8860 フジ住宅

3月優待銘柄

保有株式数に応じて、「クオカード」もしくは「JCBギフトカード」が贈られます。

保有株式数優待内容
500株以上クオ・カード1,000円分
1,000株以上JCBギフトカード3,000円分
5,000株以上JCBギフトカード4,000円分
10,000株以上JCBギフトカード5,000円分

◆贈呈時期
定時株主総会終了後の6月下旬の発送となります。

フジ住宅株式会社
2024年3月期
第3四半期決算説明資料
2024年2月2日

FUJI CORPORATION LIMITED フジ住宅株式会社(証券コード:8860)
目次
1.2024年3月期第3四半期決算概要P.2
2.成長戦略と当社の強みP. 2 0
3.ESG・SDGsの取組みP. 3 4
4. 経営理念P. 4 6
5. トピックスP. 5 2
1

FUJI CORPORATION LIMITED フジ住宅株式会社(証券コード:8860)
1.2024年3月期第3四半期決算概要
2
(*)
*本資料において「第3四半期」は「第3四半期累計期間」を表しております。

FUJI CORPORATION LIMITED フジ住宅株式会社(証券コード:8860)
2024年3月期第3四半期決算ハイライト(2023年4月~2023年12月)
3
➢はじめに、2024年1月1日に発生しました「令和6年能登半島地震」により被災された皆様方には心より
お見舞い申し上げるとともに、被災地の一刻も早い復興をお祈り申し上げます。また、この地震による当社
グループの事業への影響は、人的被害を含めてございません。
➢当第3四半期は、売上高842億円(前年同期比2.8%減)、営業利益46億円(前年同期比5.7%減)と前年同
期を僅かに下回りましたが、通期業績予想に対しては、当期末までに分譲マンション2棟及び個人投資家向
け一棟売賃貸アパート61棟の引渡しを予定していることから、売上高、各段階利益ともに期初の業績予想
通り着地する見通しです。(詳しくはP.5ご参照)
➢売上高は、土地有効活用セグメントにおいては、賃貸住宅等建築請負及びサービス付き高齢者向け住宅が好
調であったことから前年同期を上回り、賃貸及び管理セグメントも増収となりました。一方、分譲住宅セグ
メントは、分譲マンションの竣工が少ないことにより(前年同期3棟に対して当第3四半期2棟)引渡し戸数
が減少、住宅流通セグメントにおいても引渡し戸数が減少したことで減収となり、全体では前年同期比
2.8%減となりました。
➢各段階利益は、2023年2月に給与水準の見直しを実施したことに起因する販売費及び一般管理費の増加、
住宅流通セグメントの販売価格見直しを主要因として前年同期に比べて営業利益以下で減益となりましたが、
分譲住宅セグメントの収益性が改善したこと、土地有効活用セグメント、賃貸及び管理セグメントで前年同
期に比べて増益となったことで全体の減益幅を抑えました。
➢受注契約残高は、第2四半期に続き600億円を超え、順調に推移しております。
➢当第3四半期末の自己資本比率は29.4%、有利子負債の水準を示すネットD/Eレシオは1.55倍と前期末と
概ね同水準を維持しております。

FUJI CORPORATION LIMITED フジ住宅株式会社(証券コード:8860)
実績対売上高比実績対売上高比実績対売上高比実績対売上高比実績対売上高比
対前年
増減率
売 上 高
77,320
100.0%
88,210
100.0%
81,800
100.0%
86,729
100.0%
84,283
100.0%▲2.8%
売上総利益
11,864
15.3%
12,755
14.5%
12,629
15.4%
12,859
14.8%
12,915
15.3%+0.4%
販売費及び一般管理費
8,639
11.2%
8,748
9.9%
8,050
9.8%
7,967
9.2%
8,303
9.9%+4.2%
営 業 利 益
3,224
4.2%
4,007
4.5%
4,579
5.6%
4,891
5.6%
4,612
5.5%▲5.7%
経 常 利 益
2,987
3.9%
3,745
4.2%
4,379
5.4%
4,546
5.2%
4,183
5.0%▲8.0%
四半期純利益
1,980
2.6%
2,448
2.8%
3,038
3.7%
3,024
3.5%
2,790
3.3%▲7.7%
受注契約残高
53,615
-
55,636
-
60,648
-
53,360
-
60,064
-+12.6%
2023年3月期3Q(4月~12月)2022年3月期3Q(4月~12月)2021年3月期3Q(4月~12月)2020年3月期3Q(4月~12月)2024年3月期3Q(4月~12月)
➢当第3四半期を含む直近5期の第3四半期の業績は以下の通りです。
➢当第3四半期の売上高及び各段階利益は、前年同期と比較すると売上総利益を除き減少しており
ますが、当期は第4四半期に引渡しが集中することから、期初の通期予想は達成する見通しです。
➢受注契約残高は600億円を超え、2022年3月期に次ぐ高水準となりました。
連結損益計算書(2023年4月~2023年12月)
(単位:百万円)
4
※従来、保険代理店事業に係る収入を「営業外収益」にて計上しておりましたが、当第1四半期より「売上高」に計上する表示方法の変更を行い、これに伴い、前年同期においても
「売上高」に計上する組替を行っております。

FUJI CORPORATION LIMITED フジ住宅株式会社(証券コード:8860)
当第3四半期連結売上高
842(70.2%)
受注契約残高のうち当期売上
予定分241(20.1%)
1月以降の賃貸及び管理の
売上予定72(6.0%)
1月以降受注契約のうち当期
売上予定分45(3.7%)
0%25%50%75%100%
通期売上高予想の達成見通し
➢通期売上高予想1,200億円に対し、当第3四半期売上高が842億円であったので、第4四半期にて358億円の売上
高が必要となります。そのうち、受注契約残高の中で当期末までに売上高に計上されるものが241億円、1月以降
の賃貸及び管理による売上高が72億円、計313億円がほぼ確実に第4四半期の売上高に計上されますので、残り
は45億円となります。当社の住宅流通事業は受注から引渡しまで約1.5ヵ月と短く、また、1月から3月までに想
定できる受注のうち当期売上高は約40億円見込まれますので、好調な建売住宅の販売や完成在庫の分譲マンショ
ンの追加受注も含みますと、通期売上高予想1,200億円は十分達成可能であると考えております。
➢当第3四半期の連結業績は以下の通りとなり、概ね想定通りの進捗です。
連結業績予想に対する進捗状況
(単位:百万円)
5
※当社グループの主力事業であります不動産販売事業においては引渡基準を採用しており、例年、物件の引渡し時期が特定の四半期に偏重する傾向があります。
(単位:億円)
2024年3月期
通期業績予想
(2023/5/2公表)
2024年3月期
3Q実績
通期業績予想に
対する進捗率
売  上   高
120,00084,28370.2%
営 業 利 益
6,4004,61272.1%
経 常 利 益
6,0004,18369.7%
四半期(当 期) 純 利 益
4,0002,79069.8%
1,155(96.3%)

FUJI CORPORATION LIMITED フジ住宅株式会社(証券コード:8860)
対前年
増減率
自由設計住宅449戸18,394388戸16,163▲12.1%
分譲マンション199戸8,693147戸6,699▲22.9%
分譲宅地販売57戸1,29652戸1,528+17.9%
素地販売268㎡491,766㎡420+755.8%
705戸587戸
268㎡1,766㎡
中古住宅(一戸建)88戸2,37361戸1,621▲31.7%
中古住宅(マンション)745戸17,318703戸16,850▲2.7%
その他-12-12+2.7%
計833戸
19,705
764戸
18,484
▲6.2%
賃貸住宅等建築請負16件2,34234件3,739+59.6%
サービス付き高齢者向け住宅
5件2,11314件3,489+65.1%
個人投資家向け一棟売賃貸アパート
94棟13,67877棟11,851▲13.4%
21件48件
94棟77棟
賃貸料収入-14,013-15,040+7.3%
サービス付き高齢者向け住宅事業収入
-4,583-4,980+8.7%
管理手数料収入
-693-720+3.8%

