8798 アドバンスクリエイト

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証券コード:8798
1
2024年9月期
業績説明資料
(2023年10月~2024年9月)
株式会社アドバンスクリエイト
2025年2月28日

目次
2
01. 過年度決算訂正について
02. 2024年9月期決算概要
03. 主要KPI
04. 2025年9月期通期予想
05. アドバンスクリエイトとは
06.事業戦略
07. サステナビリティ経営
08.appendix

3
01. 過年度決算訂正について

4
過年度決算訂正について
過年度決算訂正について
当社は、保険代理店事業における代理店手数料売上の計上方法として、将来受け取る代理店手数
料の金額を見積り、その割引現在価値合計額を売上として計上する方法(以下「PV計算」といい、PV
計算により計上された売上を「PV売上」という。)につきまして、当社の会計監査人である桜橋監査法
人より、PV計算の結果の一部について実態との乖離が見られるため、見積りの再検証が必要である
との指摘を受けました。
当社は、監査法人からの指摘を受けて、事実関係の調査のための社外の独立した第三者である弁
護士及び社外監査役から構成される調査委員会を組成し、当該調査委員会において調査した結果、
手数料計算システムにおいて発生していた想定外のエラーに対して適切な対応が行われておらず、
PV売上の金額算出のプロセスが精緻ではなかったことが判明いたしました。
なお、PV計算の結果と実態の乖離については意図的なものではなく、当時の経営陣等から担当者
に対して、実態のない売上や一定額以上の売上を計上するような指示、ないし圧力がかかっていた事
実や、当時の経営陣等がPV売上額が不適切となっていたことを認識していた事実は認められません
でした。
本事案を受け、当社はPV計算の実態との乖離額の算定作業を行っておりましたが、この乖離につい
ての影響は単年度のみならず過年度にも及ぶことから、2024年9月期決算発表の延期及び過年度決
算の訂正を行いました。

5
過年度決算訂正について
訂正による過年度業績への影響額
(単位:百万円)
期間項目訂正前訂正後影響額増減率
(A)(B)(B-A)(%)
売上高10,5109,092▲1,417▲13.5
営業損益1,184▲215▲1,399-
経常損益1,095▲304▲1,399-
親会社株主に帰属する当期純損益700▲1,608▲2,309-
総資産10,3128,683▲1,629▲15.8
純資産5,6103,043▲2,566▲45.7
売上高11,0199,446▲1,573▲14.3
営業損益2,041890▲1,150▲56.4
経常損益1,925775▲1,150▲59.8
親会社株主に帰属する当期純損益1,295113▲1,181▲91.2
総資産11,80810,318▲1,489▲12.6
純資産6,7232,974▲3,748▲55.8
連結
2020年9月期
2021年9月期

6
過年度決算訂正について
訂正による過年度業績への影響額
(単位:百万円)
期間項目訂正前訂正後影響額増減率
(A)(B)(B-A)(%)
売上高11,8609,463▲2,396▲20.2
営業損益2,06194▲1,966▲95.4
経常損益2,01548▲1,966▲97.6
親会社株主に帰属する当期純損益1,312▲1,249▲2,561-
総資産12,49110,450▲2,040▲16.3
純資産7,145835▲6,309▲88.3
売上高10,16310,3742102.1
営業損益▲2,020▲1,302717-
経常損益▲2,190▲1,472717-
親会社株主に帰属する当期純損益▲1,769▲2,433▲663-
総資産10,5128,479▲2,032▲19.3
純資産4,643▲2,329▲6,973-
連結
2022年9月期
2023年9月期

7
過年度決算訂正について
再発防止策の策定について
当社は、2024年10月8日付「調査委員会の調査報告書に関するお知らせと再発防止の取り組みにつ
いて」、2024年10月30日付「2024年9月期決算発表の延期及び過年度決算訂正に関するお知らせ」及
び2025年1月10日付「調査委員会の追加調査報告書に関するお知らせ」にてお知らせいたしましたと
おり、調査委員会から調査報告書及び追加調査報告書(以下「調査報告書等」という。)を受領いたし
ました。
調査報告書等では、PV 計算の誤謬の発生原因の分析に加え、内部統制上の要改善事項、及び再
発防止・業務改善策を指摘及び提言されております。
当社は、調査報告書等において指摘された事項及び再発防止・業務改善策の提言を真摯に受け止
め、当社の内部統制上の要改善事項をあらためて認識し、内部統制の強化を当社の最重要課題と位
置づけ、再発防止策を策定し2025年2月21日付「再発防止策の策定と取り組みに関するお知らせ」に
て公表いたしました。
当社は、これらの再発防止策を、内部統制及びコンプライアンス強化の最重要事項と位置づけ、全
社を挙げて取り組み、株主をはじめ投資家の皆様、関係者の皆様からの信頼回復に努め、会社の持
続的成長を通じて保険業界の発展に貢献してまいります。
「再発防止策と取り組みに関するお知らせ」はこちらからご確認いただけます。

