1431 Lib Work

2023年６月期通期
決算説明資料
2023年８月10日
福岡証券取引所Q-Board／東京証券取引所グロース
証券コード 1431

財務状況

決算ハイライト
2022年6月期2023年6月期
前年同期比
増減額増減率
売上高
13,761
百万円14,183百万円
422百万円＋3.1%
営業利益
666
百万円299百万円
▲367百万円▲55.1%
経常利益
706
百万円314百万円
▲392百万円▲55.5%
純利益
444
百万円173百万円
▲271百万円▲61.0%
3

2023年6月期
（5月11日の修正予想）
2023年6月期
修正予想比
増減額増減率
売上高
14,200
百万円14,183百万円
▲17百万円▲0.1%
営業利益
266
百万円299百万円
33百万円＋12.4%
経常利益
280
百万円314百万円
34百万円＋12.1%
純利益
155
百万円173百万円
18百万円＋11.6%
4
2023年5月11日に開示した修正予想比

2023年6月期
2024年6月期
（予想）
売上高
14,183
百万円17,000百万円+2,817百万円
+19.9％
営業利益
299
百万円590百万円+291百万円
+97.2％
経常利益
314
百万円600百万円+286百万円
+91.0％
純利益
173
百万円370百万円+197百万円
+113.2％
増減額
（予想）
増減率
（予想）
2024年6月期通期連結業績予想
5

2,125
2,433
2,752
2,766
3,086
3,407
2,974
3,765
5,104
6,597
6,036
9,404
13,761
（百万円）
期初予想は未達成
エリア拡大＋顧客層の拡大
にて集客は好調
2024
年6月期は
過去最高の売上高を予想
３年連続増収
過去最高を達成
17,000（予想）
14,183
2010
6月期
2011
6月期
2012
6月期
2013
6月期
2014
6月期
2015
6月期
2016
6月期
2017
6月期
2018
6月期
2019
6月期
2020
6月期
2021
6月期
（連結）
2022
6月期
（連結）
2023
6月期
（連結）
売上高推移
6
2024
6月期
（連結）

127
144
145
114
116
141
35
195
334
532
144
486
666
177
160
170
168
132
203
53
215
371
573
195
582
706
（百万円）
600
（予想）
開発コストや人件費の増加
世界的なインフレによる
原価高にて営業利益は目標未達
2024年6月期の経常利益は
V字回復へ
営業利益
55％減少
314
熊本地震
新型コロナ
ウイルス
299
590
（予想）
営業
利益
経常
利益
営業利益・経常利益推移
7
2010
6月期
2011
6月期
2012
6月期
2013
6月期
2014
6月期
2015
6月期
2016
6月期
2017
6月期
2018
6月期
2019
6月期
2020
6月期
2021
6月期
（連結）
2022
6月期
（連結）
2023
6月期
（連結）
2024
6月期
（連結）

6.19
2.39
5.85
6.55
5.14
8.11
0.99
8.39
12.61
19.31
6.47
15.69
19.85
7.84
16.74
2010/6 2011/6 2012/6 2013/6 2014/6 2015/6 2016/6 2017/6 2018/6 2019/6 2020/6 2021/6 2022/6 2023/6 2024/6
1株当たり当期純利益（EPS）
※2021年6月期までに実施した株式分割が、2010年6月期の期首に行われたと仮定し、1株当たり当期純利益を算定している。
（円）
EPS推移
8
（予想）

25.1
8.3
17.7
16.7
11.4
15.7
1.9
13.3
18.7
22.8
7.3
13.0
13.1
5.2
10.8
2010/6 2011/6 2012/6 2013/6 2014/6 2015/6 2016/6 2017/6 2018/6 2019/6 2020/6 2021/6 2022/6 2023/6 2024/6
自己資本利益率（ROE）
（％）
（予想）
ROE推移
9