-19,290-20,741
+7.5%
72件1,00773件1,043
+3.6%
-157-121
▲23.1%
1,538戸1,351戸
268㎡1,766㎡
93件121件
94棟77棟
2023年3月期3Q(4月~12月)2024年3月期3Q(4月~12月)
分譲住宅
住宅流通
土地有効活用

18,13419,080
(単位:百万円)
▲12.7%
24,81128,433

▲2.8%
84,28386,729
合計
+5.2%
賃貸及び管理
建設関連
その他
連結売上高(2023年4月~2023年12月)
6
※従来、保険代理店事業に係る収入を「営業外収益」にて計上しておりましたが、当第1四半期より「売上高」へ計上する表示方法の変更を行い、
前年同期も「売上高」へ組み替え、「その他」セグメントにて表示しております。

FUJI CORPORATION LIMITED フジ住宅株式会社(証券コード:8860)
2023年3月期3Q
2023年3月期3Q
(4月~12月)
対前年増減率
(4月~12月)
構成比
対前年増減率
分譲住宅
28,433
24,811
▲12.7%
988
1,116
18.6%
+12.9%
住宅流通
19,705
18,484
▲6.2%
1,121
653
10.8%
▲41.7%
土地有効活用
18,134
19,080
+5.2%
1,517
1,706
28.4%
+12.5%
賃貸及び管理
19,290
20,741
+7.5%
2,388
2,516
41.9%
+5.4%
建設関連
1,007
1,043
+3.6%
▲ 3
▲ 67
▲1.1%
-
その他
157
121
▲23.1%
123
85
1.4%
▲30.3%
合計
86,729
84,283
▲2.8%
6,135
6,010
100.0%
▲2.0%
▲ 84
▲ 86
▲ 1,158
▲ 1,312
4,891
4,612
21.9%
29.4%
第3四半期 営業利益
セグメント間取引消去
全社費用
100.0%
0.2%
1.3%
24.6%
22.6%
(単位:百万円)
セグメント別売上高
セグメント別利益
2024年3月期3Q(4月~12月)
2024年3月期3Q(4月~12月)
構成比
セグメント別業績の状況(2023年4月~2023年12月)
7
※セグメント別売上高は内部取引控除後、セグメント別利益は内部取引及び全社費用控除前となっております。
※全社費用は、主に各セグメントに帰属しない一般管理費となります。
➢前第3四半期と当第3四半期のセグメント別売上高及びセグメント別利益の比較は以下の通りです。
➢前年同期比で分譲住宅が減収増益、住宅流通は減収減益となりましたが、土地有効活用、賃貸及び
管理で増収増益となったことで全体の減少幅を抑え、僅かに前年同期を下回る結果となりました。
➢セグメント別業績の詳しい状況については、次頁以降をご参照下さい。

FUJI CORPORATION LIMITED フジ住宅株式会社(証券コード:8860)
対前年
増減率
自由設計住宅449戸
18,394
388戸
16,163
▲12.1%
分譲マンション199戸
8,693
147戸
6,699
▲22.9%
分譲宅地販売57戸
1,296
52戸
1,528
+17.9%
素地販売268㎡
49
1,766㎡
420
+755.8%
705戸
268㎡
28,433
587戸
1,766㎡
24,811
▲12.7%
9881,116
+12.9%
売  上  高
2024年3月期
3Q(4~12月)
セグメント利益
2023年3月期
3Q(4~12月)
セグメント別業績の状況【分譲住宅】
2024年3月期引渡し 分譲マンションプロジェクト(外観イメージ図)
2023年4月~12月業績TOPIX
8
(単位:百万円)
2024年3月期引渡し 大型戸建分譲プロジェクト
※販売区画数は販売開始当時の総計画区画数となります。※一部イメージを含みます。
*売上高は内部取引控除前、セグメント利益は内部取引及び全社費用控除前となっております。
ブランニード八尾桜ケ丘1丁目13F 48邸
2024年3月29日に完成引渡予定
シャルマンフジ堺駅前フロンティアテラス15F 57邸
2024年3月29日に完成引渡予定
シャルマンフジ和歌山市駅レジタージュ14F 82邸
2023年12月15日に完成引渡
アフュージア石橋阪大前
(大阪府池田市37戸)
アスモタウン東岸和田
(大阪府岸和田市 144戸)
ブランニード尼崎立花15F 78邸
2023年10月31日に完成引渡
➢分譲住宅セグメントは、前年同期に比べ引渡し戸数が大きく減
少したことにより減収となりましたが、売り急がず丁寧な販売
に注力した結果、1戸当たりの売上総利益率は改善しており、
セグメント利益は前年同期を大きく上回りました。
➢分譲マンションは、売上高の対前年増減率が22.9%減となっ
ておりますが、これは前年同期は3棟の竣工引渡しに対し、当
第3四半期は2棟であったためです。第4四半期にかけて、さら
に2棟の竣工引渡しを予定(前第4四半期は竣工引渡し0棟)し
ていることから通期では前年度を上回る見込みです。

FUJI CORPORATION LIMITED フジ住宅株式会社(証券コード:8860)
対前年
増減率
中古住宅(一戸建)88戸
2,373
61戸
1,621
▲31.7%
中古住宅(マンション)745戸
17,318
703戸
16,850
▲2.7%
その他-
12
-
12
+2.7%
833戸
19,705
764戸
18,484
▲6.2%
1,121653
▲41.7%
2024年3月期
3Q(4~12月)
2023年3月期
3Q(4~12月)
売  上  高
セグメント利益
セグメント別業績の状況【住宅流通】
買取再販年間販売戸数ランキング 2023 全国第7位
住宅流通事業は主に大阪府下及び阪神間で事業活動を行っており、
限られた地域内での営業活動ですが全国トップクラスの買取再販
取扱量を誇っております。
出典:リフォーム産業新聞買取再販年間販売戸数ランキング2023(2023年7月31日発行)
おうち館各店舗は、常時1,000件以上の物件情報を展示してい
る総合住宅展示場で、エリア・新築・中古住宅などお客様のご
希望の物件を気軽に検索ができる施設です。
(本店・和泉店・堺店)
2023年4月~12月業績TOPIX
(単位:百万円)
9
フジホームバンクでは中古マンション買取再販及び賃貸入居者付
きの区分所有の中古マンションを収益不動産として取得し入居者様
が退去後、リノベーションを施し再販売する競争優位性の高い
アセット事業を展開し、2023年12月末時点で851戸を保有しており
ます。P.30にアセット事業の詳しい説明を記載しております。
(中古アセット事業の推移)
2019年3月期
2020年3月期
2021年3月期
2022年3月期
2023年3月期
保有戸数
1,098
1,052
946
891
845
取得価格(百万円)
14,308
14,130
12,985
13,043
13,867
年間賃料収入(百万円)
1,006
1,146
1,050
1,000
993
*売上高は内部取引控除前、セグメント利益は内部取引及び全社費用控除前となっております。
➢中古住宅は一戸建及びマンションともに、前年同期に比べ引渡し
戸数が減少し減収、セグメント利益も前年同期を下回りました。
➢中古住宅は新築住宅よりも低価格であるものの、新築住宅の価格
上昇に伴い中古住宅の価格も上昇傾向にあるため、仕入れを厳選
したことにより売上高が減少、加えて在庫回転率を重視し販売価
格を見直したことで1戸当たりの売上総利益率が下がりました。
➢引き続き、厳選した仕入方針は継続しながら、買取再販事業に比
べ収益性が高く当社に競争優位性のある中古アセット事業に注力
し、収益力の強化を目指して参ります。

