3663 アートスパークHD

12月優待銘柄6月優待銘柄

200株以上保有の株主に対して、イラスト・マンガ・アニメーション制作アプリ「CLIP STUDIO PAINT EX 1 デバイス6か月版」が贈られます。

保有株式数優待内容
200株以上CLIP STUDIO PAINT EX 1 デバイス6か月版

◆CLIP STUDIO PAINT EX 1 デバイス6か月版
子会社株式会社セルシスのイラスト・マンガ・アニメーション制作アプリ「CLIP STUDIO PAINT EX」のすべての機能を搭載し、Windows / macOS / iPad / iPhone / Galaxy / Android /Chromebookの中からいずれか 1 台でご使用いただける「CLIP STUDIO PAINT EX 1 デバイス6か月版」のアクティベーションコードが記載されたカード

◆贈呈時期
12月31日基準日:「定時株主総会決議のご通知」と共に3月末頃、発送を予定
6月30日基準日:9月末頃に発送いたします「株主通信」等に同封の予定

2025年12月期第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(非連結)
2025年8月8日
上 場 会 社名株式会社セルシス上場取引所東
コ ー ド 番号3663URLhttps://www.celsys.com
代表者(役職名)代表取締役社長(氏名)成島啓
問合せ先責任者(役職名)取締役(氏名)伊藤賢(TEL)03-6258-2904
半期報告書提出予定日2025年8月13日配当支払開始予定日2025年9月29日
決算補足説明資料作成の有無:有
決算説明会開催の有無:無
(百万円未満切捨て)
1.2025年12月期第2四半期(中間期)の業績(2025年1月1日~2025年6月30日)
(1)経営成績(累計)
(%表示は、対前年中間期増減率)
売上高営業利益経常利益中間純利益
百万円%百万円%百万円%百万円%
2025年12月期中間期
4,7381,5331,531870
2024年12月期中間期--------
1株当たり
中間純利益
潜在株式調整後
1株当たり
中間純利益
円銭円銭
2025年12月期中間期28.4328.39
2024年12月期中間期--
(注)2024年12月期は連結業績を開示しておりましたが、2025年12月期第1四半期より非連結での開示としております。
そのため、2024年12月期中間期の経営成績(累計)及び対前年同中間期増減率については記載しておりません。
(2)財政状態
総資産純資産自己資本比率
百万円百万円%
2025年12月期中間期8,3935,55465.3
2024年12月期8,1565,26463.7
(参考)自己資本2025年12月期中間期5,484百万円2024年12月期5,195百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末第2四半期末第3四半期末期末合計
円銭円銭円銭円銭円銭
2024年12月期-12.00-12.0024.00
2025年12月期-22.00
2025年12月期(予想)-14.0036.00
(注)1.直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
2.2025年12月期の第2四半期期末配当金には、東京証券取引所プライム市場上場記念配当10円を含んでおります。
3.2025年12月期の業績予想(2025年1月1日~2025年12月31日)
(%表示は、対前期増減率)
売上高営業利益経常利益当期純利益
1株当たり
当期純利益
百万円%百万円%百万円%百万円%円銭
通期9,07910.72,55519.02,51410.31,74424.656.46
(注)1.直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
2.2025年1月1日において連結子会社である株式会社&DC3を吸収合併したことにより、当社は2025年12月期より
連結決算から単体決算に移行しました。よって、通期の増減率は、2024年12月期の連結業績からの増減率とし
ております。

※注記事項
(1)中間財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:有
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
①会計基準等の改正に伴う会計方針の変更:無
②①以外の会計方針の変更:無
③会計上の見積りの変更:無
④修正再表示:無
(3)発行済株式数(普通株式)
①期末発行済株式数(自己株式を含む)
2025年12月期中間期36,271,180株2024年12月期36,271,180株
②期末自己株式数
2025年12月期中間期5,767,724株2024年12月期5,385,381株
③期中平均株式数(中間期)
2025年12月期中間期30,624,798株2024年12月期中間期32,059,197株
※第2四半期(中間期)決算短信は公認会計士又は監査法人のレビューの対象外です
※業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると
判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想
の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、添付資料P4「1.当四半期決算に関
する定性的情報(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。