2017/6月期2018/6月期2019/6月期2020/6月期2021/6月期2022/6月期2023/6月期
2024/6月期
（予想）
第1四半期末
― ―5.5円9円4.50円1.4円1.6円1.6円
第2四半期末
―15円６円9円2.25円1.4円1.6円1.6円
第3四半期末
― ― ６円4.5円2.25円1.5円1.6円1.6円
期 末
20円10円7.5円4.5円1.20円1.5円1.6円1.6円
合 計
20円 ー25円 ー ー5.8円6.4円6.4円
配当性向
14.9％17.4％16.2％69.6％29.2％29.2％81.6％38.2％
（実質）1株単
位の年間配当
1.25円
2.1875円
3.125円4.5円4.575円5.8円6.4円6.4円
当社は2020年１月１日付で普通株式１株につき２株の株式分割を実施し、2020年6月期の3Q末及び期末の1株当たり配当金は、当該株式分割の影響を考慮した金額を記載
し、年間配当金合計は「―」とした。さらに当社は2020年10月１日付及び2021年4月1日付で普通株式１株につき２株の株式分割を実施し、2021年6月期の2Q末及び3Q末、
年度末の1株当たり配当金は当該株式分割の影響を考慮した金額。年間配当金合計は「―」とした。
配当予想
10

2023年6月末の株主名簿に100株以上お持ちの株主様には、通常優待としてクオカード1,000円分を進呈。
さらに、1000株以上お持ちの株主様には、プレミアム優待倶楽部で利用可能なポイント（1ポイント＝
1
円相当）を四半期毎に進呈。
※ポイントで交換可能な
商品例
100株以上
通常優待クオカード1,000円分（年に１回）
1,000～
1,999株
優待ポイント5,000ポイント
2,000～
4,999株
優待ポイント12,000ポイント
5,000株
以上
優待ポイント35,000ポイント
プレミアム優待倶楽部ポイント（四半期末日ごとに付与）
７月～９月10月～12月
１月～３月
４月～６月
年４回実施
35,000P35,000P35,000P35,000P
※5000株以上お持ちの株主様は、年間
140,000ポイント付与
株主優待制度
11

事業報告

2020/6期2021/6期2022/6期2023/6期
2020/6期比
3.4倍
デジタルマーケティング集客
13
デジタルマーケティング集客は好調に拡大。オウンドメディア「リブタイムズ」はYahoo! JAPAN
と連携し、トップページのタイムラインへの配信を開始。セッション数の急拡大へ。
「リブタイムズ」の記事コンテンツ提供元は合わせて３媒体に拡大
⚫Yahoo! JAPANトップページのタイムライン
⚫SmartNews
⚫News Suite
Yahoo!JAPANは月間アクティブユーザー
8,400万人を誇るメガポータル。同社が運
営するニュースメディア「Yahoo!タイム
ライン」に「リブタイムズ」の記事が掲載
リブタイムズへリピートすることで
新築戸建の見込み客としてナーチャ
リング（育客）が進む。
昨比
163％
昨比
157％
昨比
133％
デジタル集客 ３年平均
151％増

YouTubeチャンネル「Lib Work ch」は順調に拡大。ショート動画は、すき間時間で視聴ができる
ため、若年層の拡大にも貢献し、ブランド認知とファン化を促進。
ファン化マーケティング
14
100万再生超える動画も
総再生数
総再生数
2,613万回
登録者数
６万人
ショート動画
も好調
YouTubeチャンネル「Lib Work社長の投資＆株Ch」
Lib Work社長の瀬口が語る
「投資や株」に関する
YouTubeチャンネル。
IRや３Dプリンターハウス
における補足説明について
も公開中。
2023年6月30日現在

エリア拡大
15
大分最大級のショッピングモール内にモデルハウスを出店。また千葉最大級の総合住宅展示場へ
モデルハウスを出店。いずれもniko and ...コラボ商品のため顧客層の拡大に寄与。
●パークプレイス大分店
大型ショッピングモールへのモデルハウス出店
は、イオンモール福岡に次いで２店舗目。
●幕張ハウジングパーク店
千葉エリアでの出店は、千葉北店に次いで２店舗目。
今後も関東圏は重点エリアとして出店を継続する。
34店
2020年に策定した中期計画目標の
35店にはわずかに届かなかったが
着実なエリア拡大に。