FUJI CORPORATION LIMITED フジ住宅株式会社(証券コード:8860)
対前年
増減率
賃貸住宅等建築請負16件
2,342
34件
3,739
+59.6%
サービス付き高齢者
向け住宅
5件
2,113
14件
3,489
+65.1%
個人投資家向け
一棟売賃貸アパート
94棟
13,678
77棟
11,851
▲13.4%
小計(外部売上高)
21件
94棟
18,134
48件
77棟
19,080
+5.2%
セグメント間の内部
売上高又は振替高
-
1,140
-
1,291
+13.3%
21件
94棟
19,274
48件
77棟
20,371
+5.7%
1,5171,706
+12.5%
2024年3月期
3Q(4~12月)
2023年3月期
3Q(4~12月)
売  上  高
セグメント利益
➢土地有効活用セグメントでは、売上高及びセグメント利益とも
に前年同期を上回りました。
➢賃貸住宅等建築請負及びサービス付き高齢者向け住宅について
は、受注済みの工事が順調に進み、新規受注も好調に推移した
ため、売上高が大幅に増加しました。
➢個人投資家向け一棟売賃貸アパートは、当第3四半期は前年同
期に比べて引渡し棟数が減少しております。第4四半期には61
棟の引渡し(前第4四半期は31棟)を見込んでおり、期初想定
通り通期では前期を上回る見通しです。
セグメント別業績の状況【土地有効活用】
「日本一」愛される土地有効活用事業部を目指して
フジパレスシリーズ建築事例
2023年4月~12月業績TOPIX
(単位:百万円)
フジパレス階段室タイプ
都市型コンパクトデザイナーズ賃貸住宅
フジパレスシニア
高齢社会の新しい土地活用のカタチ
サービス付き高齢者向け住宅
フジパレス戸建賃貸
活用をあきらめかけていた大切な資産、
新たな可能性を広げる郊外地活用の救世主
フジパレス・スリーハーブズ
高稼働・高収益を実現する全戸メゾネ
ット型賃貸住宅
フジパレス・ロフトタイプ
シングル層の新しいニーズを開拓する
ロフトタイプ
サ高住運営棟数全国No.1
10
個人投資家向け一棟売賃貸アパートでは、総合不動産業として培っ
た豊富な情報を活かし、希少性・換金性の高い物件を厳選して仕入
れております。加えて、当社グループ会社による高い管理力と集客
力により2023年12月末時点で稼働率97.1%の高稼働を維持してお
ります。商品開発力、心ある管理と高い集客力に加え、オーナー様
に寄り添った契約内容をご評価頂き、お陰様で販売時は平均5倍以上
の抽選倍率となっております。
本文数字未更新
*売上高は内部取引控除前、セグメント利益は内部取引及び全社費用控除前となっております。

FUJI CORPORATION LIMITED フジ住宅株式会社(証券コード:8860)
対前年
増減率
賃貸料収入
14,013
15,040
+7.3%
サービス付き高齢者
向け住宅事業収入
4,583
4,980
+8.7%
管理手数料収入
693
720
+3.8%
19,290
20,741
+7.5%
2,388
2,516
+5.4%
セグメント利益
売  上  高
2024年3月期
3Q(4~12月)
2023年3月期
3Q(4~12月)
4,852戸
5,598戸
6,227戸
7,014戸
7,448戸
7,985戸
153棟
176棟
195棟
217棟
229棟
244棟
0
1,000
2,000
3,000
4,000
5,000
6,000
7,000
8,000
9,000
2019/32020/32021/32022/32023/32023/12
23,671
25,675
28,098
30,551
32,348
34,233
97.0%
97.7%
97.5%
97.3%
97.0%
97.1%
70.0%
75.0%
80.0%
85.0%
90.0%
95.0%
500
10,500
20,500
30,500
2019/32020/32021/32022/32023/32023/12
賃貸管理戸数稼働率
セグメント別業績の状況【賃貸及び管理】
賃貸管理戸数
賃貸管理物件分布図
サービス付き高齢者向け住宅の
運営棟数及び管理戸数の推移
2023年4月~12月業績TOPIX
(単位:百万円)
サ ー ビ ス 付 き
高 齢 者 向 け 住 宅
運営棟数ランキング
11
(戸数)
*2023年12月末時点の運営棟数と管理戸数
*高齢者住宅新聞 2023年サマー特大号より集計
順位事業者名運営棟数
1フジ・アメニティサービス237
2学研グループ175
3SOMPOケア147
4ヴァティー121
5NPO法人ラ・シャリテ98
6ウェルオフ85
7やまねメディカル74
8
パナソニック エイジフリー
61
9創生会グループ56
10やさしい手49
*賃貸管理戸数は自社保有物件を含めた総管理戸数
*稼働率は一括借上による管理物件
➢土地有効活用事業における賃貸物件の引渡しに伴い管理物件
の取扱い件数が増加したこと、自社保有のサービス付き高齢
者向け住宅の稼働が進んだことで、期初想定通り、売上高及
びセグメント利益ともに前年同期を上回りました。
*売上高は内部取引控除前、セグメント利益は内部取引及び全社費用控除前となっております。
*2023年6月末時点の運営棟数
当社の賃貸管理戸数のうち、約88%は一括借上シス
テムによるものです(2023年12月末時点)。借上物件
の稼働率推移は以下の通り、安定的に97%台をキー
プしております。

FUJI CORPORATION LIMITED フジ住宅株式会社(証券コード:8860)
対前年
増減率
建設関連
1,0071,043
+3.6%
セグメント間の内部
売上高又は振替高
937442
▲52.8%
1,9441,486
▲23.5%
▲ 3▲ 67
-
セグメント利益
2024年3月期
3Q(4~12月)
2023年3月期
3Q(4~12月)
売  上  高
セグメント別業績の状況【建設関連】
(グループ内施工事例)
2020年1月に鉄骨造や鉄筋コンクリート造の建築工事で実績のある雄健建設
グループをパートナーとして迎えました。以来、当社初となるRC造大型サー
ビス付き高齢者向け住宅の新築工事や旧社宅のサービス付き高齢者向け住宅
への改築工事の施工を実施、現在は、当社グループが販売する新築分譲マン
ションの施工や自社社屋の大型修繕工事にまで拡大しており、協業範囲が順
調に広がっております。
2023年4月~12月業績TOPIX
(単位:百万円)
12
*売上高は内部取引控除前、セグメント利益は内部取引及び全社費用控除前となっております。
(完成予想図)
ブランニード河内永和2024年5月15日竣工予定RC造13階建38邸
当社グループ本社ビル大型修繕工事(塔屋看板入替工事)
(点灯時)
(工事前)
(工事後)
➢建設関連セグメントは、前年同期比で減収減益となりましたが、
建設関連(外部売上高)は、前年同期を上回っております。
➢外部の建築請負工事の受注が順調に増加しており、受注契約残
高は前年同期を上回りました。(P.13ご参照)
➢前年同期には2023年1月に竣工した西宮市獅子ヶ口町のサービ
ス付き高齢者向け住宅のリノベーション工事があったため、当
第3四半期は、前年同期と比べ内部売上高が減少しております。
通期では2024年5月竣工予定の分譲マンション ブランニード
河内永和の工事も完成に近づき、工事進行基準売上が第4四半
期にも見込まれますので、内部売上高は前年度比で大きく変わ
らないと見ております。

FUJI CORPORATION LIMITED フジ住宅株式会社(証券コード:8860)
自由設計住宅
401戸
16,878
313戸
13,034
▲22.8%
分譲マンション
138戸
6,162
287戸
12,066
+95.8%
分譲宅地販売
13戸
328
16戸
372
+13.3%
素地販売
-
-
148㎡
8
-
552戸/-㎡
23,369
616戸/148㎡
25,482
+9.0%
中古住宅(一戸建)
15戸
408
17戸
433
+6.2%
中古住宅(マンション)
108戸
2,625
106戸
2,645
+0.7%
123戸
3,033
123戸
3,078
+1.5%
賃貸住宅等建築請負
60件
6,019
64件
6,607
+9.8%
サービス付き高齢者向け住宅
29件
6,533
30件
6,702
+2.6%
個人投資家向け一棟売賃貸アパート
91棟
14,049
117棟
17,783
+26.6%
89件/91棟
26,601
94件/117棟
31,093
+16.9%
16件
355
28件
411
+15.7%
53,36060,064
+12.6%
合   計
2023年3月期3Q
(2022年12月末)
2024年3月期3Q
(2023年12月末)
対前年
増減率
分譲住宅
住宅流通
土地有効活用
建設関連
セグメント別受注契約残高(2023年12月末)
(単位:百万円)
13
➢当第3四半期末の受注契約残高は、全セグメントで前年同期を上回り、前年同期比12.6%増となりました。
➢分譲住宅セグメントでは、戸建分譲と分譲マンションの用地仕入方針の変化に伴い、自由設計住宅の受注契約戸
数は減少しましたが、分譲マンションの受注契約が好調に推移し、前年同期比9.0%増となりました。
➢住宅流通セグメントでは、受注戸数は前年同期並みながら、価格の上昇に伴い前年同期比1.5%増となりました。
➢土地有効活用セグメントでは、賃貸住宅等建築請負及び個人投資家向け一棟売賃貸アパートが引き続き好調で、
前年同期比16.9%増と大幅に伸びております。
➢建設関連セグメントでは、グループ間以外の建築請負契約の受注契約が進み、前年同期比15.7%増となりました。

