期業績見通し
2023年3月期
2024年3月期(計画)
増減比
(%)
増減額
売上高38,67938,240
△1.1%△439
営業利益6,0345,650
△6.4%△384
営業利益率15.6%14.8%
ー
△0.8pt
経常利益6,4685,710
△11.7%△758
親会社株主に帰属する当期純利益3,4993,150
△10.0%△349
業績見通し
(単位:百万円)
17
2023年3月期
2024年3月期
(計画)
増減比(%)増減額
分析機器事業
売上高
営業利益
17,163
1,888
17,530
1,880
2.1%
△0.5%
366
△8
半導体事業
売上高
営業利益
20,003
4,068
18,930
3,660
△5.4%
△10.0%
△1,073
△408
自動認識事業
売上高
営業利益
1,513
67
1,780
110
17.6%
62.3%
266
42
セグメント別業績見通し
(単位:百万円)
18
2023年3月期
2024年3月期(計画)増減比(%)増減額
売上高17,16317,530
2.1%
366
営業利益1,8881,880
△0.5%△8
営業利益率11.0%10.7%
-
△0.3pt
◇分析機器事業今後の見通し
・ 製造技術開発の推進による品質の安定化、効率化、
コスト削減
・ 販売力の更なる拡大を目指し、海外現地企業との
パートナーシップ管理強化並びに新規開拓
・ 中国・米国における現地法人を中心とした新たな
商材と販売網の確立
・M&Aや業務提携、新規事業の探査など持続的成長の
為の戦略的投資の継続
・ 部材の調達不安、原材料の高騰にともなう調達、
納期およびコストに対するリスクマネジメント
分析機器事業見通し
(単位:百万円)
19
2023年3月期
2024年3月期(計画)増減比(%)増減額
売上高20,00318,930
△5.4%△1,073
営業利益4,0683,660
△10.0%△408
営業利益率20.3%19.3%
-
△1.0pt
半導体事業見通し
(単位:百万円)
◇半導体事業今後の見通し
・ 半導体業界は、2023年度”前半”は非常に厳しい
マーケット環境と見込む
・2023年度”後半”は徐々に回復し、中長期的には半導体
需要の拡大トレンドは継続していくものと予想
・ アメリカの対中国輸出規制について、今後の動向を
注視しつつ柔軟に対応
・2023年度は来るべき需要に備えた基盤作りの年と
捉え活動
・ 新工場建設に向けた取り組みを開始
蔵王南工場の隣接地
(新工場建設予定地)
アイシンテック
喜多方工場
20
2023年3月期
2024年3月期(計画)増減比(%)増減額
売上高1,5131,780
17.6%266
営業利益67110
62.3%42
営業利益率4.5%6.2%
-
1.7pt
◇自動認識事業今後の見通し
・公共分野での開発・量産対応
交通系分野向けセキュアリーダ開発
WW市場向け高機能検漏タブレットへ搭載
多機能ATM向けセキュアリーダ標準搭載
・開発案件、新規分野への対応
技術・品証体制の見直しによる、QCDレベルの底上げ
をはかり、更なる顧客信頼と新規用途獲得
・RFID+αの自動認識技術の拡張
顔認証装置、QRコードなどRFIDを基本とした各種
自動認識装置との連動で事業領域を拡大
自動認識事業見通し
(単位:百万円)
21
3030
35
45
60
10
5
5
5
2019.32020.32021.32022.32023.3
配当性向
(単体)
30.5%32.2%34.7%38.4%42.7%
配当性向
(連結)
20.5%18.8%18.2%18.4%19.1%
50
30
ー特別
配当
4040
1株当たり
配当金
(円)
65
株主還元
配当
株主優待
ー優待の種類ー
買い物券・プリペイドカード
100株以上継続保有期間3年未満:1,000円分3年以上:1,500円分
500株以上継続保有期間3年未満:1,500円分3年以上:2,000円分
1,000株以上継続保有期間3年未満:2,000円分3年以上:2,500円分
ー特別
配当
ー特別
配当
ー特別
配当
22
アジア市場拠点の増設
成都
成長戦略
上海
広州
海外代理店との関係強化
既存
設立予定
海外現地企業との連携・
協力関係を強化
販売機会の拡充
新規販売ルートの開拓
新たな人材の投入及び育成
中国 営業所の設立(広州、北京他)
上海分析センターの拡張
海外新規販売チャネルの開拓
23
LC充填カラムの拡販
チタニアゲル
全多孔シリカゲル
ポリマーゲル
シリカモノリスゲル
日本国内での一括管理体制
コアシェルゲル
製品を長期にわたり安定供給
成長戦略
LC充填カラムの販売強化
24
成長戦略
次世代エネルギー・カーボンニュートラル関連
分析対象成分例
水素と酸素の反応により発電
合成燃料
次世代電池開発
燃料電池
バイオガス
分析分野例
ナトリウム二次電池、金属空気電池
有機二次電池他
CH
4
、CO
2
を主体としたガス
H
2
、COから液体燃料の生成
