4299 ハイマックス

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2023 年５月 26 日
各位
会 社 名 株式会社ハイマックス
代表者の役職名 代表取締役社長 中 島 太
（コード番号 ４２９９ 東証プライム市場）
問い合わせ先
執 行 役 員
財 務 担 当
岡田 喜久男
電 話 番 号 ０４５－２０１－６６５５


上場維持基準の適合に向けた計画書に基づく進捗状況について

当社は、2021 年 12 月 22 日に、「新市場区分の上場維持基準への適合に向けた計画書」（以下、「計画
書」といいます。）を提出し、2022 年５月 27 日に 2022 年３月末時点における計画書の進捗状況等につ
いて開示しております。
2023 年３月末時点における計画の進捗状況等について、下記のとおり作成しましたので、お知らせい
たします。
記

１．当社の上場維持基準への適合状況の推移及び計画期間
当社は、移行基準日（2021 年６月 30 日）において、プライム市場の上場維持基準のうち、「流通株式
時価総額」について基準を充たしておりませんでしたが、2023 年３月末時点において、全ての基準に
適合いたしました。なお、当初の基準充足に向けた計画期間は、2024 年３月期末でありました。

流通株式数
（単位）
流通株式
時価総額
（百万円）
流通株式比率
（％）
１日平均
売買代金
（百万円）
当社の適合
状況及び
その推移
2021 年
６月末時点
※1

83,599 9,289 67.3 30
2022 年
３月末時点
※2

83,994 10,106 67.7 22
2023 年
３月末時点
※3

72,941 10,510 58.7 20
上場維持基準 20,000 10,000 35 20
2023 年３月末時点の
適合状況
適合 適合 適合 適合
※1 2021 年３月末の株式分布状況表から保有目的が純投資である株式を含めて、東証が算出した二次判
定の結果に基づき記載。
流通株式時価総額の算定に用いた株式の最終価格の平均値（2021 年４月～６月）は、1,111.1 円。
※2 2022 年３月末の株式分布状況表から保有目的が純投資である株式を含めて、当社が算出した結果に
基づき記載。
流通株式時価総額の算定に用いた株式の最終価格の平均値（2022 年１月～３月）は、1,203.2 円。
１日平均売買代金の算定に用いた期間は、2022 年１月～４月。
※3 流通株式時価総額は、株式の最終価格の平均（2023 年１月～３月）1,440.93 円及び 2023 年３月末
の株式分布状況表をもとに、東証が算出した結果に基づき記載。なお、2021年６月末時点及び 2022
年３月末時点では、保有目的が純投資である株式を含めて算出しておりましたが、2023 年３月末時
点では、保有目的が純投資である株式は含めておりません。
１日平均売買代金は、東証より受領した「上場維持基準（売買代金基準）について」（期間 2022 年
１月～12 月）に基づき記載。


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２．上場維持基準の適合に向けた取り組みの実施状況及び評価（2023 年３月末時点）
2021 年 12 月 22 日に開示した計画書に基づき、以下のとおり取り組みました。
１）現中長期経営計画『Ｃ
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2022』（2016〜2022 年度）の完遂に基づく、事業規模の拡大
2023 年３月期 連結業績の状況
2023 年３月期 連結事業計画目標 2023 年３月期 連結事業計画実績
① 売上高：17,750 百万円
（当該計画期間の年平均売上高成長率 7.0％）
① 売上高：17,331 百万円
（当該計画期間の年平均売上高成長率 6.7％）
次期受注案件の立ち上がりの遅れが発生し
た影響などにより、売上高は当初計画に比
べ、419 百万円の未達となりました。
② 売上高営業利益率：10％以上の確保 ② 売上高営業利益率：10.6％
生産性の向上に努め、利益率が前期実績に
比べ 0.3Point 上回りました。
③ ＲＯＥ：12％以上の確保 ③ ＲＯＥ：13.1％

2016/3期 2017/3期 2018/3期 2019/3期 2020/3期 2021/3期 2022/3期
2023/3期
（予想）
2023/3期
（実績）
売上高
110億 125億 135億 148億 153億 154億 167億
177.5億 173.3億
（利益率）
7.7% 7.7% 7.3% 6.6% 6.6% 8.9% 10.3%
10.0% 10.6%
営業利益
8.5億 9.6億 9.8億 9.9億 10.1億 13.7億 17.2億
17.7億 18.3億
ROE
9.0% 10.7% 9.6% 9.8% 8.8% 11.2% 13.4%
12%以上 13.1%