8
過年度決算訂正について
再発防止策実施体制

9
02. 2024年9月期決算概要

2024年9月期はアポイント獲得数が減少し、特に協業での実績が伸び悩んだことで減収
一方、コールセンターのコスト削減による人件費及び間接費の減少等により損失は縮小
― 連結業績―
2024年9月期決算概要
10
売上高
7,856百万円となり、前期比2,517百万円の減収
経常損益
営業損益
当期純損益
▲2,250百万円となり、前期比182百万円の改善
▲808百万円となり、前期比664百万円の改善
▲711百万円となり、前期比591百万円の改善

11
2024年9月期決算概要
2024年9月期損益計算書(連結)
※2023年9月期の実績値は過年度訂正を反映させた数値を記載しております。
(保険代理店事業)
コールセンター部門の再構築を進めるうえでの過渡期にあた
り、アポイント獲得数が減少し新規保険面談数に影響(減少)が
出たことで、特に協業での実績が伸び悩んだこと、それに伴う新
規契約から計算されるPV額が減少したこと等により減収となり
ました。
(ASP事業)
乗合保険代理店等へのACPの新規販売が堅調に推移したこと
により、増収増益となりました。
(メディア事業)
保険選びサイト「保険市場(ほけんいちば)」への広告出稿が低
調に推移したことにより、減収減益となりました。
(メディアレップ事業)
前年に比べ受注が伸び悩んだことにより、減収減益となりまし
た。
(再保険事業)
売上高が引き続き堅調に推移したことと、新型コロナウイルス
感染症の分類移行に伴い再保険金支払いが一巡したことによ
り、増収増益となりました。
(単位:百万円)2023年9月期構成比(%)2024年9月期構成比(%)
前年比
増減率 (%)
売上高
10,374100.07,856100.0▲ 24.3
保険代理店事業(生保)
7,10468.55,13465.4▲ 27.7
保険代理店事業(損保)
7677.45356.8▲ 30.2
A S P事業
2582.52993.815.5
メディア事業
2,20221.21,23115.7▲ 44.1
メディアレップ事業
1,28312.46948.8▲ 45.9
再保険事業
1,11010.71,13014.41.8
連結修正
▲ 2,352▲ 22.7▲ 1,169▲ 14.9-
売上原価(変動費)
3,96438.22,07426.4▲ 47.7
売上総利益
6,40961.85,78273.6▲ 9.8
営業費用(固定費)
7,71274.36,49482.7▲ 15.8
営業損益
▲ 1,302▲ 12.6▲ 711▲ 9.1ー
保険代理店事業
▲ 1,822▲ 17.6▲ 1,194▲ 15.2ー
A S P事業
940.91151.521.4
メディア事業
4664.52513.2▲ 46.0
メディアレップ事業
770.7▲ 30▲ 0.4-
再保険事業
▲ 121▲ 1.21071.4ー
連結修正
20.0390.51,562.9
経常損益
▲ 1,472▲ 14.2▲ 808▲ 10.3ー
当期純損益
▲ 2,433▲ 23.5▲ 2,250▲ 28.6ー
一株当たり当期純損益(円)
▲ 111.14▲ 102.26