株式会社セルシス(3663)2025年12月期第2四半期(中間期)決算短信
1
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報.......................................................................................2
(1)経営成績に関する説明................................................................................................2
(2)財政状態に関する説明................................................................................................4
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明.....................................................................4
2.中間財務諸表及び主な注記................................................................................................6
(1)中間貸借対照表.........................................................................................................6
(2)中間損益計算書.........................................................................................................8
(3)中間財務諸表に関する注記事項....................................................................................9
(継続企業の前提に関する注記).......................................................................................9
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)............................................................9
(中間財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)..................................................................9
(セグメント情報等)......................................................................................................10
(重要な後発事象).........................................................................................................10

株式会社セルシス(3663)2025年12月期第2四半期(中間期)決算短信
2
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当社は、グローバルで拡大を続けるクリエイターエコノミー市場において、サービス・プラットフォームを開発・
提供する事業を展開し、さらなる成長の実現を目指して、収益基盤と経営体制の強化に取り組んでおります。
2023年のUI/UX事業の譲渡による構造改革、2024年の東証プライム市場への上場、そして2025年1月に行った子会
社・株式会社&DC3の吸収合併を経て、次の成長に向けた経営体制の構築が完了し、新たに「中期経営計画
2025-2027」を策定いたしました。本中期経営計画においては、「クリエイションで夢中を広げよう」をビジョンに掲
げ、クリエイターエコノミー市場において、作品をつくるクリエイターと、それらを楽しむオーディエンスの活動の
道程「CREATORJOURNEY」をサポートするサービス提供を通じて「一人ひとりの夢中がつなぐ、もっとカラフルな世
界」の創造を目指してまいります。なお、中期経営計画では、期間中のROE30%以上を重要なKPIとして設定しており
ます。
(「中期経営計画2025-2027」https://www.celsys.com/files/user/pdf/ir/info/2025/info_2025-0214a.pdf)
中期経営計画の策定に伴い、従来の事業セグメントを見直し、これまでイラスト・マンガ・Webtoon・アニメーショ
ン制作アプリ「CLIPSTUDIOPAINT」の開発・販売を中心とする「コンテンツ制作ソリューション事業」及び「DC3ソ
リューション」や、「電子書籍ソリューション」から構成されていた「コンテンツ流通ソリューション事業」の2セ
グメントを、単一セグメントに統合いたしました。これにより、当事業年度からは前者を「クリエイターサポート分
野」、後者を「クリエイタープラットフォーム分野」と再定義しております。
引き続き「CLIPSTUDIOPAINT」の収益力をさらに強化しながら、事業領域をクリエイターエコノミー市場全体へと
拡大し、制作ソリューションで築いたクリエイターからの信頼や強みと、流通ソリューションで蓄積した資産を活用
することで、新たにクリエイタープラットフォーム分野でもサービスを開発・提供し、新たな事業の柱とすることを
目指してまいります。
当事業年度におきましても、ソフトウエアIPを核とした経営に重点を置き、戦略的な開発投資を継続して行い、企
業価値の向上に注力しております。
その結果、当中間会計期間の売上高は4,738,790千円(前年同期比16.7%増)、営業利益は1,533,845千円(同38.8
%増)となりました。
経常利益は、営業外収支として受取配当金21,283千円及び受取利息2,598千円を計上した一方で、自己株式取得手数
料8,505千円及び為替差損18,750千円を計上したこと等により1,531,173千円(同24.6%増)となりました。中間純利
益は、株式会社&DC3の簡易吸収合併に伴う抱合せ株式消滅差益153,875千円を特別利益として計上した一方で、当社の
保有する投資有価証券の一部が時価の下落等により取得価額を著しく下回ったことから投資有価証券評価損480,307千
円を特別損失として計上し、法人税等371,488千円を計上したことにより、870,713千円(同7.7%減)となりました。
2025年2月14日に開示した通期業績予想に対する進捗率は、売上高が52.2%、営業利益が60.0%となっております。
なお、前中間会計期間は、株式会社セルシス及び子会社・株式会社&DC3の2社による連結決算となっております。
また当社は、株主還元を重視しており、自己株式の取得については、2022年12月期に10億円、2023年12月期に20億
円、2024年12月期に15億円、当中間会計期間に5億円と、累計で50億円分を実施しております。また本日発表の「自
己株式取得に係る事項の決定に関するお知らせ」のとおり、2025年8月から新たに5億円の自己株取得を予定しており
ます。あわせて、2025年12月期の1株当たり配当につきましては、プライム市場上場記念配当10円を含めた中間配当22
円、期末配当14円を予定しており、年間配当金は合計36円(前年より12円の増配)を見込んでおります。
分野別の売上高は、次のとおりです。
前事業年度
連結中間会計期間
金額(千円)
当事業年度
中間会計期間
金額(千円)
前年
同期比
(%)
クリエイターサポート3,369,7264,044,16320.0
クリエイタープラットフォーム690,890694,6270.5
合計4,060,6174,738,79016.7