FUJI CORPORATION LIMITED フジ住宅株式会社(証券コード:8860)
固定資産
50,138
32.6%
固定資産
51,057
33.0%
固定資産
54,274
32.5%
流動資産
103,476
67.4%
流動資産
103,550
67.0%
流動資産
112,764
67.5%
純資産額
46,323
30.2%
純資産額
47,083
30.5%
純資産額
49,131
29.4%
固定負債
69,659
45.3%
固定負債
67,581
43.7%
固定負債
68,778
41.2%
流動負債
37,632
24.5%
流動負債
39,942
25.8%
流動負債
49,128
29.4%
総資産額
153,614
総資産額
154,608
総資産額
167,038
0
20,000
40,000
60,000
80,000
100,000
120,000
140,000
160,000
180,000
2022年12月末2023年3月末2023年12月末
棚卸
不動産
80,595
52.5%
棚卸
不動産
79,904
51.7%
棚卸
不動産
87,914
52.6%
➢前第3四半期末(2022年12月末)~当第3四半期末(2023年12月末)にかけては、棚卸不動産73億円、固定資産
41億円の増加を主因として総資産が134億円増加、負債・純資産の部では、流動負債において進行中の販売物件
の工事支払費用等が28億円、有利子負債が64億円、純資産が28億円増加しております。棚卸不動産の内訳を次頁、
有形固定資産のこれまでの推移をP.16に掲載しておりますのでご参照下さい。引き続き用地仕入れは厳選した仕
入方針を継続し、資産効率にも留意しつつ、筋肉質な財務体質を目指します。
連結貸借対照表の推移
(単位:百万円)
*棚卸不動産は、販売用不動産、仕掛販売用不動産、開発用不動産の合計値とし、未成工事支出金は含めておりません。
14
有利子負債
(長短借入
及び社債)
88,739
57.4%
有利子負債
(長短借入
及び社債)
97,748
58.5%
有利子負債
(長短借入
及び社債)
91,332
59.5%
現預金
19,936
13.0%
現預金
20,308
13.1%
現預金
21,428
12.8%
(%は総資産に占める割合)

FUJI CORPORATION LIMITED フジ住宅株式会社(証券コード:8860)
棚卸不動産の推移
(単位:百万円)
3,066戸
229棟
79,904
3,167戸
223棟
80,595
仕入等
販売等
仕入等
販売等
* 棚卸不動産は、販売用不動産、仕掛販売用不動産、開発用不動産の合計値とし、未成工事支出金は含めておりません。
* 仕入等による増加には、各期間中における新規用地取得の他、造成解体工事費、建築改装工事費等を含みます。
* 販売等による減少には、物件の引渡しに加え、各期間中における土地区画販売、戸数変更調整及び棚卸評価減等を含みます。
* 分譲戸建住宅は、当初計画戸数で表示しており、複数区画での契約による売上及び受注契約数との差異が生じております。
* 土地有効活用事業における賃貸住宅等建築請負は工事進行基準を採用しているため除外しております。
15
3,138戸
272棟
87,914
➢前年同期と比べて棚卸不動産合計で73億円増加、そのうち主なものとして、土地有効活用は積極的な仕入活動の結果と第4四半期に引
渡しが集中(61棟)していることにより65億円増、分譲マンションについては、戸数はほぼ横ばいながら建築工事進行の違いを主な
理由として33億円増となり、中古住宅は、仕入れを厳選し回転率を意識した運営を進めたことで19億円減となりました。
➢前期末との比較におきましては、棚卸不動産合計で80億円増となりました。主な増加要因は上記記載とほぼ同内容で、分譲マンション
及び土地有効活用です。在庫水準については土地有効活用の在庫棟数272棟のうち43棟(52億円)は一定期間の保有を目的としてお
り、販売用としては約1.5年分の受注相当数、また分譲戸建住宅及び分譲マンションの在庫戸数は2,554戸と約3年分の受注相当数であ
り、ともに妥当な数量と考えております。
構成比
構成比
構成比
1,454

-
143

203

1,394

-
567

444

1,517

-
32,225
40.0%
5,122
6,351
30,997
38.8%
15,948
15,331
31,614
36.0%
1,014

-
0

15

999

-
185

147

1,037

-
16,707
20.7%
921
543
17,086
21.4%
8,785
5,837
20,034
22.8%
699

-
218

244

673

-
675

764

584

-
13,875
17.2%
5,066
5,094
13,847
17.3%
14,234
16,122
11,959
13.6%
223

-
39

33

229

-
123

80

272

-
17,787
22.1%
4,684
4,498
17,973
22.5%
17,028
10,696
24,305
27.6%
3,167

223

-
361

39

462

33

3,066

229

-
1,427

123

1,355

80

3,138

272

-
80,595
100.0%
15,795
16,487
79,904
100.0%
55,997
47,987
87,914
100.0%
棚卸不動産
合計
分譲戸建住宅
分譲マンション
土地有効活用
(建築請負を除く)
中古住宅
2023年12月末
2022年12月末
2023年1月~2023年3月
2023年3月末
2023年4月~2023年12月
件数/(下段)簿価
件数/(下段)簿価
件数/(下段)簿価
仕入等による増加
販売等による減少
仕入等による増加
販売等による減少

FUJI CORPORATION LIMITED フジ住宅株式会社(証券コード:8860)
➢有形固定資産の2020年3月期末~当第3四半期末の推移を記載しております。自社保有のサービス付き高齢
者向け住宅(自社保有サ高住)及び賃貸入居者付きの区分所有の中古マンション(中古アセット)を積極的
に取得し、安定収益の基盤構築に向け、ストック事業への取組みを強化しております。
9,123
11,448
15,444
16,148
18,302
12,403
11,747
12,563
13,152
14,219
13,048
14,210
13,879
13,629
13,458
2,874
2,601
2,274
2,216
2,191
145
218
195
352
371
37,594
40,225
44,357
45,499
48,544
2020/32021/32022/32023/32023/12
その他
自社保有賃貸不動産
自社保有ビル(事務所等)
中古アセット
自社保有サ高住
有形固定資産の推移
(単位:百万円)
16
当 第 3 四 半 期
(37.7%)
(29.3%)
(27.7%)
(4.5%)
(0.8%)
(24.3%)
(33.0%)
(34.7%)
(7.7%)
(0.3%)
(35.3%)
(6.5%)
(0.5%)
(28.5%)
(29.2%)
(34.8%)
(31.3%)
(5.1%)
(0.5%)
(28.3%)
※有形固定資産は、建物及び構築物、機械装置及び運搬具、工具、器具及び備品、土地の合計値であり、リース資産、建設仮勘定を含めておりません。
自社保有ビル(事務所等)
大阪支社ビル(2019年3月取得)
(28.9%)
(4.9%)
(35.4%)
(30.0%)
(0.8%)