顧客層の拡大（コラボレーション戦略）
16
コラボレーション戦略を拡大。無印良品・Afternoon Tea・niko and ...に加えて、あらたに
千趣会および再春館製薬所と提携。共同商品開発へ。各ブランドそれぞれが持つ顧客層の獲得へ。
各ブランドそれぞれが持つ価値観やライフスタイルを踏襲した
特徴のある住まいを開発。また千趣会および再春館製薬所は、
多数の通販会員を保有しているため、D2Cも進める。
日々の暮らしの中で、心も身体もいきいきと年齢を重ねると
いう価値観を反映したライフスタイルを提案し、介護の軽減、
コミュニティの創造、生活の質向上などの社会課題の解決に
取り組むことを目指す。
「BELLE MAISON DAYS」の世界観とサステナブルの視点か
ら商品開発を行う。商品リリース後、千趣会の通販カタログ、
通販サイトなどを通じ日本全国のお客様に販売を開始する。

建売事業の進捗
17
３年前にグループ会社となったタクエーホームは約４倍の売上高に拡大。
今後はグループでのシナジー効果を高めるべく、コラボ商品での建売事業へ拡大へ。
売上高
3,663百万円
営業利益
77百万円
タクエーホーム単体での直前期（2023年５月期）実績
４倍
2020年５月期比
売上高
Afternoon Tea HOUSEとコラボレーションした建売の販売に着手。
今後はロープライス商品だけではなく、コラボ商品により高価格帯
の商品も販売し、グループシナジーを高めていく。

IPライセンス事業（住宅業界初）
プラットフォーマーへ加速
18
サブスクリプションサービス「マイホームロボ」にChatGPT機能を追加。その他、あらたに
住宅業界では初の「IPライセンス事業」を開始。今後は、戸建プラットフォーマーへ加速。
●ChatGPTコメントアシスト機能を追加
仮に同じプランであっても、ChatGPTのAIが
お客様それぞれのご要望に合わせて自動作成が可能。
初回提案の準備時間をわずか５分にする
住宅営業支援ツール
●niko and ...コラボ住宅をライセンス化
商標を「niko and ... EDIT HOUSE」とし、全国の
住宅会社や工務店向けに当該商標・意匠デザイン・
販促ツールの利用権を販売する。
集客をはじめとした経営課題解決の支援へ。
記者会見の実施後、日経新聞をはじめ15媒体を
超えるマスメディアにて掲載され、話題に。
2023年5月17日 記者会見の模様

●SBT認定取得
カーボンニュートラルへの取り組み
19
住宅業界初のCFP（カーボンフットプリント）宣言登録を実施。パリ協定の目標達成を目指した
SBT（Science Based Targets）認定も取得。
SBT（Science Based Targets）とは、気候変動問題の国際的な枠組みである「パリ協
定」で定めた目標を達成するための基準。５～10年先を目標として各企業が設定し、科
学的な根拠に基づいて企業の温室効果ガス削減を可視化するもの。SBTは国際的な基準
となっており、CDP・ UNGC（国連グローバルコンパクト）・WRI（世界資源研究
所）・ WWF（世界自然保護基金）の４つの機関が運営。
当社は、基準年を2020年とし、目標年である2030年までに、Scope１及び２において温
室効果ガス排出量を42％削減し、Scope３については温室効果ガス排出量の算定及び削
減することを目標とする。
●業界初のCFP宣言登録
木造戸建てモデル住宅についてSuMPO環境ラベルプログラムのCFP（カーボン
フットプリント：Carbon Footprint of Products）宣言登録を実施。戸建て住宅
建築におけるCO2排出量を算定することで、現段階における環境負荷の大きい
工程や資材について把握した。今後はより環境負荷の少ない資材の利用等に取
り組むことでCO2排出量の削減に努める。また今回の当社のCFP宣言登録を契
機に、戸建て住宅業界においてCFPの算定やCO2排出量の削減の動きが活発に
なることを期待したい。
SBTの目標設定イメージ（出所：環境省）
今後も「サステナブルな家づくり」を通してお客様の豊かな暮らしの実現に貢献すべく、企業の利益創出最大化と
社会的課題の解決を両立追求し、企業・従業員・地域社会・人類・地球環境の継続的発展保護に関する取り組みを
進める。

Appendix

社 名 株式会社 Lib Work（証券コード：1431）
代 表 者 代表取締役社長 瀬口 力
設 立 1997年8月1日
資 本 金 10億1477万3198円
従 業 員 数 332名（2023年6月現在）
売 上 高 141億83百万円（2023年6月期）
事 業 内 容 デジタルマーケティング集客を特色とした戸建て住宅の企画、施工、
販売および不動産関連事業等
本店所在地 熊本県山鹿市鍋田178-1
企業概要
21