株式会社セルシス(3663)2025年12月期第2四半期(中間期)決算短信
3
<クリエイターサポート分野>
クリエイターサポート分野は、グラフィック分野で活動するクリエイターの創作活動をサポートする、イラスト・
マンガ・Webtoon・アニメーション制作アプリ「CLIPSTUDIOPAINT」の提供を通じて、コンテンツの制作に関わるサ
ービスをグローバルに展開しております。
主力サービスである「CLIPSTUDIOPAINT」は、累計出荷本数が2025年6月に5,259万本(前年同月比27.3%増)に
達しました。また、同アプリのサブスクリプションモデルによるSaaS提供のARR(年間経常収益)は、2025年6月に
48.3億円(前年同月比30.2%増)となり、過去最高となっております。
当社が注力している、「CLIPSTUDIOPAINT」におけるサブスクリプションモデルでのライセンス提供は、利用開始
時の価格が抑えられており、ユーザーの導入ハードルを下げる一方で、買い切りモデルに比べて短期的な収益性は限
定的です。しかしながら、継続利用による中長期的な安定収益が見込めることから、今後も契約数の拡大に取り組ん
でまいります。
なお、「CLIPSTUDIOPAINT」の月次のチャーンレートは2025年6月末が5.0%となっております。
「CLIPSTUDIOPAINT」は世界11言語に対応しており、出荷の約80%が日本語以外の海外市場向けです。引き続き、
売上高及び利用者数の増加を目的に、英語、スペイン語、ドイツ語、韓国語等はもちろんのこと、今後の成長期待が
大きい、中国語(簡体字)、タイ語、インドネシア語、ブラジルポルトガル語に対するマーケティングや決済手段の
ローカライズ強化も進めてまいります。
当中間会計期間では、2025年3月に「CLIPSTUDIOPAINT」の売上及びユーザー数の底上げを目的に、「CLIP
STUDIOPAINT」のメジャーバージョンアップを実施し、Ver.4.0の提供を開始しました。グローバルで提供開始した
Ver.4.0は、多くの反響をいただき、当初計画を上回る売上実績となりました。
Ver.4.0以降の最新機能を利用するためには、買い切りモデルのユーザーもサブスクリプション契約、または、新バ
ージョンの優待購入が必要となる提供モデルとしております。これにより、サブスクリプション契約の増加や、既存
の買い切りモデルユーザーからの新バージョン購入により収益が伸長しました。
また、同メジャーバージョンアップにあわせて、収益性の向上と継続的なサービス提供を実現することを目的に、
買い切り版の価格を改定し、最大8%の値上げも行っております。今後も、定期的なメジャーバージョンアップとサ
ービスの価値向上に応じた価格改定を行ってまいります。