FUJI CORPORATION LIMITED フジ住宅株式会社(証券コード:8860)
27.6%
25.7%
25.6%
24.6%
28.1%
28.9%
30.5%
29.4%
13.1%
12.5%
11.9%
8.0%
5.8%
9.0%
8.4%
8.7%
自己資本比率
ROE
690
868
946
1,058
881
889
887
977
317
348
377
398
414
443
470
491
1.79
2.19
2.19
2.29
1.64
1.56
1.45
1.55
1.40
1.60
1.80
2.00
2.20
2.40
2.60
2.80
0
200
400
600
800
100 0
2017/32018/32019/32020/32021/32022/32023/32023/12
有利子負債(は現金及び現金同等物の期末残高に相当する額)
自己資本
ネットD/Eレシオ(倍)※2
(196)
(201)
(145)
(120)
(122)
通期予想値※1
経営指標(自己資本比率・ROE・ネットD/Eレシオ)
(単位:億円)
17
※12022年5月10日付中期経営計画で公表いたしました2024年3月期の通期ROE予想値を記載しております。
※2ネットD/Eレシオ〈(有利子負債-現金及び現金同等物の期末残高)÷自己資本〉
(214)
(202)
(104)
地価高騰による用地仕入の厳選
販売価格の柔軟な対応による在庫水準の見直し
(在庫回転率の向上)
大型現場(戸建・マンション)の積極的仕入による在庫確保
自社保有物件(サービス付き高齢者向け住宅)の積極的な取得
当 第 3 四 半 期

FUJI CORPORATION LIMITED フジ住宅株式会社(証券コード:8860)
資本コストや株価に関する当社の考え方
18
①現状
・2023年3月期のROEは、8.4%と資本
コスト(※1)を上回っておりますが、
PERが6.37倍と低く、PBR(※2)は
0.53倍と1.0倍を割っております。
・ネットD/Eレシオは、低下傾向にある
ものの、低減余地があります。
・配当金は、2019年3月期以降は利益に
関わらず不変のため、配当性向はバラ
つきが生じているものの、総還元性向
には留意しております。
②課題
・BPS(※3)増加率を上回る、EPS(※4)
増加率を継続実現できるかどうか。
・投資家に向けて広く当社の堅実で安定
したビジネスモデルの理解を深められ
るかどうか。
・財務健全性の維持と向上及び成長投
資、配当政策の最適なバランスを確保
できるかどうか。
③取組
2019/3期2020/3期2021/3期2022/3期2023/3期
ROE11.9%8.0%5.8%9.0%8.4%
PER6.81倍5.88倍11.23倍5.73倍6.37倍
PBR0.80倍0.47倍0.66倍0.51倍0.53倍
自己資本比率25.6%24.6%28.1%28.9%30.5%
ネットD/Eレシオ2.19倍2.29倍1.64倍1.56倍1.45倍
配当性向22.4%30.9%40.9%25.1%25.3%
総還元性向36.4%30.9%40.9%25.1%29.2%
資本コストや株価に関する当社の考え方
当社は、事業を安定して継続し、経営理念にある通り、全てのステークホルダーに永続的に報いることを経営の目的としております。
市況の変化に影響されやすく、財務レバレッジを効かせた事業運営が不可欠な不動産業にとっては、財務戦略は極めて重要であります。
したがいまして、当社では、資本コストや株価を今まで以上に意識し、資産効率改善による財務の健全性向上と、成長分野への投資
による収益性向上の両立を図り、同時に期待値の向上に向け、IR活動を今まで以上に充実させて参ります。
※1 資本コストは、株主資本コスト(リスクフリーレート+β値×市場 リスクプレミアム)
※2 PBR(株価純資産倍率)
※3 BPS(1株当たりの純資産)
※4 EPS(1株当たりの純利益)
※5 CCC(棚卸資産回転期間+売上債権回転期間-仕入債務回転期間)
(ご参考:直近5年の決算期末時点)
・資本効率の高い土地有効活用事業と賃貸及び管理
事業への投資を強化し、収益基盤の安定化と確実
な成長を目指します。
・特に、運営棟数全国トップのサービス付き高齢者
向け住宅は、当社の優位性が発揮できる事業であ
り、今後も進む高齢化社会のニーズにもマッチし
ていることから、注力事業と位置付けます。
・配当政策は、安定配当路線は継承しつつ、総還元
性向に留意します。
・IR活動を活性化し、他社にはない当社独自のビジ
ネスモデルの理解促進を行います。
・CCC(※5)を改善し、ネットD/Eレシオを更に低下
させ、財務健全性を向上させます。
安定配当についての考え方をより明確に示すべく、
2023年10月17日開催の取締役会において「累進的配
当政策の導入」を決議し、プレスリリース致しました。

FUJI CORPORATION LIMITED フジ住宅株式会社(証券コード:8860)
配当金と株主優待
87.40
66.00
107.68
106.65
110.89
27.00
27.00
27.00
27.00
27.00
うち1株当たり中間配当金(円)
14.00
14.00
14.00
14.00
14.00
うち1株当たり期末配当金(円)
13.00
13.00
13.00
13.00
13.00
30.9%
40.9%
25.1%
25.3%
24.3%
2024年 3月期予想
(連結)
 配当性向(%)
2021年 3月期
(連結)
2022年 3月期
(連結)
2020年 3月期
(連結)
2023年 3月期
(連結)
 1株当たり当期純利益(円)
 1株当たり配当金(円)
基準日時点での保有株数
 500株以上 1,000株未満クオ・カード 1,000円分
 1,000株以上 5,000株未満JCBギフトカード 3,000円分
 5,000株以上 10,000株未満JCBギフトカード 4,000円分
 10,000株以上JCBギフトカード 5,000円分
株主優待の内容
毎年3月31日時点の当社株主名簿に記載または記録された500株以上保有の株主様を対象とします。
配当金
株主優待
19
※2024年3月期の配当性向につきましては、年間配当金を27円(予定)として算出しております。
※2024年3月期の中間配当金につきましては、実績値となります。

FUJI CORPORATION LIMITED フジ住宅株式会社(証券コード:8860)
2.成長戦略と当社の強み
20

FUJI CORPORATION LIMITED フジ住宅株式会社(証券コード:8860)
16%
39%
28%
17%
0%
31%
22%
23%
22%
2%
バランス経営~相互補完と相乗効果~
〈売上高・セグメント利益構成比〉
(2023年3月期)
官公庁等からの鉄骨造、鉄筋コン
クリート造の建築工事、土木工事、
電気設備工事等の受託業務。土地
有効活用事業の需要への対応を目
指す。
富裕層向けの収益物件・賃貸住宅の建築請負、一棟売賃貸
アパート、サービス付き高齢者向け住宅の販売事業。
土地有効活用とリンクした賃貸ア
パート、サービス付き高齢者向け
住宅の賃貸管理及び分譲マンショ
ンの管理組合からの運営受託業務。
「街づくり」「自由設計」を特長と
する50~200戸規模の新築戸建分譲
住宅及び分譲マンション販売事業。
各事業が独自のノウハウを持ち、他の事業部門を相互に補完するバランス経営。
21
中古住宅を買取後、リノベーション
を施し販売する中古住宅再販事業。
内側:セグメント利益構成比
外側:売上高構成比
364億円
259億円
265億円
256億円
22億円
12億円
31億円
22億円
13億円
※ セグメント利益は間接部門経費を除いた連結調整前の各部門毎の営業利益の数値です。

FUJI CORPORATION LIMITED フジ住宅株式会社(証券コード:8860)
セグメント別売上高・利益の直近10年間の推移
22
422
305
313
336
384
409
289
402
453
364
2014/32015/32016/32017/32018/32019/32020/32021/32022/32023/3
売上高
43
24
30
24
34
37
13
3
14
12
2014/32015/32016/32017/32018/32019/32020/32021/32022/32023/3
セグメント利益
271
254
295
328
293
330
381
327
239
256
2014/32015/32016/32017/32018/32019/32020/32021/32022/32023/3
売上高
72
129
177
189
204
238
232
260 267 265
2014/32015/32016/32017/32018/32019/32020/32021/32022/32023/3
売上高
10
6
10
13
4
5
7
5
12
13
2014/32015/32016/32017/32018/32019/32020/32021/32022/32023/3
セグメント利益
6
12
15
22
25
23
21
23 23
22
2014/32015/32016/32017/32018/32019/32020/32021/32022/32023/3
セグメント利益
97
106
119
138
156
178
200
217
238
259
2014/32015/32016/32017/32018/32019/32020/32021/32022/32023/3
売上高
6
9
8
11
15
17
24
25
27
31
2014/32015/32016/32017/32018/32019/32020/32021/32022/32023/3
セグメント利益
(単位:億円)
年度別連結合計
863
795
907
993
1,038
1,157
1,104
1,2151,186
1,144
2014/32015/32016/32017/32018/32019/32020/32021/32022/32023/3
年度別連結売上高実績
58
43
54
59
64
66
50
39
58
60
2014/32015/32016/32017/32018/32019/32020/32021/32022/32023/3
年度別営業利益実績
※1
※1
※1建設関連は、2021.3月期より報告セグメントになっておりますが、2021.3月期以降の年度別連結合計に含めております。
※2セグメント利益は間接部門経費を除いた連結調整前の各部門毎の営業利益の数値です。
※3
※3年度別連結合計は決算ベースでの表記となっており、各セグメントの合計値とは異なります。
※2
※2
※2
※2