アンモニア
直接燃焼してもCO
2
を排出しない
水素のエネルギーキャリア
水素
CO
2
を排出しないクリーンエネルギー
合成燃料への利用
一酸化炭素
二酸化炭素
合成燃料への利用
人口光合成など有機化合物の生成
特殊システム装置
25
分離精製関連
・放射性核種向け特殊分離剤を用いた
固相抽出
放射性核種自動化関連
・加熱分解抽出装置
・自動希釈分注装置
原子力関連
作業従事者バイオアッセイ
廃炉に伴う廃棄物分析
外部との共同研究
成長戦略
高温分解
分離精製
高感度分析
26
3.参考資料
3つの事業セグメントと主要サービス
分析機器事業半導体事業自動認識事業
計測機器分野
成分分析に関する
機器及び消耗品の製造販売
半導体分野
半導体製造装置内で使用する
精密加工品の製造販売
RFID分野
非接触ICカード関連製品の製造販売
28
2022年3月期
2023年3月期
増減比
(%)
増減額
分析機器事業
3431,098
220.0%
755
半導体事業
2,4252,210
△8.9%
△214
自動認識事業
143
△76.6%
△11
合計
2,7833,312
19.0%
529
2022年3月期
2023年3月期
増減比
(%)
増減額
分析機器事業
668715
7.2%
47
半導体事業
3642
15.2%
5
自動認識事業
7881
3.7%
2
合計
783840
7.2%
56
設備投資額
減価償却費
試験研究費
設備投資額
・旧型設備の買換え
・土地の新規購入
・アイシンテック社における工場建設
2022年3月期
2023年3月期
増減比
(%)
増減額
分析機器事業
546532
△2.7%
△14
半導体事業
608936
54.0%
328
自動認識事業
24
56.5%
1
合計
1,1571,472
27.2%
315
(単位:百万円)(単位:百万円)
(単位:百万円)
設備投資額減価償却費試験研究費
29
当期純利益の増加等により、営業キャッシュフローは、1,986百万円
有形固定資産の取得等により、投資キャッシュフローは、△3,596百万円
長期借入による収入等により、財務キャッシュフローは、1,891百万円
(単位:百万円)
キャッシュフロー
2,088
2,233
2,743
3,690
1,986
△1,218
△1,598
△3,496
△2,948
△3,596
△315
△132
1,303
△1,143
1,891
870
635
△752
742
△1,609
2019年
3月期
2020年
3月期
2021年
3月期
2022年
3月期
2023年
3月期
営業CF投資CF財務CF
FCF
30
化学&工業
37%
大学&官公庁
23%
食品&環境
20%
製薬&生化学
20%
分析機器事業
売上高構成割合
ジーエルサイエンス単体
(国内売上高)
分野別売上高構成割合
装置
消耗品
売上高構成割合
自社製品
他社製品
売上高構成割合
分野別
売上高構成割合
販売形態別比率
自社
72%
消耗品
67%
装置
33%
他社
28%
31
個別 経営目標
(単位:百万円)
14,551
15,138
15,500
1,337
1,515
1,570
9.2%
10.0%
10.1%
-5.0%
5.0%
15.0%
25.0%
35.0%
45.0%
0
5,000
10,000
15,000
20,000
2022年3月期
(実績)
2023年3月期
(実績)
2024年3月期
(新計画)
売上高
営業利益
営業利益率
2022年3月期
(計画)
2022年3月期
(実績)
2023年3月期
(計画)
2023年3月期
(実績)
2024年3月期
(旧計画)
2024年3月期
(新計画)
売上高14,00014,551
14,75015,13815,60015,500
営業利益1,4501,3371,4001,5151,5001,570
営業利益率10.4%9.2%9.5%10.0%9.6%10.1%
32
免責事項
本資料に記載されている資料には、将来に関する業績の見通しを含みますが、現時点で入手可能な情報
に基づき当社が判断した予想であり、潜在的なリスクや不確実性が含まれています。そのため、様々な
リスクや不確定要素に左右されるため、実際の業績は記述されている将来見通しとは大きく異なる結果
となる可能性があります。
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TEL :03-5323-6633
FAX :03-5323-6636
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次権利日 | 優待利回り | 貸借区分 | 前日終値 |
3月27日 (85日) | 0% (GL0) | 貸借銘柄 | 0円 |
優待関係適時開示情報 |
2023年3月期決算説明資料(23/05/12) |
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