今年の7月においては、新たに「CLIPSTUDIOPAINT」のPC環境での中国語(簡体字)に対応したライセンス提供を
開始し、全世界で簡体字を利用する多くのクリエイターの創作活動をサポートする等グローバル展開の強化に努めて
おります。あわせて先行して提供していた「CLIPSTUDIOPAINT」のiPad環境における中国語(簡体字)版の価格改定
も行っており更なるグローバル展開の強化に努めております。
あわせて、2025年8月6日発表の「子会社設立に関するお知らせ」のとおり「CLIPSTUDIOPAINT」におけるグロー
バルでの決済手段拡充を目的として海外に子会社を設立することといたしました。これにより、より多くのユーザー
がスムーズに決済ができる環境を整備し、「CLIPSTUDIOPAINT」のグローバル展開を一層強化してまいります。
2025年1月には、サブスクリプションモデルにおける利便性向上及び収益の拡大を目的に、有償の追加サブスクリ
プションとして、クラウドストレージ容量拡大サービスの提供を開始いたしました。
2025年2月には、「CLIPSTUDIOPAINT」がワコムの新製品「WacomIntuosPro」にグローバルでバンドルされる形
で提供が開始されました。バンドルされた「CLIPSTUDIOPAINT」は一定の利用期間後にサブスクリプション契約へ移
行するモデルであり、新規契約の増加及び海外ユーザーの獲得が期待されます。
2025年3月に企業・教育機関向け「CLIPSTUDIOPAINTボリュームライセンス」が、新設の学校法人日本財団ドワ
ンゴ学園のオンライン大学「ZEN大学」のカリキュラムに導入され、若年層に向けた認知度やユーザー層の拡大を実現
します。なお、ZEN大学の系属校である、学校法人角川ドワンゴ学園が運営する「N高等学校・S高等学校」及び「N中
等部」においても、すでに「CLIPSTUDIOPAINT」が導入されています。
2025年4月には、「CLIPSTUDIOPAINT」がSamsungの新製品「GalaxyTabS10FE」及び「GalaxyTabS10FE+」に
グローバルでプリインストールされる形で提供が開始されました。プリインストールされた「CLIPSTUDIOPAINT」は
一定の利用期間後にサブスクリプション契約へ移行できるモデルであり、シンプルなユーザーインターフェースを実
現することで初心者でもすぐに創作活動を始めることができることから、グローバルで若年層やライトユーザーへの
拡大が期待されます。
2025年6月には、「CLIPSTUDIOPAINT」がワコムの新製品「WacomCintiq」にグローバルでバンドルされる形で提
供が開始されました。また「WEBTOON®」が主催するフランス語圏のクリエイター向けのWebcomicコンテスト「WEBTOON