FUJI CORPORATION LIMITED フジ住宅株式会社(証券コード:8860)
156
178
200
217
238
259
263
283
15
17
24
25
27
31
35
38
1997.31998.31999.32000.32001.32002.32003.32004.32005.32006.32007.32008.32009.32010.32011.32012.32013.32014.32015.32016.32017.32018.32019.32020.32021.32022.32023.32024.32025.3
リノベーションを施したサ高住取扱開始
■賃貸及び管理売上高
■賃貸及び管理セグメント利益
<ストック事業の賃貸料収入推移>
(単位:億円)
中古住宅アセット事業開始
サ高住自社保有事業開始
サ高住入居開始
個人投資家向け一棟売
賃貸アパート事業開始
23
計画
引き続きストック事業の拡大を進め
景気動向に左右されない経営の安定化を図る
当社のストック事業の賃貸料収入は、個人投資家向け一棟売賃貸アパート及びサービス付き
高齢者向け住宅(以下「サ高住」)のサブリース事業を皮切りに、中古住宅アセット事業、
サ高住自社保有事業と多角化を進め堅調に推移して参りました。
中長期的な事業の安定成長を目指したストック事業への取組み
鉄骨造のサ高住取扱開始

FUJI CORPORATION LIMITED フジ住宅株式会社(証券コード:8860)
≪分譲住宅事業部門(新築)≫
2023年3月期の分譲住宅事業部門(新築)では、受注契約の30.3%が、既に当社でご購入頂いた
お客様や当社に関係する方からのご紹介によるものです。
当社の強み①:お客様に顔を向けた責任を負える住まいづくり
24
~ お客様の期待と信頼にお応えする ~
※2 中古住宅は、仲介業者を介さず当社が直接販売したお客様のみを対象としております。
「フジ住宅」という社名は「日本一愛される会社」をめざし、富士山にあやかり付けた社名です。
「家」は一生に一度か二度の買い物ですので、最後までお客様に満足頂ける商売をしなければならないと考えております。
そして全てのお客様に「フジ住宅は最後まできちんとやってくれる、フジ住宅で家を買って良かった」と喜んで頂けるよう、
安全で安心できる心のこもった商品とサービスの提供、お客様の期待と信頼にお応えすることを何よりも大切に考え、創業以
来お客様に顔を向けた責任を負える住まいづくりを続けて参りました。その結果、分譲住宅事業等における既存のお客様、協
力業者様からのお客様の紹介、土地有効活用事業においては既存のオーナー様からのリピート契約が相当数にのぼり、2024
年オリコン顧客満足度 調査においても<近畿><大阪府>で1位を獲得する等、お客様から高い評価を頂いております。
2023年3月期
(新築)
ご紹介による成約数258件
受注契約数852件
割合30.3%
≪土地有効活用事業部門(一棟売賃貸アパート・建築請負)≫
2023年3月期の土地有効活用事業部門では、一度ご購入頂いたオーナー様が更に2棟目・3棟目を契約
されるリピート契約が全体の39.6%を占めております。
※3 受注契約数は、金融機関からの融資承認日を算定基準として集計しております。
≪ご紹介による成約率・リピート契約率の高さ≫
≪住宅流通事業部門(中古)≫
2023年3月期の住宅流通事業部門(中古)では、仲介業者を介さず直接販売した物件の受注契約の
39.4%が既に当社でご購入頂いたお客様や当社に関係する方からのご紹介によるものです。
2023年3月期
(中古)
ご紹介による成約数56件
受注契約数142件
割合39.4%
2023年3月期
(一棟売賃貸アパート・建築請負)
リピート契約72件
受注契約数182件
割合39.6%
※1 分譲住宅(新築)のご紹介による成約数は、複数区画を同時購入頂いた場合、区画数に応じて加算集計しております。(素地販売は除く。)
※1
※2
※3
®

FUJI CORPORATION LIMITED フジ住宅株式会社(証券コード:8860)
当社の強み②:バランス経営による安定的な事業構造
25
~ 営業エリアは広げず、事業の多角化による安定経営を目指した体制づくり ~
≪バランス経営による安定的な事業構造≫
当社の営業エリアは、主に大阪府全域、兵庫県・和歌山県の一部と限られておりますが、事業部それぞれが全国レ
ベルまたは、営業エリア内でトップシェアを誇っております。分譲住宅事業部では大阪府住宅着工棟数地域ビルダー
ランキングで17年連続1位、住宅流通事業部では中古住宅買取再販戸数全国7位、土地有効活用事業部ではサービス
付き高齢者向け住宅運営棟数237棟でダントツの全国1位となっております。これらは、「売りっぱなし・建てっぱ
なしにしない」ために守ってきた地域密着型経営の中で永年の創意工夫によって培われました。
≪バランス経営の強み≫
・幅広いお客様のニーズに対応するビジネスが可能
分譲住宅事業はファミリー層向け、住宅流通事業は新築よりも手軽に
住居を取得したい方や投資家向け、土地有効活用事業は資産家や投資家
向けと幅広いお客様を対象としたビジネスが可能です。
・多種多様な商品対応によるビジネスチャンスの拡大
用地の広さや利便性、地域性によって分譲戸建・マンション・賃貸ア
パートなど様々な商品に対応しているため、用地仕入れの間口が広がり
それに伴いビジネスチャンスも拡大しております。
・景気や相場の変化への耐性の高さ
不動産業には景気の好不調や土地価格などの相場の変化はつきもので
すが、当社は1つの特定された事業ではなく各事業部門が補完し合える
関係になっておりますので変化に柔軟に対応できます。
≪バランスが取れた事業別売上構成比率≫
31%
22%
23%
22%
2%
分譲住宅
住宅流通
土地有効活用
賃貸及び管理
建設関連
出典:リフォーム産業新聞買取再販年間販売戸数ランキング2023(2023年7月31日発行)、出典:高齢者住宅新聞2023年サマー特大号より
出典:大阪府住宅着工棟数地域ビルダーランキングNo.1の認定は、大阪市を除くエリアの合算値となります。(大阪市は実績対象外)(株式会社住宅産業研究所調べ)
2023年3月期の売上構成比になります。

FUJI CORPORATION LIMITED フジ住宅株式会社(証券コード:8860)
(お客様が実感された効果を一部ご紹介)
当社の強み③:炭の家/ピュアエア(1)
26
排気ガス等の空気環境汚染に加え、花粉、細菌、ウイルスが大きな問題になっております。これまで培った
技術を集結し、徹底的に「空気」と「質」にこだわって生まれたのが当社の「炭の家/ピュアエア」です。
特許取得システム「炭の家」の使用権を当社グループ営業地域内で取得しており、他社との差別化や付加価値
を見出す商品として安心できる住まいを提供しております。
~ 健康に暮らすため、室内の空気環境に徹底的にこだわるべき ~
(炭の家/ピュアエアの概要)
「カーボンエアクリーンシステム」により屋外の空気をファンで強制的に
取り入れ、「微小粒子用フィルター」で微小な有害物質をブロックします。
さらに「炭」を床下に敷き詰め、そこに空気を通すという二重の対策を行う
ことでクリーンな空気を各部屋に供給しております。
※「炭の家」に1年以上お住まいのお客様にお聞きした内容を基に作成しております。
https://www.fuji-ie.com/kodawari/
(参考)詳しいご説明は以下からご確認いただけます。