戸建関連カテゴリー（土地探し「e 土地 net」など）に特化したサイトの充実・拡大。住宅の専門家によるオウ
ンドメディアやYouTubeチャンネルでの動画配信、異業種コラボによる顧客層の拡大や実店舗による体験など、
顧客の様々なニーズに応えるマルチプラットフォーム戦略により、多方面からの効率的な集客を実現。
今後もデジタル集客の拡大＋全国のパートナーとの提携促進を進める
マルチプラットフォーム戦略
22

モデルハウス集客＋販売
・OPEN後、1年ほどで集客は停滞
→集客コストの増大
・5年後には建て替え
一般的な住宅会社
当 社（DXによる強い差別化）
インサイドセールスによる
モデルハウス送客
WEBはエリアに依存しないため、全国展開が容易
当社は、戸建関連カテゴリーポータルサイトのプラットフォームを運営し、デジタルマーケティング
による効率的な集客を実現。集客コストを下げることによってコストパフォーマンスの高い家を提供。
WEB集客
従来の集客コストを
10分の１まで削減
✓大幅なコストダウン
✓ミスマッチの減少
✓一般的なモデルハウス
集客比３割以上増
デジタルマーケティング集客
23

CG・VRを活用した全棟提案
24
全棟でCG・VRのご提案を実施。長年のノウハウ蓄積により、大幅なコストダウンを実現。
「家は建つまでわからない」という不安を解消し、お客様満足の追及へ。
CG画像
VR画像

「マイナビ・日経 2024年卒大学生就職企業人気ランキング」にて、
当社は九州・沖縄エリアの総合で
19位、住宅・不動産で１位。
「マイナビ・日経 2024年卒大学生就職企業人気ランキング」調査概要
調査期間：2022年12月1日（木）～2023年3月26日（日）
調査対象：2024年3月卒業見込みの全国大学3年生、大学院1年生（調査開始時点）
有効回答数：41,185名
19位
九州・沖縄エリア
（総合）
九州・沖縄エリア
（住宅・不動産）
１位
高い採用力
25

ユニット制
最大４名までの１ユニットを構成
狙い
上長が目が届く範囲
ユニット単位で目標の明確化が実現
一人一人の成果の見える化
効果
高い透明性
タスクの優先順位の明確化
目標達成への個々のモチベーションアップ
環境変化への対応力
リブ式ユニット経営
26

マニュアル作成ツールの活用
社内のノウハウを集約。誰でも簡単に動画等でマ
ニュアル作成と共有が可能。「共有知」で社員教育
を加速。
組織としての知識の蓄積
個々人が有していた知識を一元的に管理。
蓄積されればされるほど資産となりえる。
属人化の防止
特定の人物しか分からないといった知識や
情報の属人化を防止できる。
業務の効率化
一元管理される知識や経験を組織で利用でき、
だれもが同じ水準の業務を担当できる状況が
できあがれば、あらゆる業務が効率化される。
ナレッジシェア
知識とマニュアルをデジタルで蓄積
デジタルで蓄積されているため、全エリアで共有可能
ナレッジシェア経営
27

経営陣中心
従業員及び取引先持株会＋
ESOP（※注）によるオーナーシップ
（全員経営）
※注：ESOPとは、「Employee Stock Ownership Plan（従業員による株式所有計画）」の略。
企業拠出による従業員に対する退職時雇用者株式給付制度を指す。
一般的な企業当 社
従業員持株会＋取引先持株会に加え、当社ではESOP制度を導入し、「毎年全従業員に株式を付与」
することで、オーナー的思考で行動する仕組み。
オーナーシップ経営
28

住宅・不動産業界では珍しく、女性社員が全従業員の約半数を占め、女性活躍企業と認定。
購買決定権者の目線での「動線提案」「暮らしの提案」を実施。
ダイバーシティ経営
29

本資料に関するお問合せ先
株式会社Lib Work 管理部
TEL：0968-44-3559
https://www.libwork.co.jp/
本資料は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、
当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません。
実際の業績等は経営環境の変化等により大きく異なる可能性があります。
本資料についてご注意