12
【資産】
資産合計は、前連結会計年度末に比べ1,619百万円減少し6,860百万円となりました。流動資産は、前期末比462百万円減少しましたが、これは主に、未収法人税等の減少409百万円
等によるものです。固定資産は、前連結会計年度末比1,165百万円減少しましたが、これは主に、長期前払費用の減少567百万円及び保険積立金の減少318百万円等によるものです。
【負債及び純資産】
負債合計は、前連結会計年度末に比べ1,024百万円増加し11,833百万円となりました。流動負債は、前連結会計年度末比3,360百万円減少しましたが、これは主に、債権流動化に係る
調整勘定が4,490百万円減少した一方で、短期借入金が1,817百万円増加したこと等によるものです。固定負債は、前連結会計年度末比4,384百万円増加しましたが、これは主に、債権
流動化に係る調整勘定4,348百万円を固定負債に計上したこと等によるものです。純資産合計は、前連結会計年度末に比べ2,643百万円減少し△4,973百万円となりました。これは主に、
新株予約権の行使による新株発行により資本金及び資本剰余金が357百万円増加した一方で、親会社株主に帰属する当期純損失2,250百万円の計上及び剰余金の配当による減少
789百万円等によるものです。
2024年9月期決算概要
2024年9月期貸借対照表(連結)
※2023年9月期の実績値は過年度訂正を反映させた数値を記載しております。
2023年9月期末2024年9月期末増減
6,0595,596▲ 462
1,238994▲ 243
1,2242,158933
588279▲ 308
3,0072,164▲ 843
2,4141,248▲ 1,165
210
172115▲ 57
2,2381,131▲ 1,107
6148
8,4796,860▲ 1,619
未収入金
その他
固定資産
有形固定資産
資産合計
繰延資産
無形固定資産
投資その他の資産
(単位:百万円)
流動資産
現預金
売掛金
2023年9月期末2024年9月期末増減
8,8165,456▲ 3,360
9002,7171,817
4,932441▲ 4,490
2,9842,296▲ 687
1,9926,3774,384
205164▲ 41
-4,3484,348
1,7861,86477
10,80911,8331,024
3,1583,337178
585460▲ 124
▲ 5,624▲ 8,360▲ 2,736
▲ 505▲ 42382
5512▲ 43
▲ 2,329▲ 4,973▲ 2,643
8,4796,860▲ 1,619
資本金
資本剰余金
負債及び純資産合計
利益剰余金
自己株式
その他
純資産合計
その他
負債合計
長期有利子負債
固定負債
その他
      短期有利子負債
流動負債
      流動化負債
      流動化負債(1年超)
(単位:百万円)

13
2024年9月期決算概要
2024年9月期キャッシュ・フロー計算書(連結)
【営業活動によるキャッシュフロー】
営業活動の結果使用した資金は、税金等調整前当期純損失(△)
△2,238百万円、減価償却費81百万円、減損損失1,373百万円、
売上債権の増減額△933百万円、未収入金の増減額308百万円
及び法人税等の支払額100百万円及び還付額429百万円等によ
り、1,674百万円の支出となりました。
【投資活動によるキャッシュフロー】
投資活動の結果使用した資金は、無形固定資産の取得による支
出619百万円及び保険積立金の解約による収入310百万円等に
より、117百万円の支出となりました。
【財務活動によるキャッシュフロー】
財務活動の結果獲得した資金は、短期借入れによる収入1,817
百万円、社債の償還による支出250百万円及び配当金の支払額
791百万円等により、1,512百万円の収入となりました。
※2023年9月期の実績値は過年度訂正を反映させた数値を記載しております。
2023年9月期2024年9月期増減
▲ 206▲ 1,674▲ 1,467
▲ 2,252▲ 2,23814
688113
523▲ 933▲ 1,456
2,2171,115▲ 1,101
555▲ 1,974▲ 2,530
▲ 762▲ 130632
-429429
▲ 668▲ 117551
▲ 2171,5121,729
8491,776926
▲ 789▲ 791▲ 1
▲ 277527804
142914
▲ 1,078▲ 250828
2,2701,191
1,191941▲ 250現金及び現金同等物の期末残高
現金及び現金同等物に係る換算差額
現金及び現金同等物の増減額
現金及び現金同等物の期首残高
投資活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ・フロー
有利子負債に係る収支
配当金の支払額
その他
(単位:百万円)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純損失
減価償却費
売上債権の増減額
その他
小計
税金支払額等
税金還付額

(116)
(4,973)
-6,000
-5,000
-4,000
-3,000
-2,000
-1,000
0
連結純資産
減損処理が
なかった場合
14
2024年9月期決算概要
2024年9月期の債務超過要因
固定資産の減損処理
当社は2019年9月期より新会計基準を適用し、保険
契約ごとの残存有効契約期間の将来手数料収入を、
解約率や無リスク利子率等で割り引いて、現在価値
(PV)を算定し、売上として計上しております。しかし、
当連結会計年度におきまして、当社の会計監査人で
ある桜橋監査法人より、PV計算の結果の一部につい
て実態との乖離が見られるとの指摘を受け、この乖
離を過年度決算の訂正を行うことで是正することとい
たしました。これにより、当期に計上済の売上高につ
いて期首に遡って修正を行い、併せて固定資産の減
損処理を行ったことが、債務超過の大きな要因となり
ました。また、上記に伴い、繰延税金資産の取り崩し
を行ったことも債務超過の一因となっております。
(単位:百万円)
減損処理に
よる押し下げ
2020年9月期~
2024年9月期累計
4,856百万円