FUJI CORPORATION LIMITED フジ住宅株式会社(証券コード:8860)
一部の当社分譲地では、「炭の家」宿泊体験を
実施しております。この「炭の家」宿泊体験は
2019年から実施しており、これまでに多くの方に
体験していただいております。
戸建住宅を購入検討中で炭の効果にご興味があ
る方に、当社戸建住宅「炭の家」のモデルハウス
に無料でご宿泊いただき、一日をお過ごしいただ
くことで、炭の効果や最新住宅設備を体感してい
ただいております。
当社の強み③:炭の家/ピュアエア(2)
27
~ お客様による「炭の家」宿泊体験を実施しております ~

FUJI CORPORATION LIMITED フジ住宅株式会社(証券コード:8860)
28
当社の強み④:高い住宅性能の住まいを提供
高品質であり、安心感に満ちた住まいをお客様に提供することが当社の使命であると考えております。
その1つとして、自由設計住宅の全邸で住宅性能評価書を取得しており、住宅性能表示制度の6つの各項目を
トップレベルでクリアできる体制を整備しております。さらに、地震による揺れを低減させる制震システム
「TRCダンパー」を導入し、壁の損壊や家具の転倒を防止する効果を高めております。
~ 建ててからの信頼こそ、住まいづくりの使命 ~
※1上記記載内容につきましては、2023年3月31日時点のものとなります。
※2断熱等性能等級は、7等級が最高等級となりますが、2025年に予定されております省エネ基準適合義務化の4等級は全邸クリアしております。また、いわゆるZEH基準の
5等級・6等級をクリアするレベルの品質及び施工技術を有しております。
分野項目等級
構造の安定
耐震等級
(構造躯体の倒壊等の防止)
1等級2等級3等級
耐震等級
(構造躯体の損傷防止)
1等級2等級3等級
耐風等級1等級2等級
劣化の軽減
劣化対策等級
(構造躯体等)
1等級2等級3等級
温熱環境・
エネルギー消費量
断熱等性能等級※21等級2等級3等級4等級5等級6等級7等級
空気環境ホルムアルデヒド発散等級1等級2等級3等級
“最高等級”
“最高等級”
“最高等級”
“最高等級”
“最高等級”
“最高等級”
住宅性能表示制度の6つの各項目をトッ
プレベルでクリアすることだけではなく、
当社独自の自由設計にてお客様の理想の
住まいを追究し、高品質で安心できる住
まいを提供しております。

FUJI CORPORATION LIMITED フジ住宅株式会社(証券コード:8860)
29
当社の強み⑤:地域密着だからできる住まいづくり
当社には、「売りっぱなし・建てっぱなしにしない」という創業の精神があります。お客様の顔が見える範
囲で密度の濃い事業を継続していき、アフターフォローの体制を万全にする、そのためあえて全国展開はしな
いという考え方です。創業の精神に沿って、何十年とお付き合いをさせて頂くお客様に、安心して住み続けて
頂けるよう地域密着で高品質な住まいづくりをモットーとしております。
~ 売りっぱなし・建てっぱなしにしない ~
NEW
NEW
当社における「アフターフォロー」は、創業者である現会長今井の創業の原点の1つです。他社ではあま
り例がないアフターフォローの専任部門を設け、お客様より頂いた第一報から解決に至るまで全て当社社員
にて対応しております。引渡し後の定期アフターサービスも当社社員にて対応しており、お客様にご安心頂
けるように万全の体制で取り組み、お客様の住まいを見守り続けております。
定期アフターサービスは、お引渡しよ
り、3ヵ月目、1年目、2年目、5年目、
10年目にアフターフォロー専任部門
の当社社員にて実施しております。
(定期アフターサービスの様子)
「フジ住宅が出来た理由」より現会長今井のコメントを抜粋

FUJI CORPORATION LIMITED フジ住宅株式会社(証券コード:8860)
30
当社の強み⑥:賃貸管理と連携した中古アセット事業
~ 賃料収入と再販による売却益の2つの安定した収益基盤の確立 ~
NEW
NEW
オーナーチェンジ物件を取得
・ファミリータイプを中心に取得
・豊富な情報量から物件を厳選
・専門チームによる素早い査定
収益物件として保有
・既存入居者から賃料獲得
・平均戸当たり賃料約10万円
・当社グループ会社による入居
者管理
リノベーション再生工事
・退去後に再生工事を実施
・最新の間取りや設備を導入
・専任担当による徹底した品質
管理を実現
(Before)
(After)
築35年のマンションをフルリノベーション。
間取り変更
大阪府
492戸
保有件数の状況
兵庫県
279戸
京都府
61戸
奈良県
19戸
※2023年12月末時点で保有している物件となります。
投資用物件として販売
・早期の利益獲得が可能
・再生工事が不要
・投資需要の高まりに対応
中古マンションとして再販
・リノベーションマンションと
して付加価値をつけて販売
・引渡し後も安心のアフター
フォロー対応
収益物件として長期保有
・賃貸需要が高いエリア且つ、
好立地、築浅物件を選定し
賃貸物件として長期保有
・賃貸管理のノウハウを活用し
入居者を募集
入居者
退去後
再賃貸
居付き
販売
58%
33%
7%
2%
大阪府
兵庫県
京都府
奈良県
平均専有面積64.12㎡
平均築年数約29年
保有物件の構成割合
中古アセット事業とは、賃貸入居者付きの区分所有の中古マンション(オーナーチェンジ物件)を取得し、入居者が退去する
までの賃料で収益を上げ、退去後にリノベーションを施し再販を行う賃貸管理と連携したビジネスモデルです。当社は、空家の
中古住宅にリノベーションを施し再販する買取再販ビジネスで全国トップクラスに位置しておりますが、本ビジネスモデルでも
大阪府下及び阪神間で物件保有件数が851戸と、関西では同業最大手にも引けをとらないトップクラスの件数を保有しておりま
す。また、下図の通りオーナーチェンジ物件を収益物件として再賃貸、投資用物件として居付き販売を行う等、出口戦略も多様
化しており、当社グループの賃貸管理部門を活用することで物件の属性に応じた柔軟な運用が可能となっております。

FUJI CORPORATION LIMITED フジ住宅株式会社(証券コード:8860)
31
当社の強み⑦:販売委託は一切なし。全て当社社員で対応。
~ 売上規模を追いかけるのではなく、お客様の幸せを追求する姿勢 ~
NEW
年間約1,000戸の新築分譲住宅を販売しておりますが、全ての販売現場で当社社員が営業活動を行っており
ます。不動産業界では、自社の商品を外部に販売委託するケースは数多くありますが、当社では一切行ってお
りません。当社では、土地仕入から販売、プラン設計、建築現場管理、アフターフォローまで一貫して当社社
員で行います。ひたすら販売のみを行い、業績拡大を目指すこともありません。
あくまでもお客様のお顔が見える範囲で密度の濃い責任ある営業活動を行い、顧客満足日本一を目指し、お
客様の幸せを追求することが当社の営業活動の根底にあります。営業担当部署では、社員個々人の営業成績グ
ラフはありませんが、お客様の声やリポートグラフ等がございます。当社では、お客様から頂くお喜びの声を
非常に大切にしており、創業の精神「売りっぱなし・建てっぱなしにしない」をモットーに営業活動に邁進し
ております。
営業担当部署でリポートグラフ等にして掲示する
ことで、お客様に喜んで頂く意識が高まります。
その結果、客観的に把握することが難しいお客様の「満足度」に
おいて、第三者の公平な視点で高評価を頂くことに繋がりました。
お客様から頂いた声を反映したリポ―ト
2024年 オリコン顧客満足度 調査
建売住宅 ビルダー 近畿 第1位
2024年 オリコン顧客満足度 調査
建売住宅 ビルダー 近畿 大阪府 第1位
®
®