２）ＩＲ活動の強化による、当社事業への理解と認知度の向上
■ 決算短信の英語版開示
: https://www.himacs.jp/ir/library/result.php
■ 機関投資家・アナリスト向け決算説明会の定期開催及びアーカイブ配信の継続
: https://www.himacs.jp/ir/library/material.php
■ 決算説明会の書き起こし記事配信
: https://www.himacs.jp/ir/library/material.php
■ 従来型またはオンライン形式の個人投資家説明会の定期開催継続
: 2023 年２月 14 日ログミーFinance 主催
2022 年９月８日イベントス主催
■ 『決算のご報告（株主様向け小冊子）』の定期発行継続
: https://www.himacs.jp/ir/library/report.php
■ 『Fact Book（直近 5 年間の業績数値及び経営指標を掲載、英語版）』の継続開示
: https://www.himacs.jp/ir/library/factbook.php
■ 1on1 ミーティング、スモールミーティングを積極的に対応
■ 株主優待制度の継続

３）株主還元策の更なる充実により、当社株式への投資魅力を高める
当社は、株主の皆様に安定的かつ適正な利益還元を継続していくことを配当政策の基本方針と
し、また、連結配当性向の水準は、40％を目安といたします。
直近の年間配当計画は、次のとおりであります。
・2023 年３月期：43 円（連結配当性向 38.6％）
・2024 年３月期：43 円（同 46.3％）


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４）コーポレート・ガバナンスの更なる充実
①取締役会の機能発揮
詳細は、2023 年６月 16 日開催の第 47 期定時株主総会招集ご通知をご参照ください。
第47期定時株主総会招集通知
： https://ssl4.eir-parts.net/doc/4299/announcement2/88751/00.pdf
コーポレートガバナンス・コードの要旨 当社の対応状況
【原則４－８】
独立社外取締役３分の１以上選任

2023 年６月 16 日開催の第 47 期定時株主総会におい
て、取締役選任議案が原案どおり承認された場合、取
締役会における独立社外取締役の比率は、42％と３分
の１以上であります。
【補充原則４－10①】
指名・報酬委員会構成の独立性、
権限・役割等の開示
当社は、任意の指名委員会及び報酬委員会を設置し
ております。両委員会とも独立社外役員が構成員の過
半数を占めており、その独立性は確保されていると考
えております。
各委員会の役割・権限は次のとおりであります。
（指名委員会）
・取締役の選任及び解任に関する株主総会議案並び
にそのために必要な基本方針、規則及び手続等の
制定、変更、廃止
・サクセッションプランの検討・検証の他、取締役
候補者の選任及び取締役の解任に関して指名委員
会が必要と認めた事項
（報酬委員会）
・取締役の報酬の妥当性及び個人別報酬等の内容の
決定方針並びに個人別の報酬案の検討・作成
【原則４－11】
取締役会の多様性
2023 年６月 16 日開催の第 47 期定時株主総会におい
て、女性の独立社外取締役を 2 名選任する議案を付議
いたしました。取締役に占める女性の割合は、28％と
なります。
【補充原則４－11①】
スキルマトリックスをはじめ、
取締役のスキルの組み合わせの開示
2022 年６月 17 日開催の第 46 期定時株主総会招集ご
通知より、記載いたしました。

②サステナビリティ活動推進への取り組み
■ サステナビリティ委員会の設置
サステナビリティに関する方針や重要課題への対応策、取り組み目標などを検討・審議
する他、目標の進捗管理・評価などを行い、定期的に取締役会に提言・報告するために
サステナビリティ委員会を設置いたしました。
: https://ssl4.eir-parts.net/doc/4299/tdnet/2193689/00.pdf
■ マテリアリティ（重要課題）を見直し、ホームページに開示
: https://www.himacs.jp/csr/index.html
■ ＴＣＦＤ提言への対応をホームページに開示
当社グループでは、気候変動問題への対応を重要な経営課題の一つと位置付け、気候関
連財務情報開示タスクフォース（ＴＣＦＤ）提言に賛同いたしました。
: https://www.himacs.jp/csr/tcfd/




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３．取り組みに対する評価（2023 年３月末時点）
以上の取り組みなどにより、2023 年３月末の株式分布表をもとに算出した流通株式時価総額は、
100 億円を上回り、その他の数値基準を含め、全ての上場維持基準に適合しております。
しかしながら、流通株式時価総額及び１日平均売買代金におきましては、上場維持基準を僅かに
上回る水準であり、安定的に上場維持基準を充足させる水準ではないと認識しております。

以 上


※本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績
等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。