0
500
1,000
1,500
2,000
2,500
メディア事業の売上
第28期第29期
15
2024年9月期決算概要
2024年9月期の減収要因
・新契約ANPの減少
コールセンター部門の再構築を進めるうえでの過渡期に
あたり、アポ獲得数が減少し新規保険面談数に影響(減
少)が出たことで、特に協業での実績が伸び悩んだこと、そ
れに伴う新規契約から計算されるPV額が減少したこと等に
より減収となりました。
・メディア収益の減少
保険選びサイト「保険市場」への広告出稿が低調に推移し
たことにより、減収となりました。
0
1,000
2,000
3,000
4,000
5,000
6,000
7,000
28期29期
新契約ANPの推移
直営協業非対面
(単位:百万円)
(単位:百万円)

16
03. 主要KPI

※ANPとは新契約年換算保険料の意味で、月払い保険料5,000円の場合、ANPは
60,000円となります。
※直近四半期については速報値ベースで記載しております。
※2024年9月期3Qより、非対面販売ANPは生保のみを対象としており、過去数値に
ついても塗り替えております。
17
主要KPI
チャネル別申込ANP
(単位:百万円)
2022年9月期
2023年9月期
2024年9月期
四半期別実績
期間累計実績
1,032
963
999
918
901
964
938
867
895
741
839
938
153
196
169
212
193
181
164
132
129
150
176
156
373
407
434
486
494
485
453
374
327
248
246
255
0
500
1,000
1,500
2,000
1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q
2023年9月期2024年9月期
前年比
協  業1,8071,077▲ 40.4%
非対面販売672613▲ 8.8%
対面販売3,6713,414▲ 7.0%
合○○計6,1515,105▲ 17.0%

0
200
400
600
800
1,000
1,200
3Q4Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q
収入保険料(新規・更改含む)
自動車ペット傷害旅行火災自転車その他
0
10,000
20,000
30,000
40,000
50,000
60,000
3Q4Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q
契約件数
更改新規
18
(単位:百万円)(単位:件)
主要KPI
損害保険の状況
2022年9月期2023年9月期2024年9月期
2022年9月期2023年9月期
2024年9月期

19
再保険事業の状況
主要KPI
再保険事業
Advance CreateReinsuranceInc.
<再保険引受保険会社>
2024年9月末現在全9社
生命保険会社:6社
損害保険会社:2社
少額短期保険会社:1社
▶販売した保険のリスクの一部を保険会社から引き受け、再保険料を得る。
▶リスク引受、保険金支払責任を持つことによるお客さまとの関係強化。
▶リスクを共有し健全な保険募集を行うことによる保険会社との紐帯強化。
▶引受保険会社を増やすことにより収益の安定化を図る。
(単位:百万円)
※EEV及び新契約価値の詳細は、2024年11月13日開示の「2024年6月末における再保険子会社のヨーロピアン・エンベディッド・バリューの開示について」をご参照ください。
3,383
2,654
2023年6月末2024年6月末
EEV(再保険事業収益現在価値)
64
26
2022年度2023年度
新契約価値

20
(単位:件)
アバター導入実績
全8社
生命保険会社:4社
損害保険会社:2社
その他:2社
DynamicOMO導入実績
全65社
生命保険会社:6社
損害保険会社:2社
少額短期保険会社:2社
その他:55社
主要KPI
Advance Create Cloud Platform ID 数
※2024年9月30日現在
0
2,000
4,000
6,000
8,000
10,000
12,000
14,000
16,000
20/320/620/920/1221/321/621/921/1222/322/622/922/1223/323/623/923/1224/324/624/9
御用聞き丁稚
Dynamic OMO

0
200,000
400,000
600,000
800,000
1,000,000
1,200,000
1,400,000
20/1221/321/621/921/1222/322/622/922/1223/323/623/923/1224/324/624/9
LINE友だち数
0
50,000
100,000
150,000
200,000
250,000
20/1221/321/621/921/1222/322/622/922/1223/323/623/923/1224/324/624/9
folderアプリダウンロード数
21
〇LINEから相談予約や、チャットで手軽に相談をすることが可能。
〇当社開発の「folder」アプリは、保険の比較・診断・相談・管理ができるアプリ
として、保険業界のインフラを目指す。
(単位:人)
テキストを活用したプロモーション
主要KPI
(単位:件)
125万人
突破
21万件
突破
※2024年9月30日現在

