2736 フェスタリアHD

8月優待銘柄

保有株式数に応じて、「自社オリジナルジュエリー」及び「お買物優待券」が贈られます。

保有株式数自社オリジナルジュエリーお買物優待券
100株以上Wish upon a star Twinkle ペンダントなし
300株以上Wish upon a star Twinkle ペンダント・店舗で使える1,000円の優待券を10枚(10,000円分)
または
・楽天市場の当社商品に使える10,000円優待券(クーポン)を1枚
600株以上Wish upon a star Twinkle ペンダント・店舗で使える1,000円の優待券を20枚(20,000円分)
または
・楽天市場の当社商品に使える20,000円優待券(クーポン)を1枚

2023年11月30日
各 位







上場維持基準の適合に向けた計画書に基づく進捗状況について


当社は、2022年11月30日に「上場維持基準の適合に向けた計画書」を提出し、その内容を開示
しております。2023年8月31日時点の進捗状況等について、以下のとおり作成しましたので、お知
らせいたします。



1.当社の上場維持基準の適合状況及び計画期間
当社の2023年8月31日時点におけるスタンダード市場の上場維持基準への適合状況は、その推
移を含め以下のとおりとなっており、流通株式時価総額については基準を満たしておりません。当社
は、スタンダード市場の上場維持基準を充たすための計画期間を「2025年8月期末」までとしてお
り、上場維持基準に適合するために、引き続き各種取組を進めてまいります。


株主数 流通株式数 流通株式時価総額 流通株式比率
当社の状況
2022年8月31日時点
3,080人 5,998単位 9.3億円 49.9%
2023年8月31日時点
3,046人 6,042単位 9.4億円 50.0%
上場維持基準
400人 2,000単位 10億円 25.0%
2023年8月31日時点の適合状況
適合 適合 不適合 適合
提出している計画期間

2025年8月末

※当社の適合状況は、東証が基準日時点で把握している当社の株券等の分布状況等をもとに算出を行った
ものです。

2.上場維持基準適合に向けた取組の実施状況及び評価(2023年8月末時点)
当社は、基準に適合するため、流通株式時価総額10億円超を目指し、企業価値向上に向けた各種
取組を進めてまいりました。これらの取組の実施状況は、次のとおりです。


会社名 フェスタリアホールディングス株式会社
代表名 代 表 取 締 役 社長 貞 松 隆弥
(コード番号:2736 東証スタンダード市場)
問い合わせ先 常務取締役 姉 川 清司
電話番号 03-6633-9869

① 人材・組織力強化に向けた取組
当社は、持続的な成長及び社会が求める価値を持続的に創造し続けるためのカギは「人材」で
あると考え、人的価値の最大化を目指しております。その実現に向けた取り組みとして、行動基
準「festaria Group エンゲージメントルール」を改訂し、全社的な浸透を図ることに加え、新
キャリアパス制度を策定し、キャリアアップの具体的なゴールイメージと必要要件を明確にする
ことで、共通価値基準をベースに従業員一人ひとりが成長に向かってチャレンジし、やりがいを
生み出す環境作りに努めてまいりました。営業面での人材力強化につきましては、経験の浅い店
長の店舗運営を教育対象店舗に位置付け、専門チームによる細やかなフォローを継続的に実施す
るなど、基礎固めを柱とした人材育成に注力しました。その結果、教育対象店舗の売上高が大き
く伸長したこともあり、店舗一人当たりの生産性は向上しました。一方、業界として人材不足が
慢性化するなか、当社においても店舗スタッフの採用が課題となっていることから、賃上げを含
めた労働環境の改善や採用活動の見直しを図るなど、採用力強化に向けた取り組みを進めました。
しかしながら、2023年8月期後半から人材不足が段階的に解消されたものの、特に最大需要期の
12月において、欠員店舗が散見されたことによる機会損失が拡大したことから、1店舗当たりの
売上は減少しました。

② 事業ポートフォリオの最適化に向けた取組
事業構造改革に向けた取組では、採算性・将来性を重視した店舗政策のほか、ホールセール事業
の縮小を進めるなど、固定費の低減と経営効率の向上を図りました。一方、リソースシフトの一環
として消費や所得の二極化を見据えた富裕層マーケットへの対応強化を推進することで、成長ビジ
ネスへの軌道化が進展しました。