株式会社セルシス(3663)2025年12月期第2四半期(中間期)決算短信
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CONCOURS2025」への協賛や、ドイツ最大級の日本のポップカルチャーイベント「DoKomi2025」への協賛等、グロー
バル展開を加速させており海外ユーザーを中心とした新規ユーザーの増加やサブスクリプション契約の増加が期待さ
れます。
<クリエイタープラットフォーム分野>
クリエイタープラットフォーム分野では、クリエイターサポート分野のコンテンツ制作ソリューションで培ったク
リエイターからの信頼や強みと、流通ソリューションにおける資産を活用して、新規サービスを開発・提供・運用し、
クリエイターの創作活動の活性化を図ると共に、事業の拡大を目指してまいります。
当中間会計期間では、クリエイターエコノミー市場におけるエコシステム、グローバルでの業界動向やサービスに
関する調査を進めながら、新規プラットフォームサービスの企画・検討を推進してまいりました。2026年の正式サー
ビス開始を目指して、2025年7月より開発を開始いたしました。あわせて、社内の配置転換を通じた人材の最適化で
新規サービス開発に向けた組織体制の強化にも取り組んでおります。
また、従来より提供している、「CLIPSTUDIOPAINT」の利用をサポートするコミュニティサービスの運営を行いな
がら、継続的な機能改善を実施して「CLIPSTUDIOPAINT」のサブスクリプション契約者の継続利用率向上に努めてお
ります。さらに、漫画家志望者と新たな才能を探すマンガ編集者のマッチングを支援するサービス「モチコミ
online」等の運営や、機能改善アップデートを実施し、プラットフォームサービスの利用者数の増加に努めました。
なお、流通ソリューションにおいては、DC3ソリューションや電子書籍ソリューションの動作最適化・UI/UX改善を
実施しながら、新規プラットフォームサービスにおける活用の検討を行っております。
2025年3月には、当社が提供するクリエイタープラットフォームサービスの全世界での利用者数は、1,000万人超え
(前年同月比17.6%増)となりました。
2025年5月には、デジタルコンテンツ流通基盤ソリューション「DC3」が、出版社である株式会社トゥーヴァージン
ズのデジタル書籍ストア「TWOVIRGINSDIGITAL(トゥーヴァージンズデジタル)」に採用され、人気イラストレータ
ーによる作品集シリーズ「THEVISUAL」が「DC3」のコンテンツとして販売が開始されました。
2025年6月には、出版取次大手である株式会社トーハンの電子コミックレーベル「Freediacomics(フリーディア
コミックス)」において当社が提供する電子書籍データの校閲ツールが採用されました。
また、当社はソニー株式会社と協力し、ソニー株式会社のモーション制作統合アプリケーション「XYNMotion
Studio」のモーション素材を当社が運営する素材サービス「CLIPSTUDIOASSETS」にて提供し、クリエイターへより
良い創作環境を提供いたしました。これにより「CLIPSTUDIOPAINT」の新規ユーザー獲得・既存ユーザーの満足度向
上に加えて、「CLIPSTUDIOASSETS」の活性化を実現しております。
(2)財政状態に関する説明
当中間会計期間の総資産は、前事業年度末と比べて236,740千円増加し8,393,398千円となりました。この主な要因
は、投資有価証券が217,469千円、ソフトウェアが88,736千円、関係会社株式が44,915千円減少したものの、営業収入
の増加等により現金及び預金が312,712千円、売掛金が163,105千円、ソフトウエア仮勘定が188,365千円増加したこと
等によるものであります。
当中間会計期間の負債は、前事業年度末と比べて52,424千円減少し2,839,314千円となりました。この主な要因は、
買掛金が69,996千円、前受金が144,429千円、賞与引当金が137,757千円増加したものの、未払金が49,468千円、未払
法人税等が355,523千円減少したこと等によるものであります。
当中間会計期間の純資産は、前事業年度末に比べて289,165千円増加し5,554,084千円となりました。この主な要因
は、自己株式取得により自己株式が483,007千円増加したものの、利益剰余金が500,083千円増加、その他有価証券評
価差額金が265,792千円増加したこと等によるものであります。なお、自己資本比率は、65.3%となりました。
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明
2025年12月期の通期業績予想につきましては、2025年2月14日の公表値を据え置きますが、主力サービス「CLIP
STUDIOPAINT」において、下期の業績もサブスクリプションモデルの売上を中心に安定して推移すると見込んでおり、
下期に例年実施している買い切り版のキャンペーン売上推移等を見極めながら、業績予想の修正が必要となった場合
は速やかに開示いたします。
なお、今般の米国の関税措置による影響につきましては、当社の事業は、関税の対象外である、物理的な製品の輸