22
04. 2025年9月期通期予想

23
連結
2021年9月期
通期実績
2022年9月期
通期実績
2023年9月期
通期実績
2024年9月期
通期実績
2025年9月期
通期予想
対前期
増減率
売上高
9,4469,46310,3747,856
--
営業損益
89094▲1,302▲711
--
経常損益
77548▲1,472▲808
--
当期純損益
113▲1,249▲2,433▲2,250
--
ROE
3.8%---
-
-
売上高経常利益率
8.2%0.50%▲14.1%▲10.3%
--
配当性向
573.9%---
--
自己資本比率
28.8%8.0%▲27.5%▲72.7%
--
PBR(決算期末時点)
7.8倍25.3倍
--
-
-
■2024年9月期における期末配当は、無配とさせていただきます。
※詳細につきましては、2024年9月18日開示の「配当予想の修正(無配)に関するお知らせ」をご参照ください。
■2024年9月期における株主優待は、下記の内容で実施しております。※100株以上
・大丸・松坂屋フリーチョイスギフトロビン(Webカタログ)4,180円(税込)
・「アドバンスクリエイトClubOff」サービス利用権(国内の提携施設を優待価格で利用可)
※2025年9月期の優待の内容は検討中です。
株主還元~2024年9月期実績~
(単位:百万円)
※過年度の実績値は過年度訂正を反映した数値を記載しております。
※現在精査中のため、2025年9月期予想の記載を省いております。
2025年9月期通期予想

目標とする経営指標
24
ROE
20%以上
80%以上
50%以上
20%以上
-
▲72.7%
-
▲10.3%
2024年9月期
実績
-
-
-
-
目標値
2025年9月期通期予想
2025年9月期
予想
※現在精査中のため、2025年9月期予想の記載を省いておりま
す。

25
05. アドバンスクリエイトとは

26
アドバンスクリエイトは、保険ビジネスの概念を変え、
常に業界に革新を生み出し続けるインシュアテック企業です。
Insurance Agency
保険代理店事業
Media
メディア事業
Media Rep
メディアレップ事業
Reinsurance
再保険事業
Application Service Provider
ASP事業
Business Process Outsourcing
BPO事業
<企業理念>
人生は有限、可能性は無限!
人生とは時間です。今、この瞬間を懸命に生き抜くことで、価値ある人生は生まれます。
私達は、今を生き抜く人に、保険という愛情の経済的表現手段を最高のサービスで提供するとともに、
無限の可能性を創造する人材を育成することで永続的に社会に貢献してまいります。
アドバンスクリエイトとは

27
アドバンスクリエイトの強み
アドバンスクリエイトとは
独自の
WEBマーケティング手法
●国内最大級の保険選びサイト
「保険市場」を運営
●広告代理店に依拠しない独自の
マーケティングにより、大幅な
原価の低減を実現
変化に対して
スピーディーに
対応する企業文化
●企業文化・創業精神を軸と
した教育・研修制度による
人財育成
●非管理職社員への自己投資
支援手当等、社員の自己研
鑽を促す体制を整備
保険専門ソフトウェア
開発の内製化
●専業保険代理店でありながら、
多数のIT人財を擁し、あらゆ
るシステム開発を内製化
●経営陣・営業現場と直結した
システム開発部隊により、顧
客情報管理システム等のア
ジャイル開発を実現

▲2,000
▲1,500
▲1,000
▲500
0
500
1,000
1,500
0
2,000
4,000
6,000
8,000
10,000
12,000
'96/9'97/9'98/9'99/9'00/9'01/9'02/9'03/9'04/9'05/9'06/9'07/9'08/9'09/9'10/9'11/9'12/9'13/9'14/9'15/9'16/9'17/9'18/9'19/9'20/9'21/9'22/9'23/9'24/9
売上高(左軸・百万円)経常利益(右軸・百万円)
業績の長期推移
28
東京証券
取引所
一部指定
膨張による赤字
質への転換
WEBマーケティング
本格化
再保険事業展開
保険ショップ展開
コンサルティング
プラザ体制に移行
ASP事業
展開
オンライン
保険相談開始
メディアレップ
事業展開
東京証券取引所
プライム市場へ移行
アバター活用開始
1995/10/4
創業
ポスティング開始
大阪証券取引所
ナスダックジャパン上場
メディア事業展開
ChatGPTを活用したアバ
タートレーニングシステム
開始
アドバンスクリエイトとは
生成AIを活用した
プロモーション活動