③ DX推進に向けた取組
DX推進による競争優位性の確立に向け、オーダーメイド施策の一環としてジュエリーの3Dデ
ジタルカスタマイズシステムの実装に加え、顧客サービスの向上を目的に、OMO(Online Merges
with Offline)戦略をサポートするCRMシステム「festaria Members Club」をオンラインショ
ップに先行導入しました。加えて、店舗および本社の全ての業務フローを可視化し、DX戦略の実
効性を高めるためのバックエンドの最適化を図るなど、基幹システムを中心にIT基盤の再構築
に向けた検討を実施しました。

④ 商品力の強化に向けた取組
顧客価値を創造する商品開発、品質向上をテーマとして、ブライダルやアニバーサリー施策の
強化を進めるとともに、高まる消費の二極化を見据え、高価格帯を中心に商品ラインナップの拡
充を図りました。また、原材料価格の高騰に対応した機動的な価格戦略の実施や調達機能の強化
に加え、商品開発フローの整備によるベトナム生産工場を基軸とした効率的な生産体制の構築に
よる商品原価の低減を図りました。

⑤ 海外事業の展開
台湾子会社の台灣貞松股份有限公司(日本名:台湾貞松(株))では、アジアマーケットの重要拠
点として、引き続きフェスタリアグループの強みに立脚したビジネス展開を進め、増収増益を維

持しつつ、ブランド力の強化など成長への布石となる取り組みを進めました。
ベトナム子会社D&Q JEWELLRY Co.,Ltd(日本名:ディーアンドキュー ジュエリー)につい
ては、品質管理・工程安定化に注力するなど、SPA企業としてグループ全体での競争力の向上に
努めました。

⑥ 株主還元策による企業価値向上
当社は、株主の皆様の日頃からのご支援に感謝するとともに、当社株式への投資の魅力をさら
に高め、より多くの株主様に当社株式を中長期的に保有していただくこと、並びに、当社グルー
プの商品やサービスをご利用いただく機会を提供することにより事業に対するご理解を深めて
いただくことを目的として、株主優待制度を導入しております。
また、長期的かつ総合的な株主価値の向上と適正な利益還元を経営の重要課題として捉えてお
り、8月末の株主名簿に記載又は記録された株主の皆様に対し、配当を実施しております。

⑦ IR活動の強化及びコーポレートガバナンスの充実
当社は、IR強化への取組として、適時適切な経営情報の開示に努めるとともに、年2回のアナ
リスト・機関投資家向け決算説明会の実施や株主様向けFestaria Holdings Business Reportの
発行等により、1年を通じて株主・投資家の皆様とのコミュニケーションを図っております。コ
ーポレートガバナンスの充実への取組に関しては、コーポレートガバナンス推進事務局を設置し、
情報把握、分析、評価を含めたモニタリング機能の向上を継続的に推進しております。一方で、
中期経営計画に関しては、当社の事業を取り巻く環境変化が著しい状況を踏まえ、DX戦略を中心
に投資計画の見直しを含めたローリングプランの策定を進めております。したがいまして、現時
点では、中期経営計画を公表しておりません。
今後、サステナビリティへの対応や現状の課題、さらに人的投資や知的財産への投資等を盛り
込んだ経営戦略・経営課題を具体的に示した中期経営計画を策定し、公表する方針であります。

3.上場維持基準の適合に向けた取組の基本方針、課題及び取組内容
(1)基本方針
スタンダード市場の上場維持基準に関して、当社は株主数及び流通株式数並びに流通株式比率
については引き続き適合基準を満たしているものの、流通株式時価総額については、依然として
基準を満たしておらず、その主な要因は当社株価の低迷によるものと認識しております。したが
いまして、当社では株価向上を図るべく、収益性の向上と財務体質の改善を進め、業績・事業計
画などを総合的に勘案しつつ、株主還元の維持・拡大を目指してまいります。さらに、IR活動や
コーポレートガバナンスの強化を図るとともに、サステナビリティへの取り組みを推進し、投資
家への認知度と信頼性の向上を図り、適正な株価形成による企業価値の持続的な向上に繋げてま
いります。