株式会社セルシス(3663)2025年12月期第2四半期(中間期)決算短信
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出入を伴わないデジタルサービス提供が大部分であり、直接的な影響は受けておらず、通期業績予想に与える影響は
ありません。
また、当社の海外での事業展開においては、日本円以外の通貨で決済される「CLIPSTUDIOPAINT」の売上と、日本
円以外の通貨で請求されるサーバー利用料や広告宣伝費があり、売上と費用の変動が相殺されることとなります。し
たがいまして、為替の変動に対する利益の変動は軽微であり、通期業績予想に与える大きな影響はありません。なお、
海外との取引は、ドルだけではなく、ユーロやウォン等、多くの通貨で行っており、特定の通貨のみの変動も、通期
業績予想に与える大きな影響はありません。

株式会社セルシス(3663)2025年12月期第2四半期(中間期)決算短信
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2.中間財務諸表及び主な注記
(1)中間貸借対照表
(単位:千円)
前事業年度
(2024年12月31日)
当中間会計期間
(2025年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金5,188,8465,501,558
売掛金220,827383,933
製品18,83722,321
原材料及び貯蔵品142,483125,287
前払費用111,979162,335
未収入金323,374347,822
その他45,704―
貸倒引当金△154△88,096
流動資産合計6,051,8986,455,162
固定資産
有形固定資産
建物185,650185,544
減価償却累計額△88,556△95,338
建物(純額)97,09490,206
工具、器具及び備品268,004269,518
減価償却累計額△219,441△222,035
工具、器具及び備品(純額)48,56347,483
その他(純額)―1,590
有形固定資産合計145,657139,279
無形固定資産
特許権24,27324,088
商標権33,63231,418
ソフトウエア905,316816,579
ソフトウエア仮勘定46,552234,917
その他31,79636,832
無形固定資産合計1,041,5711,143,836
投資その他の資産
投資有価証券663,486446,016
関係会社株式44,915―
敷金及び保証金131,364131,364
繰延税金資産77,76377,738
投資その他の資産合計917,529655,119
固定資産合計2,104,7591,938,236
資産合計8,156,6588,393,398

株式会社セルシス(3663)2025年12月期第2四半期(中間期)決算短信
7
(単位:千円)
前事業年度
(2024年12月31日)
当中間会計期間
(2025年6月30日)
負債の部
流動負債
買掛金67,966137,963
未払金162,976113,507
前受金1,091,6381,236,068
未払費用74,19959,403
未払法人税等723,354367,830
賞与引当金64,064201,821
その他196,201169,716
流動負債合計2,380,4012,286,311
固定負債
役員退職慰労引当金192,642203,902
退職給付引当金297,741317,402
その他20,95331,698
固定負債合計511,336553,002
負債合計2,891,7382,839,314
純資産の部
株主資本
資本金10,00010,000
資本剰余金
資本準備金2,5002,500
その他資本剰余金6,386,0676,392,828
資本剰余金合計6,388,5676,395,328
利益剰余金
その他利益剰余金
繰越利益剰余金3,741,2894,241,373
利益剰余金合計3,741,2894,241,373
自己株式△4,678,793△5,161,801
株主資本合計5,461,0635,484,900
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金△265,74448
評価・換算差額等合計△265,74448
新株予約権69,60069,136
純資産合計5,264,9195,554,084
負債純資産合計8,156,6588,393,398

株式会社セルシス(3663)2025年12月期第2四半期(中間期)決算短信
8
(2)中間損益計算書
(単位:千円)
当中間会計期間
(自2025年1月1日
至2025年6月30日)
売上高4,738,790
売上原価1,890,715
売上総利益2,848,075
販売費及び一般管理費1,314,230
営業利益1,533,845
営業外収益
受取利息2,598
受取配当金21,283
その他998
営業外収益合計24,880
営業外費用
支払手数料8,505
為替差損18,750
その他296
営業外費用合計27,551
経常利益1,531,173
特別利益
抱合せ株式消滅差益153,875
その他37,460
特別利益合計191,335
特別損失
投資有価証券評価損480,307
特別損失合計480,307
税引前中間純利益1,242,201
法人税、住民税及び事業税371,488
中間純利益870,713

株式会社セルシス(3663)2025年12月期第2四半期(中間期)決算短信
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(3)中間財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
当社は、2024年12月20日開催の取締役会の決議に基づき、自己株式401,300株の取得を行っております。また、
2025年3月28日開催の取締役会決議に基づき、当社の取締役に対する譲渡制限付株式報酬として自己株式18,000
株の処分を行いました。
この結果、当中間会計期間において、自己株式が483,007千円増加し、当中間会計期間末において自己株式が
5,161,801千円となっております。
(中間財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
税金費用の計算
当事業年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適用後の実効税率を合理的に見積り、税引前中間純利益に
当該見積実効税率を乗じて計算する方法としております。