テクノロジーによる進化の歴史
29
1998年ホームページで資料請求受付
1999年保険市場サイト開設
顧客情報管理システム
「御用聞き」開発
2009年スマホ最適化サイト開設
2012年スマホサイト全面リニューアル
Cf.iPhone3G発売:2008年
2013年スマホアプリ「保険市場」開発
2018年保険証券管理アプリ
「folder」開発
2020年オンライン保険相談開始
「Dynamic OMO」開発
Cf.日本で5Gサービス開始:2020年
Cf.新型コロナウイルス流行:2020年
2022年アバター相談サービス開始
2023年ChatGPTを活用したアバター
トレーニングシステム開始
LINEプロモーション戦略
外販開始
アドバンスクリエイトとは
2024年生成AIを活用した
プロモーション活動

30
〇自社でエンジニア、デザイナー等多数のIT人財を擁し、あらゆるシステム開発を内製化。
〇経営陣・営業現場・エンジニアが直結し、アジャイル開発を実現。
(単位:人)
合計:428名
※2024年9月30日現在、役員・顧問等除く
マーケティング部門
12名2.8%
アドバンスクリエイトとは
ソフトウェア開発の内製化とアジャイル開発
コンサルティング
プラザ
134名
31.3%
(事務・庶務含む)
デジタル
コミュニケーション部
お客様サービス部
(コールセンター部門)
126名
29.4%
IT業務本部
インシュアテック部
78名
18.2%
その他管理部門
70名
16.4%
提携事業部
(ASP事業部門)
8名1.9%
75
88
108
115
110
78
0
20
40
60
80
100
120
140
19/920/921/922/923/924/9
IT人財の人数推移

31
06.事業戦略

32
〇営業社員の特性やアバター相談の実績等を踏まえ、当社と提携す
る「AVITA社」の代表である大阪大学石黒浩教授と産学共同で
分析を進める。
〇「AVITA社」とアバター販売代理店委託契約を締結し、保険業界に
アバターシステムの販売を開始。既に生損保会社複数社において
ご導入いただいており、保険業界全体のDX化に貢献。
〇朝日新聞デジタルに当社のアバター利用の記事が掲載。当社と提
携する「AVITA社」の西口取締役副社長COOの「(保険市場がまだ
アバターを使っていなかった)2年半前はアバターに保険の相談で
きるなんて誰も信じてくれなかった」というコメントも掲載。【朝日新
聞デジタル(2024年6月17日)】
事業戦略
独自のアバター戦略

25,000
27,000
29,000
31,000
33,000
従来アバター使用
2024年9月度面談単価
アバターにより
17%向上
〇体況や資産状況など、踏み込んだ話をする必要がある保険募集において、
アバターを使って面談を行った場合の面談単価が、従来のオンライン面談
を行った場合と比較し向上。
事業戦略
アバター面談による生産性の向上
27,151円
31,856円
(単位:円)
33
※「従来のオンライン面談」とは、営業社員がカメラに
素顔を晒して保険募集を行う形態のオンライン面談
を指します。
※2024年9月にアバターを使用して面談を行った営業社
員60名について、同月に同社員が行った従来のオン
ライン面談の実績を算出し、その平均値を比較して
おります。

34
事業戦略
生成AIを活用した独自戦略(1)
〇お客さまからのお問い合わせ対応に生成AIを活用することで、夜間
早朝対応の自動化(当社Webサイトに記載内容の範囲内での応答)
を行う。営業時間外であっても制約を受けずにお問い合わせができ
る等、お客さまの利便性の向上に努める。
〇テキストチャットと音声チャットどちらにも対応しており、お客さまのご
希望・ご状況に沿ったチャット方法を選択できる。
〇今後は、お客さまからのお問い合わせに応対するだけでなく、お客さ
まのご希望の保険商品についてヒアリングを行い、ヒアリングをもと
に資料や保険相談予約のご案内を行う等、更なる機能拡充を予定。

35
事業戦略
生成AIを活用した独自戦略(2)
〇生成AIを活用した営業サポート(アバターAIロープレ支援サービス「アバト
レ」を用いた社員教育)を実施。いつでも何度でも、様々なタイプのお客
さまとの接客ロールプレイングを行うことでき、短期間で多くの接客経
験を積むことが可能となるなど、社歴に関わらず営業社員が活躍でき
る環境を整備。
〇AVITA社の販売代理店として、「アバトレ」の保険業界への提供を推進。
保険会社だけでなく、保険代理店への提供を進め、保険業界全体の接
客品質の向上に貢献していく。