(2)株価向上に向けた課題
当社グループは、2020年8月期において、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、事業運
営が大きく制限されたことから大幅な損失を計上し、利益剰余金がマイナスの状況となっており
ます。利益剰余金は、企業の安定や成長、株主還元への主たる原資として捉えており、当社とい

たしましては、早期に利益剰余金をプラスに転換し、将来成長への戦略投資を鑑みながら、積極
的な利益還元を行うための財務基盤構築の必要性を課題として認識しております。
そのような状況を踏まえ、当社グループは、「強みの進化」と「ビジネスモデルの再構築」を中
期の基本方針に掲げ、当社の強みを活かし、付加価値の高い商品やサービスを継続的に創出する
ことで、どのような時代や環境においても持続的な成長を可能とする経営基盤の確立を目指して
まいります。

(3)株価向上に向けた取組
① 人材・組織力強化に向けた人的資本投資の実行
採用に向けた取組に関しては、性別や国籍など属性による多様性のみならず、経験や異なる文
化、専門分野などの多様性を確保するため、様々なバックグランドを持つ人材の採用を積極的に
行ってまいります。また、高い専門性やスキルを保有しているだけではなく、当社グループの企
業理念やビジョンへの共感度を重視した採用を行っており、当社のカルチャーにマッチした成長
ポテンシャルの高い人材の獲得を目指してまいります。
人材育成に向けた取組に関しては、引き続き行動基準「festaria Group エンゲージメントル
ール」の全社的な浸透を図るとともに、社員がより経営的な視点で業務改善に取り組めるような
環境整備やDX推進に伴うリスキリングのサポートなど、成長を後押しする教育・研修機会を継
続的に提供してまいります。さらに、マネジメントスキルや経営スキルの向上に向けた研修機会
を提供するなど、社員がより経営的な視点で業務改善に取り組めるような環境整備を図り、事業
領域の拡大や事業構造の変化に対応しつつ、継続的な成長を牽引する次世代リーダーの育成に取
り組んでまいります。
多様な働き方と女性の活躍推進に向けた取組に関しては、行動基準の遵守を前提とした働き方
や価値観の多様性を尊重し合う職場環境を実現するとともに、ワークライフバランスを重視した
福利厚生や賃上げを含めた各種制度設計を計画的に進めることで、従業員エンゲージメントの向
上に繋げてまいります。さらに、女性の活躍をさらに推進するため、公平な機会提供はもとより、
ライフステージの変化に柔軟に対応しながら継続的にキャリア形成への支援を行うなど、安心し
て挑戦・活躍できるような福利厚生制度の拡充を進めてまいります。

② 事業ポートフォリオの見直しと最適化
事業構造改革に向けた取り組みでは、ブランドの統廃合を含めた事業の選択と集中による固定
費の低減と経営効率の向上を図ることで、利益体質の改善に努めてまいります。加えて、DXを推
進するため、デジタル人材の確保・育成を進めるほか、業務標準化の推進による業務効率の向上
を進めるとともに、将来ビジョンに沿った事業ポートフォリオの見直し、最適化を検討してまい
ります。

③ DX戦略の推進
DX戦略の取り組みとしては、リアル×デジタル戦略を軸とした販売施策やプロモーション活
動を推進してまいります。具体的には、ジュエリーの3Dデジタルカスタマイズシステムの本格
展開を図ることで、顧客ニーズの多様化を背景として高まるオーダーメイド需要に向けたマーケ
ティング戦略の推進によりブライダル売上の回復を図ってまいります。さらに、従来の顧客管理

に加え、新規CRMシステムを全店展開し、幅広い顧客情報の獲得とテックタッチによる再来店の
促進を目指します。また、OMO戦略を意識した魅力的な実店舗及び自社オンラインショップの整
備を進め、リアルとデジタルを融合した顧客にとって有益な購買体験を提供し、店頭スタッフの
提案接客を基軸とした顧客とのさらなる関係強化を図ってまいります。これにより、EC化率を向
上させつつも、LTV(Life Time Value)の最大化により1店舗当たりの収益性向上を実現してま
いります。