FUJI CORPORATION LIMITED フジ住宅株式会社(証券コード:8860)
32
当社の強み⑧:日本一愛される管理会社を目指して~高稼働率の秘訣~
~ 過去5年連続で97%以上の高稼働率を維持している賃貸管理 ~
NEW
2023年12月末現在において、全体管理住戸は34,233戸(管理施
設数は2,363棟)です。うち一括借上による管理住戸は30,436戸
(管理施設数は2,224棟)、稼働率は97.1%であり、過去5年間で
97%以上の高稼働率を維持しております。これは、ご購入頂いた
オーナー様に長期にわたり安心した賃貸経営を行って頂くために物
件立地を厳選していることの他、①仲介会社様との強力な連携によ
る集客力、②物件管理レベルの高さ、③分業制による迅速かつ柔軟
な管理体制によるものと自負しております。
引き続き、日本一愛される管理会社を目指して、入居者様に安心
して長く住んで頂くための努力を継続して参ります。
①仲介会社様との強力な連携による集客力
・各仲介会社様に当社専属社員を配置し、密
接なコミュニケーションを計りながら下記
の集客促進施策を一体となり共同で実施。
・仲介会社様と専用サイトを通じて空室状
況、図面等を常時共有し、24時間365日、
内見対応が可能で、当社を介さずに行う等
の成約スピードを上げる施策を採用。
・全管理物件で週2回の共用部分の清掃を実
施。物件毎の清掃の仕上がりが異ならない
よう協力会社様と月1回の清掃確認と勉強
会を実施し、高い清掃レベルを全物件で
標準化。
・入居者様のお困りごとやトラブル対応は、
24時間365日対応可能な当社専属チームを
設置し、入居者様目線の運用を実施。
・設備専属、集客専属など各専属社員を配置
し、分業制にすることで一般的な1人での
フルオペレーションに比べ迅速で質の高い
対応を実現。
・バックオフィスとして契約関連から巡回対
応なども細かくチーム編成することでス
ピーディかつイレギュラーにも柔軟に対応
できる体制を整備。
②物件管理レベルの高さ③分業制による迅速かつ柔軟な管理体制
総合不動産業として培った豊富な用地情報力を活かし、年間約2万件の用地情報の中から
駅近物件の賃料下落リスクが少ない好立地エリアを厳選。
長期にわたり安心した賃貸経営を行って頂くための物件立地の厳選方針(一棟売事業)
高稼働率へ
①仲介会社様との強力な連携による集客力
23,671
25,675
28,098
30,551
32,348
34,233
97.0
97.7
97.5
97.3
97.0
97.1
0
5,000
10,000
15,000
20,000
25,000
30,000
35,000
65.0
70.0
75.0
80.0
85.0
90.0
95.0
100.0
2019/32020/32021/32022/32023/32023/12
賃貸管理戸数稼働率(%)
*賃貸管理戸数は自社保有物件を含めた総管理戸数*稼働率は一括借上による管理物件

FUJI CORPORATION LIMITED フジ住宅株式会社(証券コード:8860)
33
当社の強み⑨:高品質な住宅を提供することができる理由
当社が安定的に高品質な住宅を提供し続け
るには、協力業者様のご協力が必要不可欠で
す。高品質な住宅を提供するため、毎月の安
全衛生協議会、年1回の現場協力会大会を開
催し、当社の経営理念の共有及び安全・品質
管理を徹底しております。2023年開催の現
場協力会大会では約900名の協力業者様にご
参加いただき、当社とともに「お客様に幸せ
になって頂くこと」を目指して下さっている
会社様及び職方様の表彰式を実施しました。
また、お客様のために日々ご尽力いただい
ております協力業者様への感謝の気持ちを伝
える場として、年に3回、感謝状の授与式も
行っており、当社及び協力業者様一丸となっ
て高品質な住宅を安定的に提供することを目
指し取り組んでおります。
~ 協力業者様との深い信頼関係により高品質な住宅を安定的に提供 ~
(現場きれい運動(一斉清掃の様子))
(コミュニケーションカード)
「安全衛生協議会」の場
に「意見箱」を設置し、
協力業者様からの提案や
困っていることなどを投
函して頂いております。
ご意見書は、現場監督や
各部の責任者が確認し、
お寄せ頂きましたご意見
には必ず返答し、対応す
ることで、より良い現場
づくりに繋げております。
(ご意見書)
コミュニケーション
カードは、当社から
職方様へ感謝の言葉
をお伝えするカード
です。職方様だけで
なく、職方様が所属
する会社様にも発信
することで職方様が
会社様から少しでも
ご評価頂けるよう発
信しております。
お客様、近隣の方々がキレイな建築現場だと感じて下さり、関係者が気持ちよく作業でき、事故
を起こさない現場にするため、協力業者様にて、ゴミの分別・整理・整頓・1日5回の清掃を行っ
て頂いております。また、毎週金曜日に現場全員での約30分間の現場一斉清掃の実施や、各現場
の整理整頓状況をランキング形式で発表する等、より良い現場づくりに努めております。

FUJI CORPORATION LIMITED フジ住宅株式会社(証券コード:8860)
3.ESG・SDGsの取組み
34

FUJI CORPORATION LIMITED フジ住宅株式会社(証券コード:8860)
ESG・SDGsの概要
サステナビリティ基本方針
当社グループは「社員のため、社員の家族のため、顧客・取引先のため、株主のため、地域社
会のため、ひいては国家のために当社を経営する」という経営理念のもと、創業以来、事業活動
を通じて社会貢献活動に取り組んで参りました。国連で採択された「SDGs」(持続可能な開
発目標)など、社会課題に対する企業が果たす役割の重要性が増しております。ESG(環境・
社会・企業統治)及びSDGsと地域密着型経営である当社の事業活動との関連を意識し、社会
貢献に取り組むことにより、今後も社会とともに持続的に成長し、信頼される企業グループを目
指して参ります。
35

FUJI CORPORATION LIMITED フジ住宅株式会社(証券コード:8860)
当社グループの取組みSDGs
環境保全に配慮した
事業活動
中古住宅再生事業の取組み
中古住宅のリノベーションは建替え事業に比べ、CO2排

次権利日優待利回り貸借区分前日終値
3月27日
(343日)
0.39%
(GL-7.9)
貸借銘柄767円
優待関係適時開示情報
2024年3月期 第3四半期決算説明資料(24/02/02)

優待基礎データ

3月

【1000株】JCBギフトカード 3000円相当
市場価値:2910円

利回り

利回り区分利回り(1000株)
配当利回り0%
優待利回り0.39%
総合利回り0.39%

※優待利回りについて、市場価格が不明なものは比較のために公称価格に対して独自に係数をかけています。例えば、カタログギフトは0.6倍、食品は0.5倍、自社商品は0.4倍などとなっておりますので優待利回りについてはご参考までにご覧くださいませ

株数毎の必要金額

株数概算必要金額
500株約38万円
1000株約77万円
5000株約384万円
10000株約767万円

一般信用関係データ

クロスコスト計算




計算株数 :
計算金額 :
計算日数 :

買建手数料:
買建金利 :
売建手数料:
貸株料金 :
プレミアム:
管理費等 :

手数料合計:

直近の一般信用在庫履歴(過去24時間)

Canvas not Supported/....
日興カブ楽天SBIGMO松井マネ

前回権利日の一般信用在庫(過去30日間)

Canvas not Supported/....
日興カブ楽天SBIGMO松井マネ

カブドットコム証券における過去1週間の抽選倍率

日付抽選対象在庫申込株数抽選倍率
24年4月19日3600株0株0倍
24年4月18日3600株0株0倍
24年4月17日3600株0株0倍
24年4月16日3600株0株0倍
24年4月15日3600株0株0倍

カブドットコム証券における過去1週間のプレミアム料推移

Canvas not Supported/....

制度信用関係データ

理論逆日歩

逆日歩最大額:6400円(1000株/1日/4倍)
逆日歩最大額:12800円(1000株/1日/8倍)

直近の逆日歩履歴

日時逆日歩日数貸株超過規制
4月18日0円-日-
4月17日0円-日-
4月16日0円-日-
4月15日0円-日-
4月12日0円-日-

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