36
〇仮説検証と試行錯誤を繰り返し、独自のマーケティング手法を確立。
〇お客さまと「つながる」ツールは電話からテキストに変化。その中でLINEに改
めて注目、WEBマーケティング×テキストによるアポイント取得スキームを確立。
生成AIの
ショート動画による
プロモーション活動
LINEを用いた
WEBマーケティングの確立
出典:https://www.linebiz.com/jp/service/line-ads/
(表記は2024年11月時点のもの)
事業戦略
マーケティング手法の試行の連続
保険代理店の新入社員
(ACO) | TikTok

100
180
260
340
420
24/124/224/324/424/524/624/724/824/924/1024/1124/12
対面販売ANP
年間を通して
やや上昇基調で推移
37
事業戦略
レガシーな営業と最新テクノロジーの融合
〇レガシーな営業(資産管理型営業を通したLTVの極大化)を目指す。それにより、今後
の営業成績は再成長軌道に入る見通し。
〇アバター相談や生成AIの活用等、業界の先をいく最新テクノロジーの活用を図る。上記
のレガシーな営業に最新テクノロジーを組み合わせることで、更なる相乗効果を狙う。
(単位:百万円)

38
事業戦略
人的資本経営の実践~積極的な人材育成
〇資産管理型営業の一環として、いわゆる「乗り換え販売」・「単品販売」から脱却し、「多種目販
売」を目指す営業教育を強化、徹底する。
〇営業教育のさらなる浸透と若手社員の成長により、今後さらに多種目販売による平均証券数
の増加が見込まれる。
1.45
1.47
1.49
1.51
1.53
1.55
1.57
1.59
1.61
2023年9月期実績
'24/3'24/4'24/5'24/6'24/7'24/8'24/9
平均証券数(多種目販売)
2023年9月期から
平均証券数が
7.33%増加
(単位:件)

39
事業戦略
若手支店長の積極的登用
〇成果面では若手社員が牽引しており、積極的に若手社員を支店長へ登用している。
〇支店長12名のうち、6名を入社4年目が占め(2024年9月30日現在)、若手社員が現場を
引っ張ることで、活気のある組織づくりを目指す。
支店長平均年齢営業社員平均年齢
30.5歳28.2歳
(単位:千円)
1人あたり申込ANP
※2024年9月30日現在
(単位:千円)
1年目
3年目
2年目
社歴7月8月9月
1年目4615021,069
2年目3,1823,2042,906
3年目3,2873,1953,446
0
1,000
2,000
3,000
4,000
5,000
24/124/224/324/424/524/624/724/824/9
1人あたり申込ANP過去推移

40
〇保険に関する経験と知見を持った社員をオペレーターとして配置し、生成AIを活用したアバタートレー
ニングシステム等を活用し研修・教育。より生産性の高いアポイント(面談率の高いアポイント)の獲得
を図る。
事業戦略
アポイントの質と生産性の向上
(単位:%)(単位:%)
0
5
10
15
20
25
30
23/1023/1123/1224/124/224/324/424/524/624/724/824/9
コールセンター部門における正社員割合
正社員割合20%
前後を維持
60
65
70
75
80
23/1023/1123/1224/124/224/324/424/524/624/724/824/9
アポイント面談率
面談率70%以上
高水準を維持

41
〇2024年9月期は、コールセンター部門の再構築を進めるうえでの過渡期にあたり、アポイント獲得数
が減少するも、マーケティング部門とコールセンター部門の連動性が高まってきたことにより、足元では
前年より人員数を抑えながら、同水準以上のアポイント獲得数を実現する目前まで迫っている。
事業戦略
アポイント獲得効率の向上
60%
70%
80%
90%
100%
110%
120%
130%
140%
150%
160%
0
1,000
2,000
3,000
4,000
5,000
6,000
7,000
8,000
9,000
10,000
11,000
12,000
13,000
アポイント取得数(実面談)アポイント取得数(オンライン)前年同月比
(件)

42
事業戦略
(単位:%)
クレジットカード払いの推進
〇保険料支払方法において、口座振替の場合は残高不足等による保険料の振替不能から契約失効と
なるケースがあった。クレジットカード払いを推進することで振替不能による失効を防ぎ、今後の契約
継続率の向上に寄与。
40
45
50
55
60
65
70
23/923/1023/1123/1224/124/224/324/424/524/624/724/824/9
支店新規契約におけるクレジットカード払い率