④ 商品力及びブランド戦略の強化
商品施策においては、顧客価値を創造する商品開発、品質向上を推進することに加え、高まる
消費の二極化を見据え、高価格帯を中心に商品ラインナップの拡充とオーダーメイド施策のさら
なる強化を図ります。特に、主力商品である“Wish upon a star®”の再成長を目指し、各種施策
に取り組みます。その一環として、伊勢丹新宿本店に“Wish upon a star®”のオンリーショッ
プをオープンし、「上質と共感」をテーマにショップデザインからプレステージラインを中心と
した品揃えまで独自性を盛り込んだ価値訴求に挑戦してまいります。そして、お客様に期待以上
の価値や感動をお届けすることで、お客様からの信頼・共感を獲得するとともに、ジュエリーの
持つ精神価値の訴求とブランド価値の向上に繋げてまいります。

⑤ 海外事業の展開
海外事業については、グループ成長戦略の推進により拡大・多様化する事業領域や役割の重要
性に対応すべく、フェスタリアホールディングス(株)によるマネジメント体制を強化し、グループ
シナジーの最大化を目指してまいります。
台湾子会社の台灣貞松股份有限公司(日本名:台湾貞松(株))では、引き続きアジアマーケット
の重要拠点として、ブランド力の向上を図るとともに、さらなる収益の改善を目指してまいりま
す。
ベトナム子会社D&Q JEWELLRY Co.,Ltd(日本名:ディーアンドキュー ジュエリー)につい
ては、自社ブランドのみならず、OEM生産等を検討し、製造体制の見直しや生産合理化によるコ
スト競争力の向上を進めてまいります。加えて、更なる品質向上や工程安定化を確保することで
SPA企業として最適な製造体制の確立を目指してまいります。

⑥ 株主還元策による企業価値向上
株主還元策に関しましては、株主様のご意見やご要望を踏まえた株主優待制度の拡充を検討す
るとともに、利益還元の主となる配当につきましては、経営環境・業績の状況を勘案しながら、
将来の経営環境や中長期的な事業計画に基づいた投資に充当するための必要な内部資金とのバ
ランスを総合的に勘案したうえで、利益配当の継続的実施並びに配当額の継続的成長の実現に向
けて取り組んでまいりたいと考えております。

⑦ IR活動の強化及びコーポレートガバナンスの充実
当社は、引き続き適時適切な経営情報の開示に努めるとともに、年2回のアナリスト・機関投
資家向け決算説明会の実施や株主様向けFestaria Holdings Business Reportの発行等を通じて
株主・投資家の皆様とのコミュニケーションの充実を図ってまいりいます。また、サステナビリ

ティの実現に向けた活動を含めコーポレートガバナンス体制を継続的に整備し、効果的に運用に
することで、企業価値の向上と継続的な発展に努め、株主・投資家の期待に応えてまいります。

これらの取組内容の着実な実行により、2025年8月期までに一定の内部留保を確保することで、
成長戦略投資を実行しつつも、株主の皆様への利益還元策の拡充が図れる強固な財務基盤の構築を
進めてまいります。加えて、株価向上への重要施策を並行して進めることで、「流通株式時価総額」
が上場維持基準に適合することができるものと考えております。

以上

次権利日優待利回り貸借区分前日終値
8月28日
(154日)
1.34%
(GL0)
制度信用銘柄1495円
優待関係適時開示情報
上場維持基準の適合に向けた計画書に基づく進捗状況について(23/11/30)

優待基礎データ

8月

【100株】オリジナルジュエリーなど
市場価値:不明

利回り

利回り区分利回り(100株)
配当利回り0%
優待利回り1.34%
総合利回り1.34%

※優待利回りについて、市場価格が不明なものは比較のために公称価格に対して独自に係数をかけています。例えば、カタログギフトは0.6倍、食品は0.5倍、自社商品は0.4倍などとなっておりますので優待利回りについてはご参考までにご覧くださいませ

株数毎の必要金額

株数概算必要金額
100株約15万円
300株約45万円
600株約90万円

当該ページの情報については、情報の正確性のチェックはしておりませんため、誤った情報が表示されている可能性があります。このことについてご留意頂き、投資判断においてはご自身で再度情報の正確性をご確認いただきますようお願いいたします。


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