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(セグメント情報等)
【セグメント情報】
前中間会計期間(自2024年1月1日至2024年6月30日)
「当中間会計期間(報告セグメントの変更等に関する情報)」に記載のとおりであります。
当中間会計期間(自2025年1月1日至2025年6月30日)
当社は単一セグメントであるため、記載を省略しております。
(報告セグメントの変更等に関する情報)
当社は従来、「コンテンツ制作ソリューション事業」と「コンテンツ流通ソリューション事業」の2つの事業
を報告セグメントとしておりましたが、当中間会計期間より単一セグメントに変更し、従来の「コンテンツ制作
ソリューション事業」を「クリエイターサポート分野」、「コンテンツ流通ソリューション事業」を「クリエイ
タープラットフォーム分野」としております。この変更により単一セグメントとなることから、前中間会計期間
及び当中間会計期間のセグメント情報の記載を省略しております。
(重要な後発事象)
(子会社の設立)
当社は、8月6日に以下のとおり子会社を設立することを決定いたしました。
1.子会社設立の目的
グローバル展開の強化による新規ユーザーの獲得のため、国・地域の特徴に合わせた決済手段の提供拡大をする
ことが主たる目的であります。
2.子会社の概要
(1)名称CELSYSUKLtd.(仮)
(2)所在地英国、ロンドン
(3)代表者の氏名成島啓(当社代表取締役社長)
(4)事業内容ソフトウエアの販売
(5)資本金50,000ポンド
(6)設立年月2025年8月(予定)
(7)大株主及び持株比率株式会社セルシス100%
(8)上場会社と当該会社との間の
関係
資本関係当社100%出資子会社であります。
人的関係当社の役員が当該会社の代表者を兼務いたします。
取引関係新設会社のため、該当事項はありません。
(自己株式の取得)
当社は、2025年8月8日開催の取締役会において、以下のとおり、会社法第165条第3項の規定により読み替えて
適用される同法第156条の規定に基づき、自己株式取得に係る事項について決議いたしました。
1.自己株式の取得を行う理由
資本効率の一層の向上と経営環境に応じた機動的な資本政策を遂行することを目的として、自己株式の取得を実
施することといたしました。
2.取得に係る事項の内容
(1)取得対象株式の種類
普通株式
(2)取得し得る株式の総数
500,000株(上限)
(発行済株式総数(自己株式を除く)に対する割合1.64%)
(3)株式の取得価額の総額
500,000千円(上限)

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(4)取得期間
2025年8月12日から2025年10月31日まで
(5)取得の方法
東京証券取引所における市場買付(証券会社による投資一任方式)

次権利日優待利回り貸借区分前日終値
12月26日
(139日)
0%
(GL-10.8)
制度信用銘柄1748円
優待関係適時開示情報
2025年12月期第2四半期(中間期) 決算短信〔日本基準〕(非連結)(25/08/08)

優待基礎データ

利回り

利回り区分利回り(200株)
配当利回り0%
優待利回り0%
総合利回り0%

※優待利回りについて、比較のために公称価格に対して独自に係数をかけています。例えば、カタログギフトは0.6倍、食品は0.5倍、自社商品は0.4倍などとなっておりますので優待利回りについてはご参考までにご覧くださいませ

株数毎の必要金額

株数概算必要金額
200株約35万円

一般信用関係データ

クロスコスト計算




計算株数 :
計算金額 :
計算日数 :

買建手数料:
買建金利 :
売建手数料:
貸株料金 :
プレミアム:
管理費等 :

手数料合計:

前回権利日の一般信用在庫(過去30日間)

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日興カブ楽天SBIGMO松井マネ

カブドットコム証券における過去1週間の抽選倍率

日付抽選対象在庫申込株数抽選倍率
25年8月15日3800株0株0倍
25年8月14日3800株0株0倍
25年8月13日3800株0株0倍
25年8月12日3800株0株0倍

当該ページの情報については、情報の正確性のチェックはしておりませんため、誤った情報が表示されている可能性があります。このことについてご留意頂き、投資判断においてはご自身で再度情報の正確性をご確認いただきますようお願いいたします。


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