07.サステナビリティ経営
43

46.3
%
53.7%
〇非管理職社員への「自己投資支援手当」、資格取得などにかかる教材・
スクール費用などを補助する「自己啓発補助制度」、社員のスキルアップを
促す「通信教育制度」など、人的資本の充実に向けた各種制度を整備。
〇本社・支店における働きやすいオフィスの整備、リフレッシュルームの設置など、
性別や国籍等に関係なく、社員の能力を最大限発揮できる環境を構築。
女性管理職比率
あべのハルカスコンサルティングプラザ
リフレッシュルーム
神戸コンサルティングプラザ
オフィス
男性女性
社員男女比率
男性女性
44
サステナビリティ経営
人的資本経営
34.5
%
65.5%
34.4
65.6%

45
サステナビリティ経営
CSR活動
〇近年注目を集めるCSR活動への取り組みとして、下記の協賛や寄付講座を実
施。社会への参画意識を高め、社会課題の解決に向けた取り組みを強化。
関西大学寄付講座
新日本フィルハーモニー
交響楽団「第九特別演奏
会」への特別協賛
(c)K,MIURA

46
※統合レポートの全文はこちらからご覧ください。
情報開示を強化する観点から、2022年より発行を開始。
本レポートでは、1995年の創業以来、「人こそ全て」の信
念に基づいた教育や人財投資等の人的資本経営により、
高い労働生産性と社会価値の創出に繋がっていることを
掲載している。
生命保険協会では調査を希望した生命保険乗合代理店
を4つの視点(「顧客対応」・「アフターフォロー」・「個人情
報保護」・「ガバナンス」)で調査・評価し、「業務品質評価
基準」の基本項目を全て達成した代理店を「認定代理店」
として公表している。
女性活躍推進法に基づき、厚生労働省が定める一定の
基準を満たし認定された企業には「えるぼし認定マーク」
が発行される。
サステナビリティ経営
統合レポートの発行
「生命保険乗合代理店業務品質評価運営」
の認定取得
えるぼし認定

47
08.appendix

48
〇創業からの歴史、当社の収益体制等の詳細については、外部機関による調査レポートをご参照ください。
〇調査レポートは、決算発表やプレスリリース等に基づき、適宜更新されます。
〇下記レポートの他、いちよし経済研究所からも、国内外の機関投資家にレポートを配信いただいておりま
す。また、日経CNBCや株探(かぶたん)においても、当社についてご紹介いただいております。
株式会社シェアードリサーチ
による当社の調査レポートはこちら
株式会社フィスコ
による当社の調査レポートはこちら
日経CNBC
での当社の紹介動画はこちら
株探(かぶたん)
での当社の紹介記事はこちら
appendix
アナリストレポート

商号株式会社アドバンスクリエイト
代 表 者代表取締役社長濱田佳治
所 在 地大阪府大阪市中央区瓦町3-5-7野村不動産御堂筋ビル
設立1995年10月
資 本 金3,337百万円(2024年9月末現在)
事 業 内 容保険代理店、メディア、メディアレップ、再保険、ASP、BPO
従 業 員 数281名(2024年9月末現在、嘱託・再雇用・派遣社員等除く)
決 算 期9月
株 式 市 場東証プライム、福証、札証(コード:8798)
会社概要
49

50
本資料に含まれる将来の見通しに関する記述は、現時点における情報
に基づき判断したものであり、マクロ環境や当社の関連する業界動向等
により変動することがあり得ます。
従いまして、実際の業績等が、本資料に記載されている将来の見通しに
関する記述と異なるリスクや不確実性がありますことをご留意ください。
免責事項

お問合せ先
総合企画部岡田俊哉
TEL06-6204-1193(代表)
メールアドレスacir@advancecreate.co.jp
URLhttps://www.advancecreate.co.jp/
51

次権利日優待利回り貸借区分前日終値
9月26日
(162日)
4.4%
(GL132.2)
非制度信用銘柄0円
優待関係適時開示情報
2024年9月期 (2023年10月~2024年9月)業績説明資料(25/02/28)

当該ページの情報については、情報の正確性のチェックはしておりませんため、誤った情報が表示されている可能性があります。このことについてご留意頂き、投資判断においてはご自身で再度情報の正確性をご確認いただきますようお願いいたします。


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